いやもうね…今回はとくに…言葉にならんですわ。
Stewart Lee御大です。
オレ、いつも思うんだけど、ガーディアンのコメディ評論の人と仲良い友達になれると思う。大抵のもの読んで同じ価値観。→http://www.theguardian.com/stage/2015/aug/23/stewart-lee-a-room-with-a-stew-edinburgh-fringe-review
チケットは平日まだとれる。
(リンクを探すためにググったらTelegraph紙はもはやネタとして、他にレビュー書いてるウエブ媒体があるのを発見。KYなのかネタにされたいのかネタにされるとも思ってないのか 汗)
【お詫び】最近のGo Johnnyの記事は、すっかりいつも読んでくださる人対象の文章という、もはや海外コメディの普及にネガティブ影響を起こしているのではないかくらいな酷く偏った文章になっています。すみません。もし英国コメディに最近目覚め、本格的に楽しんでみようという方で、Stewをご選択の方は、あの笑いを理解するために事前知識が必要かと思います。
Go Johnny I からは こちら
Go Johnny II からは こちら
【完全無敵の75分】
今回も(近年の)例年どおり、BBCのComedy Vehicleで収録するネタを試すwork in progress。最初の30分、残りの30分、そして10分くらいのカジュアルちっくな導入ネタを、という構成です。ネタは全部で”6本”用意し、その日の観客に合わせてアレやる、コレやる、という前置きからスタートします。 (注:丸呑み信用しないでください)”オレが観た回”は「Daily Telegraph紙による酷評」についてからはじまり、「中流階級をテーマに敷いてのBAFTAでグレアム・ノートンに負けた話」、そのときの状況により「イスラムの話か別のネタ」…の構成でスタート。
Stewのすごいところは、
①どんどん「メジャー」へと地位を戻しまくり、もはやどんなに頑張っても「マイナー」とは呼べない状況ななか、常に「メジャーにはなれず、コメディ界のつまはじきで、中流階級のつまはじき」なキャラを堂々正当化させて展開する、一見dead endにみえて、非常にフレキシブルな笑いのスタイルと完全無敵のスキルが芸術品である。
②フタをあけると実は全部仕込みネタなのに、完全に騙され、「コレはもう一回みて確認しなきゃ?」と再び客に足を運ばせるXファクターが常にある。
前にも書いたかもしれないですが、じつはここ3−4年のレビューの質の悪さが原因で、特定のレビュワーさんら以外、観ようかな、と思うものは自分の物差しだけで判断しておるのですが、いわゆる世間一般でいうところのオレ的4つ星と5つ星の差って、この②なんです。もう一回観たいと思うかどうか。近年の例をあげると2−3年前のトニーさんとかニック・ヘルムとか、バスデンさんのお芝居とか。去年はダントツでリアム君。(今年じつはそのもう一回観たいほどのモノがまだ見つかってないんだよなー…。)
Stewの場合、今回2回いかなくてすんだのは、もはやメジャーすぎるので、他の日に行った友人らがいるから。ネタについて細かい確認ができたんです。
③Stewart Leeの中にいるStewart Leeはじつはめちゃくちゃいい人で、そのめちゃくちゃいい人な部分が、今回ポロっとでちゃってたのがすごく感激だった。具体的に言うと、じつはオレが行った日にあの!!Limmy が!!!客席に!!!奥さんと!!!たんです!!!
それでですね、Stewはグレアム・ノートンとBAFTAのルーティンのときに「自分は自分が一番の芸人だとは思ってないけど、多分、この会場にも自分より上の芸人さんがいるけど…」って言ったんですよ。おおっ?!もしや、客席にLimmyがいるのを知ってるのか?!と思って、このクダリも友人らに確認したところ、やはり! このようなくだりは友人らのときには一切なかったそうです。ほらーじつはいい人なんですよー。てかLimmyは最高で永遠のアイドルです(違
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