こんにちは。
パンデミック中だけでS1のぞいて3回回してるくらい大好きなAlways Sunny in Philadelphia。待ちすぎた新シーズンが12月から放送開始となり、前代未聞のレベルで心をときめかせ、各エピソードを盲目的に溺愛しております。
この文章を書いている時点で第6話まで視聴しておりますが(アップするころは8話まで見てる気もする)、ギャングがフォレストガンプのような奇跡を次々起こしていくシーズン・プレミアをかわぎりに、新事実が次々と明らかに! いままで当たり前と思っていたギャングの面々のあれこれにおいて、意外な真相が(いくつも!)隠されていたのですよ。というわけで、以下は、超ネタバレです。楽しみにしてらっしゃる方は気を付けてください。
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【新事実その1】
デニスがあんな(笑)デニスになったのは、フランクのせいだった
デニスといえば、キング・オブ・ナルシストで、女性のことを自分の性を満たし、自分がすげえって思えるための道具くらいにしか考えてない人間ですが、どうももともとこんなカスではなかったようなのです。パディーズパブを始める前、もともとはまっすぐなとってつけたような好青年だった。ところが、大学時に、「父さんのビジネスを見学して、ビジネスを実践で学びたい」とフランクが「ビジネス」をしているところを見ちゃったのが運の尽き。カスの道を全速力で駆け抜ける人生の始まりだったようです。
【新事実その2】
ディーがあんな(笑)ディーになったのは、ローラースケートで転倒&頭を打ったからだった?
ディーといえば、悪態つきの究極の自己中の、職業「女優」という名のルーザーですが、もともとは清純な「お嬢さん」といっても言い過ぎではない女子学生だったようなのです。放送禁止用語なんて彼女の耳に入るのはもってのほか、人にやさしく、思いやりを持った、フレンドリーな笑顔が魅力的なみんなの人気ものという、今までのディーの反対用語すべてを寄せ集めたような人格だった。ところが、チャーリーとマックが当時働いていたローラースケート場で転倒&頭を打って、人格激変。おなじみのディーが誕生したようなのです。
【新事実その3】(追記:第8話でやっぱりアイリッシュだったことが判明)
マックのルーツは、アイリッシュではなかった。
個人的に、この新事実のマグニチュードがでかすぎて、笑いが今も止まらないです。
今シリーズのハイライトは、なんといっても、(ディーが史上初でメイン役をゲットし、ロケ地のダブリンへファーストクラスで行けることになるのですが、泥酔(させられ)て寝てるすきにデニスたちにギャング全員分のバスのチケット購入費に使われ、)みんなでダブリンに行くことなのですが、その目的の1つが、アメリカ人よくあるあるの「オレのルーツをたどる旅」なんですよね。で、マックといえば、アイリッシュがルーツって揺るぎがたい事実みたいになってますから、マックのお母さんに教えてもらったHouse of McDonald の住所を手掛かりに、ダブリンの街を歩くわけですよ。
でも、お母さんが教えてくれたその場所にそびえたつのは… マクドナルド。(お母さんのキャラのおかげで、ベタなオチにならないんだな 爆)マックはお母さんのところに電話するわけですよ。あむ・あい・あいりっしゅ? 救いをもとめて問うマック。しかし、おかあさんの返事は、棒読みの、のー。じゃ、じゃあ何なの? マックの人生とアイデンティティがかかった重要な問題。しかし無残にも、お母さんの口からでたのは、
DUTCH
でした…。
オランダ人!!!
マック、オランダ人!!!
アイデンティティのために(偏見と自分勝手な都合の良い解釈による信仰で)超カトリックだったわけですよ。マックといえば、カトリック、バッドボーイズ気取り、タフガイ、マッスルマン、なんですよ。なのに!オランダ人!!!今までの「カトリック」信仰ブイブイはどうするのよ! この後、残されたアイデンティティは「ゲイ」だ、と言ってるあたりで、なんじゃそら(笑 ではあるんですけどね。プロテスタント的なネタを楽しみにしてます。
【新事実その4】
チャーリーは、読み書きできないのではなかった
チャーリーといえば、最低限の常識がないとか、言動すべてにおいて秩序的なものがないとか、何を言ってるのかわからん、何を書いてるのかわからん、とか、その反面、たまに驚愕のヒットを飛ばす、なんてこともある、ギャングのなかでも、オッズが無茶苦茶高い万馬券、みたいな感じのところがありますが、今回、アイルランドに子供のときからペンパルがいて、そのやりとりがじつは英語ではなく、ゲーリックだったという新事実が! ペンパルからゲーリックを学んでいたため、ダブリンで古文書もすらすら読んじゃうんです。
【新事実その5】
チャーリーのリアル、お父さん発覚 (フランクじゃなかった!)
爆。なんとチャーリーのお父さんは、子供の時にやりとりをしていたペンパル、シェリー・ケリーだったのです! アイルランドの片田舎でチーズ屋さんをやってて、チャーリーを遠くからずっと見守っていたのです。ゲーリック語でペラペラと会話をするチャーリー(Reddit内でアイリッシュのファンが、アイルランドのゲーリック語むちゃくちゃ上手にチャーリーしゃべってると。全然ナチュラルだって言ってました)自分のルーツそして初めて父子が出合います。
しかし!チャーリーのいるところにはフランクあり。それまでシリーズはフランクが父親の可能性が一番高いというネタもたくさん展開してきたし、この長期間で微妙な父子っぽい関係もすっかり築かれ定着しているわけです。第6話はかなり寂しいエピソードです。フランクがかわいそうになる(泣きそうになりますね)。フランクに同情とかできる余地はないはずなのですが、ダニーデヴィートの演技力のすごさにあらためてファン一同感服でした(Redditですが)
とりあえず、こんなところだったかしら?5個も根底を揺るがす新事実が発覚するシーズンってすごくないですか?! どうも今回デニスが結構多くの脚本を担当してるからじゃないか、って言われてますが? 残りのエピソードも楽しみでしかたがありません!!