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2015年8月13日木曜日

エディンバラ フリンジ Edinburgh Fringe 2015 観た。今や(たぶん)Man DownでおなじみのMike Wozniakさん観ました。

観ました。前から一度見たい見たいと思っていたのに、気がつくと売り切れで観れなかったマイクさんです。そそ。Man Downのです。
(多分賞取りレースでノリノリの頃だったからなのかもしれません)


さ、さんじゅうごさい(汗)Greg Davisと同い年くらいなんだとばっかり思ってました。

マイクさんまでFree Fringeです。詳細はこちら。

猫がですね…。
一昨年エディンバラで3週間巡業し、エクセターにある家に帰ったところ、車から猫がぴょーん。どうもエディンバラから間違えて連れて帰ってきてしまったようなのです。マイクさんは長時間かけて家に戻ってきたのに、また超長時間かけてエディンバラに向かうことになります。なぜなら車からたまたま、ネコがぴょーんとでてきたところを、近所のおばちゃんに観られちゃったから。マイクさんはethical なので、そのまま放っておくことができず、猫を追いかけてしまったのでした…。にゃんこの運命、そしてマイクさんの飼い主探しの旅がこのショーの基本的なプロットです。

マイクさんのスタイルは、とても人間くさいHarry Hill系で、ホントにツボでした。この猫の飼い主探しは、マイクさんがethicalであるために起きた結果で、他にもethicalでいるために、色々なことに妥協できないんでいるんですよ。その妥協できない自分に疲れ、ぜいぜいいいながら、「ちょっとさ、みんな、真剣になろうよ、僕はethicalなんだから。みんなでここは真剣に。落ち着いて」と小休止して、ランダム・ファクト(事実データ)を観客のチョイスで話すんです。この小休止(伏線)と猫探し(本線)がパターン化するんですね。今思い出しても笑えます。

最後のオチもアートでキレイに落としてあって。自分、趣味の基本がパンクなので、スパンと落ちてるのが好きです。

ステージおりて、料金をわたすときに、同じ位置で立てるんですが、思ったよりマイクさんの背が高くて、おお!と思いました。もっとちっちゃい人かと思ってたんですが、よく考えたらGreg Davisの隣りにいたら、誰でもミニミニになりますよね。はい。




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