イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2015年8月10日月曜日

エディンバラ フリンジ Edinburgh Fringe 2015 死ぬまでヒーローのBrendon Burnsせんせい観ました

何人もヒーローがいて、恐縮なんですが(でもその数は一桁だと思う)ブレンドンせんせいは人生の生き方師匠です。道のない場所行きたかったら、そこに道作れよ。どうせやるんだったら、その道個人仕様にするんじゃなくて公道になるくらい立派な道作れよ、っていうコメディを行く芸人さんです。(あ、オーストラリア人です)


フリーフリンジです。詳細はこちら。フライヤー一枚作ってないし(何年前のお姿のポスター使ってるんですかって画像です)、一切媒体インタビューもない。ものすっごいわかりづらいところ(地図で説明できないところ)でやってるんですけど、ファンがみんなききつけて押し寄せているので、開演時間の1時間くらい前には現地に到着して並んでいないと、席の確保があやしくなります。他の芸人さんたちと違って、観たいヤツはみんな入ってこい!なんですが、立ち見で1時間はさすがにツライので…。


ちょっとだけ過去記事が見つかりました。キャリアとファン歴両方長過ぎて、きちんと紹介することを放棄している様子だ…。 →このリンク先でも書いているように、オレの気が遠くなるほど長いフリンジコメディ体験で、1998年に観た(注:中毒中)、予期せぬ「気が変わって自分のショーをやめちゃって観客全員連れ出して、CowgateからPlayhouseまで歩いていって、別のショーの野次飛ばしに行く」ショーになってしまったブレンドンせんせいを超えるものは、今後世間的にもでてこないんじゃないかと思ってます。2004年(注:リハビリ後&超クリーン)、自分が喋ってる最中に、ビール買ったりトイレに出たりするお客にむかついてショーの真っ最中にトイレ休憩時間をつくったあげく、休憩後にビールもって入ってこようとしたお客のビールを取り上げ床に叩き割っただけではあきたらず、そのお客追い出しちゃったブレンドンせんせいを超えるものも、今後世間的にでてこないんじゃないかと思ってます。

ブレンドンせんせいをみるたびに、やっぱりナマだよ、コメディはナマが一番だよ、と再確認します。落ち着いちゃったばっかりのときのチューニング期間をのぞいて、いつも業界をひっくり返すようなことやってます。最近では、昨今のコメディビジネスに対抗するため、既存のコメディクラブや劇場ハコ&呼び屋をすべて避けまくり、ファンからダイレクトに資本をつのり、カフェや図書館、映画館、本屋などいたるところでライブやっちゃうOutside the Box Tourがすごく注目を集めています。ええ、とことんパンクなんです。

口を開くと笑いの芸術なのと、C-word F-wordがすごいのと、観客への愛ある罵倒もすごいです。そんなわけで、今podcastを録音しながら頻繁に違うネタでやってるはずです。どんなこと喋ってるかは、こちらで。で、コレが!ナマのオーディエンスを前に喋るときの最高感はほかにないです。ぜひ観てください。本当だったら最低10£の価値はある。しかしフリーフリンジにしてくれてるから、最低5ポンドでおっけーよ、だそうです。ホントにそうだと思います。

しかし、この間からはじめたばっかりのポッドキャストのはずなのですが、喋るたびに録音してるので、エピソード数が気が遠くなるほど溜っている…(汗)





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