いやもー、これ、個人的に大好きですわー!!
今年のFoster's Comedy Awardノミネート者です。売り切れちゃってるのですがリンクはります。
(ノミネート発表になる前に、チケット買っといてよかったーーーー。)
(あっこの人、この角度からシャッター推すとイケメンになるんだ。こういう俳優さん前にもいたな。たしか吸血鬼役のイギリスの俳優だったな。名前忘れちゃった)
エディンバラに来始めたのが2013年からということですが、もともと劇団/役者畑の人っぽいですね。年齢を考えても(30すぎてるらしい。もっというと32歳らしい)…。
すばらしいマルチ・メディアなクリエイティブ劇でした。モーパーゴさんがBBCRadio 4に出演しインタビューされるという設定で進行するというレイヤー1。番組のMCとモーパーゴさんとの対話&関係というレイヤー2。”インタビューの合間にかける音楽”とジャケ写をベースに作り出す”キャラクター”コメディというレイヤー3(→この音楽/ヴァイナルLPがこの劇のキモ)
この3つのレイヤーが、それぞれ独立しながらも融合するのです。
ビジュアルとサウンドと脚本が別々でありながらもシンクロするように。
あまりにも予想外な創造力から紡ぐお話は、途方もなくビタースイートで、途方もなくナンセンスで、驚愕のスキルと技術で。ビジュアルとものの見事にシンクロするラップは、この劇で一貫していた「コメディ」のデリバリースタイルの集大成ともいえるべき箇所で、この当たりから、あまりの芸術点の高さに、涙が出てそうになるくらいでした。
ラストも、じつは、このビジュアルと音とコメディのあまりの完璧なシンクロに笑って感動しながら涙が…!! ホントにホントにこんなにすごいモンだとはまったく思っていませんでした。
今後モーパーゴさんはROyal Courtとかでブイブイ言わす作家になってくれるんじゃないかと期待しています。Will Adamsdaleのように。Tom Wigglesworthのように!!!
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