イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2015年4月2日木曜日

2015年2−3月にみた英TVコメディの感想です

研修試験と引っ越しでブログ更新ができず、まともに映画も観れずにおりましたが、TVコメディだけは相変わらずきちんとみてました。 以下、その感想です。 

待望のMoone Boy Series 3が始まりました。 

ご存知クリス・オダウドさんが自分の子ども時代をベースに作り出した90年代のアイルランドの小さな町、ボイルに住む少年マーティンと彼のimaginary friend ショーンを中心に巻き起こるファミリーシットコム。S1で大盛り上がル一方、S2がフニャー、な感じでしたが(→ゆえにあまり感想をアップしていなかったと思います…)S3は再びかなり面白いです。S3でマーティン君扮する男の子ももはや11歳ではなく13−4歳くらいになっているはずなのに、ぜ、全然っていうほど様子が変わらないのがグーです。あの子、大人になってもあんな感じなのかしら…(汗)あそこまで最初に出て来たときとまったく変わらないのも、才能かもしれない… 

待望のUncle Series 2が始まりそして終了しました。

S1についての感想はこちら。

S2も超ハイクオリティをキープして終了しました。今回の注目はS1でニック・ヘルムのPV監督さんが全話の本編を共同執筆しているところです。S1E6からS2E1への繋げ方の巧妙さと、E2以降の“本編中ずっと笑わせつつも最後にじんと泣かせる”という芸達者なスクリプト、そしてS2では完全に各レギュラーキャラが役者のなかにとけ込んでいるため、S1よりも言動が自由に見えるのに違和感がない。とんでもないシロモノです。まだキャッチしてない方、UNCLEは絶対におすすめです。DVD購入の価値があります。マジです。

【備考1】Moone Boyのマーティンはまったく変わらない一方ですね、S1とS2でのエロール君の成長っぷりには、おかーさん頭痛が…(汗)これ以上大きくなるとつらいわー。つらい…。
【備考2】UncleのS2E6にリアム君が出てた! ソニーと契約したとかっつーヘンテコ・バンドのリーダー役ででてました。TV映えだんだんしてきました。相変わらずちっちゃいけど、セリフが沢山あるので目立ちます。3人組みのバンドだったので両脇はもしかしたらSheepの残り2人かもしれません。残り2人はまったくセリフがなくてセリフがあるのはリアム君だけだった…。いくらリアム君だけピンで異常に才能があるからって、3人そろって出演のときにえこひいきしていたら仲間割れしちゃいそうだから、Sheepsの残り2人じゃないのかもしれません。。。(ちなみにオレ、よほどのことがないかぎり、この先一生Sheepsを高額なお金をだしてチェックしないと思う。ちょっとPenny DreadfulsとThom Tuckさんみたいなケース…) 

HOUSE OF FOOLS S2は多分S1より気に入ってます。 
http://www.bbc.co.uk/programmes/b04wsm1f

(まともに紹介したことなかったので、BBCのリンクを直接はりつけます)
Vic and Bobと愉快な仲間たち*でおくる究極の(高品質)おばかコメディです。S1は色々な経緯からVic and BobのBBC発による(いわゆる)sitcomが久々になってしまったせいで、このノリが(自分のなかで)戻って来るのに時間がかかり、その結果、S2ほど楽しめてないかな…という状況です。つまりS2がむちゃくちゃ面白いってことです。ホントに面白いです。 

* その愉快な仲間たちの中には新入りが確実に入っておるというのは、Vic and Bobの生産物のお約束であり、このHouse of Foolsでは、はい、Daniel Simonsen君ですね。今年の夏のエディンバラにも来るっぽいので、マジで楽しみです。

【備考】非常に感じ悪—————いこと言わせてください。
ツイッターでVic and BobやHarry Hillに関して、日本語のツイートをするアカウントさんで結構フォロワーさんがいらっしゃるような影響力のある方が、まったく根拠のないネガティヴコメントをするのをみかけました。根拠や理由が言えないなら、やめてください。面白くないっていうなら、理由もつぶやいてください。「なんとなく」とか「わからない」なら、いわないでください。「好みではない」「趣味ではない」という言い方に変えてください。「面白くない」は間違いであり、あなたのその一言で、あなたのフォロワーさんたちが誤解する。 彼らがいかにすごいレジェンドであるか、先代からどんな影響を受け、90年代以降にどんな影響を及ぼしていて、今でもどれだけカリスマであるか。今でもライブツアーでどれだけ非情なチケット争奪戦が行われるか…この事実を前にして、根拠のない「面白くない」は常識として許せません。

 「Nurse BBC2」はキャラクター・コメディの達人が腰を上げてエッジなことすると、「ホレ、オレにやらせてみろよ。きちんと仕事するってのは、こういうこと。お手本にしてくれ」っていうようなコメディができますね、なコメディです。  

http://www.bbc.co.uk/programmes/b055th4w

とある平和な町にすむ様々な心の病や問題を抱えた人々を訪問する看護士、という設定で繰り広げるキャラクター・コメディ。構成的には「The League of Gentlemen」です。この制作チームは「Little Britain」や「Come Fly With Me」もやっており、多分同じなのじゃないかしら…?と思っています。

このコメディの軸にいるのは、Harry and PaulそしてFast Showなどで何回かGo Johnnyでもふれている超ベテランPaul Whitehouseせんせい (このへんあたり)。もともとラジオ・シリーズだったものをTV化にしたという、ルートまでクラシックです(昔はラジオ・シリーズで人気や話題になるとTV化されました。つまりラジオ・シリーズはパイロットっぽい役割も果たしておったのです)  このコメディのエッジなところは、やはり取り扱う題材が【病んでいる人】という点。今まであの人とかこの人とか、大物さんがチャレンジし、相当な波紋を呼んでいましたね。そこを踏まえた上での「英国ベテラン職人芸人の答え」って感じです。リアルを追求しているので、究極なオフビートの笑いです。どっかんどっかんHouse of Foolsみたいに笑っちゃうっていうおばかはありません。すごいのは、この病んでいる人々を対象にぷっとなったときに「笑っていいのかな?」と疑問に思ったり、罪悪感/後ろめたさを感じない」という点です。これはどうしてなんだろう。このカンフォタビリティななんだろう、とじつは今も考えています。ポール・ホワイトハウス氏が愛を込めてこのキャラクターたちを作り上げているからかもしれないです。全キャラクターに共感できるからかもしれない。 

BBC のオンラインコメディシリーズが面白いです。 
http://www.bbc.co.uk/programmes/p02hzh91

2月14日のバレンタインをテーマにしたオンラインコメディシリーズが異常にハイクオリティです。とくにLimmyとNick Helmは絶対におすすめ。Nick Helm Nick Helmって別にごひいきにしてるわけじゃないのだけど、ホントにこの人、いいもの作るようになりました。Limmyもめちゃくちゃ褒めてました。

 Ordinary Lies観てます 
http://www.bbc.co.uk/programmes/b05nc3gv

BBC1のOrdinary Liesはコメディじゃなくてドラマなのですが、Jason Manfordとマッケンジー・クルック君が出演しているので、一応コメディ枠としてご紹介。1話完結なのだけど登場人物と設定が同じなので群像劇オムニバス形式です。まだ1話目しかみてなく、マッケンジー君は無言で終ってしまいましたが、Jason Manfordのアッパレな勇気とど根性と迫真?の演技に株が上がりました。ご本人自らの過去(→さんざん叩かれた)を反映するかのような役柄とプロット展開で、よく腹括ったよな、と(笑)面白かったです。

 Workaholics S5 (亜米利加の放送を無理矢理キャッチアップ)とBrooklyn Nine Nine(Channel 4のS2放送を人並みにキャッチアップ)ちゃんとみてます。

Workaholics S5については毎週どこかの時点で実況でつぶやいてますが、ベン・スティラーのゲスト出演回であるS5E2とブレイクが書いてたE6だったかな?を除いては、ぎゃー面白かった!!!って騒ぐほどでもなし。外部から作家さんが入ると内輪ウケなダラダラ感を脱し、キュっとしまって面白さのレベルがアップします。しつこいようだけどE5のダース脚本回はその意味でも最悪でした。また今シーズンはカイルの監督クオリティがすごくレベルアップした気がするのです。