イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2021年7月5日月曜日

極めてボー・バーナム的な観点から、プロミシング・ヤング・ウーマン/Promising Young Woman観ました!(ネタバレはしていない。多分)

 どうもこんにちは。

プロミシング・ヤング・ウーマン、7月16日にTOHOシネマズ、日比谷クイント他で全国公開、7月9日先行公開!

公式HPは https://pyw-movie.com/


<見るまでの経緯>

トレイラーをチラ見した時に


ボー君(注:ボー・バーナム)を見つけまして。しつこいようですが、基本ボー・ウォッチャーなので、一刻も早くチェックするのが望ましいのですが、こうした映画・TVシリーズの「出没」は今までも数々あったので、今回もそんなレベルかな、と、たかをくくってですね、イギリスではロックダウン中の4月にSKY TVで配信開始になったにも関わらず、16.5ポンドをケチって視聴してなかったのです。

もちろん作品としての評判が高いので、ボー抜きでも観ないといけないやつなのですが、どうしても16ポンドの有料配信に腰が重くてですね、何をおいても絶対に見ないといけないJudas and the Black Messiah(*) ですら、観てなかったんです。

今回、やんごとなき理由で乗った里帰り便の(注:現在政府指定のホテルで強制隔離中)JAL機内エンタテイメントで本作を発見し、ラッキーとばかりに視聴しましたところ、ウソだろ??というくらいボー君出てまして! そりゃそーですよね、だってキャリー・マリガンの相手役なんですもんね。

<オフィシャルのあらすじは>

30歳を目前にしたキャシー(キャリー・マリガン)は、ある事件によって医大を中退し、今やカフェの店員として平凡な毎日を送っている。その一方、夜ごとバーで泥酔したフリをして、お持ち帰りオトコたちに裁きを下していた。ある日、大学時代のクラスメートで現在は小児科医となったライアン(ボー・バーナム)がカフェを訪れる。この偶然の再会こそが、キャシーに恋ごころを目覚めさせ、同時に地獄のような悪夢へと連れ戻すことになる……。(公式ウエブサイトより)

<簡単な感想>
面白かったです。決して理想的ではないですが、一応は正義が勝つので、見やすいと思います。ビジュアル的にかわいいし。同じ男女間の(社会)問題を取り扱っているナタリー・パラミーディスのネトフリ配信の「ネイト」を未見の方は、ぜひ、合わせて見ていただけたら。ただし後者はパンチが強すぎるので、見やすいとは言えないです。

ボー君って、芸人としてのボー・バーナムを知る知らないで、かなり印象変わってくると思うんで、制作者側がボー君を起用したのが、完全狙いというか、そのダブル・スタンダードを最大限に利用してプラス効果に変換してたなぁ、と。

基本的に30ボーのイメージがないというせいもあり、「おおおおおおこんなことを」「おおおおおおあんなことを」といちいち驚くわけですね。細かいところまで。正直大したことはやってないんですよ。そしてそれが、とてもスイートだったりとか、とても「真実」や「純粋」に見えたりとかする。で、こうした「おおおおお」効果を出すボー君が、この映画が導いていくジェンダーにおける社会問題の根深さや、Me Too問題の複雑さや難しさを表現するのにベストだったなーと。

<いよいよ本題>
作品的には特にどうでもいい事項ですが、やはりボーウォッチャーとしては、ビジュアル印象的にコスプレですか?のレベルでバラエティ豊かなボーが映ってておおおおお、と。これはレポートせねば、と思いました。

まず、ほぼほぼよく見る感じのディフォルト・ボーから始まって



かわいいアメリカンダイナーで、チェックのシャツに白いジャンパーというパステルカラー・ボー 


小児科医ボー。小児科医ですよ! 


幸せボー。ストレートに幸せを感じるホワイト・アメリカン青年ボー。基本、芸人ボーはこのイメージから真逆のところにおり、お前のま●こは観覧車級のデカさと歌っているのも記憶に新しいので、衝撃的です。


小児科医、別バージョン


んでもってスーツ・ボーですよ!スーツ・ボー!




以上です。(あの、字幕ですが機内で字幕出ない選択がなくて、やむなく中国語を・・・)

*大文字&太字で訴えてるのは、日本公開が未定?のようだからです。あり得ないです。なんでですか?この作品が公開未定の日本に怒りを感じます。マジで。