イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2022年1月17日月曜日

リッキー・ジャーヴェイス主演、After Life Season 3 アフター・ライフのシーズン3観ました(もしかしたらこれをネタバレというのかも…)

シーズン1についてはこちら

シーズン2についてはこちら

予告編は↓



以下は感想です。ネタバレになっちゃうのかな? (てかS3,プロットないも一緒ですけど・・・)

シーズン3は、びっくりするくらいシーズン2のGroundhog Day堂々巡りの毎日が壊されず、シーズン1最後でたどり着いたリジリエンスも忘れたかのように、カメラロールは回る回るよぐるぐると…。でした。

タイトル通り「アフター・ライフ」なので、(奥さんいなくなって)この世のライフはどーでもいい人の話で、その気持ちが何一つ変わることはないんだよ、っていう話でした。群像劇に見えて、この(奥さんいなくなって)この世のライフをどーでもいいと思っている人が主人公、その他は脇役、っていう立ち位置がものっすごいくっきり!してるんで、群像劇的な人間模様の深みとインパクトはなかった。

S2の感想の最後で

「追記:個人的にはこれで終わり。あってもこの後スペシャル1本か、どんなに頑張ってもS3で終わるのが一番いいと思います。先が見えないもん。これだけの才能のアッセンブルなので、リッキー独裁政治じゃなくて、各自キャラクターでインプロさせるイアヌーチ・スタイルにしたら広がると思うんだけどなー」

と書いてたんですけど、もう本当に、このS3の最終話をS2の最終話かクリスマス特番かなんかでやればよかったんじゃないの? と思っているのが、本音です。

が!

1)UKコメディの素晴らしき才能がアッセンブルしまくっているシリーズなので、リッキー・ジャーヴェイスの力でS3まで引っ張って、(パンデミックで経済苦しい中)みんなへ手厚い出演料を振る舞えたのなら、そしてこの才能高き人々を世界中のネトフリウォッチャーたちが認識することができるのであれば、オレはそれこそが一番のS3の存在価値ではないか!と思います。なのでこれはこれでいいのです。

2)第4話が素晴らしいです。第4話にTim Keyが出ているのですが、「もしかしてTimKeyがフリースタイルでやったんじゃないか?」と思えるくらい素晴らしくTim Keyなのです! ものすごい笑える。Tim Key好きならめちゃくちゃ!大爆笑のピュアゴールドです。

3)あと第5話でマイケル・スパイサーさん出てたりして、こちらもおお!と思いました。

4)ラストシーンで、実はトニー死んでた?なんていうことを言ってる人がいたのですが、オレはそういうことじゃないと思います。細かいことを説明すると、シャレにならないくらいのスポイラーになってしまいそうなので、(何しろ他に見所という見所が・・・)説明しないでおきます。


以上です。恐ろしいくらいここを観てくださいみたいなバスデン・ポイントもなかったので、とても静かな感想に・・・ 

2021年12月22日水曜日

【超ネタバレてます!】フィラデルフィアは今日も晴れ、最新シリーズ(It's Always Sunny in Philadelphia Season 15)がやばすぎです! 怒涛の新展開&新事実発覚に爆笑と涙が止まらない

こんにちは。

 パンデミック中だけでS1のぞいて3回回してるくらい大好きなAlways Sunny in Philadelphia。待ちすぎた新シーズンが12月から放送開始となり、前代未聞のレベルで心をときめかせ、各エピソードを盲目的に溺愛しております。

この文章を書いている時点で第6話まで視聴しておりますが(アップするころは8話まで見てる気もする)、ギャングがフォレストガンプのような奇跡を次々起こしていくシーズン・プレミアをかわぎりに、新事実が次々と明らかに! いままで当たり前と思っていたギャングの面々のあれこれにおいて、意外な真相が(いくつも!)隠されていたのですよ。というわけで、以下は、超ネタバレです。楽しみにしてらっしゃる方は気を付けてください。

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【新事実その1】

デニスがあんな(笑)デニスになったのは、フランクのせいだった 

デニスといえば、キング・オブ・ナルシストで、女性のことを自分の性を満たし、自分がすげえって思えるための道具くらいにしか考えてない人間ですが、どうももともとこんなカスではなかったようなのです。パディーズパブを始める前、もともとはまっすぐなとってつけたような好青年だった。ところが、大学時に、「父さんのビジネスを見学して、ビジネスを実践で学びたい」とフランクが「ビジネス」をしているところを見ちゃったのが運の尽き。カスの道を全速力で駆け抜ける人生の始まりだったようです。


【新事実その2】

ディーがあんな(笑)ディーになったのは、ローラースケートで転倒&頭を打ったからだった?

ディーといえば、悪態つきの究極の自己中の、職業「女優」という名のルーザーですが、もともとは清純な「お嬢さん」といっても言い過ぎではない女子学生だったようなのです。放送禁止用語なんて彼女の耳に入るのはもってのほか、人にやさしく、思いやりを持った、フレンドリーな笑顔が魅力的なみんなの人気ものという、今までのディーの反対用語すべてを寄せ集めたような人格だった。ところが、チャーリーとマックが当時働いていたローラースケート場で転倒&頭を打って、人格激変。おなじみのディーが誕生したようなのです。


【新事実その3】(追記:第8話でやっぱりアイリッシュだったことが判明)

マックのルーツは、アイリッシュではなかった。

個人的に、この新事実のマグニチュードがでかすぎて、笑いが今も止まらないです。

今シリーズのハイライトは、なんといっても、(ディーが史上初でメイン役をゲットし、ロケ地のダブリンへファーストクラスで行けることになるのですが、泥酔(させられ)て寝てるすきにデニスたちにギャング全員分のバスのチケット購入費に使われ、)みんなでダブリンに行くことなのですが、その目的の1つが、アメリカ人よくあるあるの「オレのルーツをたどる旅」なんですよね。で、マックといえば、アイリッシュがルーツって揺るぎがたい事実みたいになってますから、マックのお母さんに教えてもらったHouse of McDonald の住所を手掛かりに、ダブリンの街を歩くわけですよ。

でも、お母さんが教えてくれたその場所にそびえたつのは… マクドナルド。(お母さんのキャラのおかげで、ベタなオチにならないんだな 爆)マックはお母さんのところに電話するわけですよ。あむ・あい・あいりっしゅ? 救いをもとめて問うマック。しかし、おかあさんの返事は、棒読みの、のー。じゃ、じゃあ何なの? マックの人生とアイデンティティがかかった重要な問題。しかし無残にも、お母さんの口からでたのは、




DUTCH


でした…。




オランダ人!!!

マック、オランダ人!!!


アイデンティティのために(偏見と自分勝手な都合の良い解釈による信仰で)超カトリックだったわけですよ。マックといえば、カトリック、バッドボーイズ気取り、タフガイ、マッスルマン、なんですよ。なのに!オランダ人!!!今までの「カトリック」信仰ブイブイはどうするのよ! この後、残されたアイデンティティは「ゲイ」だ、と言ってるあたりで、なんじゃそら(笑 ではあるんですけどね。プロテスタント的なネタを楽しみにしてます。


【新事実その4】

チャーリーは、読み書きできないのではなかった

チャーリーといえば、最低限の常識がないとか、言動すべてにおいて秩序的なものがないとか、何を言ってるのかわからん、何を書いてるのかわからん、とか、その反面、たまに驚愕のヒットを飛ばす、なんてこともある、ギャングのなかでも、オッズが無茶苦茶高い万馬券、みたいな感じのところがありますが、今回、アイルランドに子供のときからペンパルがいて、そのやりとりがじつは英語ではなく、ゲーリックだったという新事実が! ペンパルからゲーリックを学んでいたため、ダブリンで古文書もすらすら読んじゃうんです。


【新事実その5】

チャーリーのリアル、お父さん発覚 (フランクじゃなかった!)

爆。なんとチャーリーのお父さんは、子供の時にやりとりをしていたペンパル、シェリー・ケリーだったのです! アイルランドの片田舎でチーズ屋さんをやってて、チャーリーを遠くからずっと見守っていたのです。ゲーリック語でペラペラと会話をするチャーリー(Reddit内でアイリッシュのファンが、アイルランドのゲーリック語むちゃくちゃ上手にチャーリーしゃべってると。全然ナチュラルだって言ってました)自分のルーツそして初めて父子が出合います。

しかし!チャーリーのいるところにはフランクあり。それまでシリーズはフランクが父親の可能性が一番高いというネタもたくさん展開してきたし、この長期間で微妙な父子っぽい関係もすっかり築かれ定着しているわけです。第6話はかなり寂しいエピソードです。フランクがかわいそうになる(泣きそうになりますね)。フランクに同情とかできる余地はないはずなのですが、ダニーデヴィートの演技力のすごさにあらためてファン一同感服でした(Redditですが)

とりあえず、こんなところだったかしら?5個も根底を揺るがす新事実が発覚するシーズンってすごくないですか?! どうも今回デニスが結構多くの脚本を担当してるからじゃないか、って言われてますが? 残りのエピソードも楽しみでしかたがありません!!


2021年11月1日月曜日

スポイラーなしネタバレなし:エドガー・ライト監督最新作ラスト・ナイト・イン・ソーホー/Last Night in Soho観ました。

 日本では、12月10日公開ですね。さすがエドガー・ライト監督。日本もさすがに、さっさと公開してくれますね。

https://lnis.jp/

特報映像というのが公開されていますね。

映画サイトに何一つ書かれてないですね。こちらでもトレイラーしか情報がなかったかも。

なので、以下は、何一つ知りたくない!!という人はやっぱり読まないほうがいいかもしれません・・・ただ、お話(のさわり部分)を含めて、全力でネタバレ的なことにならないようにしています。



【ストーリーは・・・】

’ものすごい田舎に住んでいた純粋で(60年代のものが好きな)女の子がロンドンのファッションカレッジに入学を決めてロンドンSOHOへ。そこで・・・’


以上

です。


【ネタバレ自体はしないで感想言います】


1)恐怖は美しい

ジャンルとしては「ホラー」(がメイン)と言っていいのではないかと思います。

で、オレはホラーに特化したギークではないので、あまり自信を持って言えないのですが、美しさを追求したホラー、または、ホラーを通して美しさを追求する映画、としては史上最高と言っていいんじゃないでしょうか? 美しいんですよ。新作なのにクラシック映画のような品まである。これは60年代が映画の中で鍵を握っているせいもあるかもしれないですが、60年代が絡んでいれば誰にでも作れる「品」じゃないです。この「品」は、アートとは何かのこたえの一つかもしれない。

2)監督ファンと映像ファンは涙する傑作

エドガー・ライト監督といえば、完璧主義で、1フレーム単位でとことん思い入れがあり、その時に描きたいこと、作りたいことを究極につめて、自分で敷いた一線を越える妥協なしで、形にする監督さんじゃないですか。ベイビー・ドライバーの時にも同じことをブツブツ言ってボロボロ泣いてた気がすることで、1)と関連するんですが、そんな究極な「想い」みたいなエネルギーが美しさと映像を通して放たれていてですね。

オレ、もともと、そういう感じの音楽とか絵とか映画とか芝居とか(コメディとか)に遭遇するとボロボロ泣いてしまう習性があってですね。年取ればとるほど悪化してる感じではあります。で、Last Night in Sohoの序盤に近いところで、映像的にすごすぎるくだりがあるんですよ。そこで涙腺がぶっ壊れちゃって、鼻水すすって泣いちゃいまして。

どこで涙腺がぶっ壊れたか、っていうと、まさに予告編で見せてくれてるあのアイコニックなくだりです。主人公の女の子が見る鏡に写った彼女の姿が60年代の彼女とは別人の女の子っていうところ。そこからいいしばらく、監督からの宣戦布告なのだろうか、と思うくらいの映像マジックが展開するのです。鏡で覆われた壁で鏡の中の女の子を移しながら、その鏡にはまるで写ってない別の女の子が半円形の階段を降りてボール・ルームへ降り立つ。そこから先々にいくつも散りばめられてある「鏡」を、観る者はチェックせずにはいられない心理を手玉にとるかのように、鏡という鏡に「超リアル」に別の女の子の姿を映し出すんです。

そしてマネージャーと交互に入れ替えての女の子のダンスシーン。その滑らかな美しさといったら。自分に課した尋常ではない挑戦に、人間が可能なレベルを超えたかのようなきめ細やかな仕上げ方と完璧さで勝ってしまう。

そんな地点に達するまで一体どんな苦悩と苦労とハードワークを乗り越えてきたんだろう、と偉人が偉人となるまでの、想像だにし得ない道のりが脳裏に(→想像できないんですけど!)フラッシュして、涙腺ぶわっ!です。

ちなみに、ストーリー的にはむしろ起承転結の「起」で、ワクワクするところでして、まるで場違いなので、隣近所に思いっきり振り向かれちゃって(こいつコロナか?みたいな)ヒンシュクものでしたが・・・

3)間違いなく、最低2回は映画館で観たい

二転三転するプロットは、確実に予測を裏返してくれたし、特に女子が納得できる展開だったので、ホラーは一切苦手!ということでなければ、(客を怖がらせるためが第一目的で作られていないと言い切っていいんじゃないかな、と思うので)2回は堪能してエドガー・ライトゾーンにどっぷり浸かりたいですね。

この映画が日本でも大成功するのだろうな、と信じてます!

2021年10月2日土曜日

最近(英国で観れるコンテンツで)観たコメディ的なTVシリーズの感想です。超主にホワイト・ロータスWhite LotusS1で、あとは後はセックス・エデュケーションSex Education S3とかです

 こんにちは。2日前に朝の気温が1桁になり、ヒーターを3時間ほど入れたスコットランドのエディンバラよりお届けしております。今日も最高気温は12度。まだ10月が始まったばかりなのでこれ以上のヒーターのスイッチオンは避けたいところです。ユニクロ極寒サーモが大活躍です。ありがとうユニクロ。超極寒があるおかげで、この時期から極寒サーモを抵抗なく着れるのです。

 というわけで、今回も引き続き日本で配信しているか無関係に「こんな素晴らしいものを観てしまいました!」と叫びます。そこ!!そこの某区の方々!これを読んだらぜひですね、オレを120%信用して、日本で放送してください!! 


WHITE LOTUS 

アメリカはHBO, イギリスではSKYで放送。超!イチオシです。

そもそもHBOなので、ほぼほぼあなたの時間は無駄にしないのですが、これは観ないとダメなやつです。なぜならガチの真剣勝負でマイク・ホワイトが作って監督してるやつだからです。でも注意してください。マイク・ホワイトには、オレは2つの顔があると思ってて、一つはジャック ・ブラックとタッグを組むとき。「スクール・オブ・ロック」とか。もう一つはマイク・ホワイトが一人で突っ走りやすい環境にあるとき。(例えば Chuck and Buckとか。この時期のジェニファーアニストンを起用したThe Good Girl  とかMagic Magic ( 邦題がトランストリップ)。ホワイト・ロータスは完全に後者です。

余談ですが、オレがマイク・ホワイトのファンになった導入口って、王道の「スクール・オブ・ロック」じゃなくて「Chuck and Buck」からなんです。エディンバラ国際映画祭で話題だったの(なのでファン歴長いよ!)。で、スクール・オブ・ロックが日本でも話題になった時、便乗してマイク・ホワイトの過去作品としてChuck and Buckが日本に持ち込まれた時期があったじゃないですか。「うわ!この作品めちゃくちゃ名作なんですよ!ぜひ!」って当時よく一緒にお仕事させてもらっていた方に、*こういう*エネルギーで勧めまして。でその方、見に行ったんですが(注:試写なのでお金はかかっていない)「あんな悪趣味なものを勧めるなんて…。嫌悪感でいっぱいになりましたよ。あれを本当にいいと思ってるんですか(→あなたの人間性を疑うと言っている)」ってマジギレされて、相当落ち込んだことがあります。その方は、Tenacious Dをオレに職務命令したくらいの趣味の方だったので…

というわけで、ホワイト・ロータス、どのレビューも5つ星の絶賛ですが、多分、万人ウケ用じゃないということは、ご理解いただけたかと思います。はい、オレと同じ趣味の人は、今年の最高傑作出た、と思うと思います。

あらすじ

舞台はマウイ島にあるゴージャスリゾートホテル「ホワイト・ロータス」。ここに滞在する金持ちホリデー客とホテルのスタッフたちの1週間を描きます。(くれぐれも、「マリーゴールドホテルで会いましょう」みたいのを、期待しちゃダメですよ!!)

この1週間後の空港待合のところからドラマは始まります。若い男性が一人で離陸前のラウンジに座っていると、向かいに座っている老夫婦が話しかけてくる。ハネムーンでその男性はやってきていて、これから帰るところだ、と。夫婦は彼がホワイトロータスに滞在していたと聞くと「あらそこ殺人事件があったところ?」と。そして男性に「お嫁さんはどこにいるの?」と無邪気に尋ねるのです。そこで男性はにっこり笑顔で返しエフオフ。カメラはパーンし窓ガラス越しの飛行機に、木箱のお棺が運ばれる様を映し出し、ズームアウト。

もちろん、これだけで、これからオチを想像できると思ったら大間違いです。

主な登場人物は以下の通り。今回の作品に限り、通常ならどーでもいいはずのカッコ内、ダーク・ユーモアのカギの一つを握るので、わざわざ書きました。そういうタイプのダークさです…。

  • 男性・女性新婚カップルのシェーンレイチェル。シェーンは不動産エージェントで、家がすでに大金持ちの大金持ちです。レイチェルは超可愛いフリーランスのライターで超庶民。(白人)見た目は玉の輿です。一番いいスイートルーム、パイナップルルームをブッキングしたはずなのに、なぜかランク落ちのスイートに案内され、シェーンは激怒。クレーム入れても変更にならず(他の滞在客がいるため無理)もともと全てをアレンジした母親にいいつけて、対応してくれないホテルのマネージャーを懲らしめてやろう的な方向に進んで行きます。
  • インターネット・サーチ・エンジンを立ち上げ大成功を遂げたCEOのニコル (白人)
  • ニコルの旦那さんマーク。ホワイトロータス滞在時にはキンタマ癌の検査の結果待ちで、メンタル的にものすごいローポイントにいます。その後もある(彼にとって)”ショッキング”な事実が明らかになり翻弄されます(白人)
  • ニコルとマークの娘、オリヴィア(白人)。大学2年生で、この旅行に”お気に入り”の友達ポーラ(POC)を連れてきています。
  • ニコルとマークの息子でオリヴィアの弟クイン(白人)。いわゆる「負け組」系の子で、オリヴィアからも虐げられています。*ちなみに演じてる役者くんがEighth Gradeエイス・グレードに出演してた子だったと知っておおおおおと思ってます。
  • 母を亡くし、心の傷も多くしょっているタニア(白人)
  • タニアにえらく気に入られるホテル内のスパ・マネージャーのベリンダ(POC) タニアに見初められてビジネス独立の可能性が見えてくるのですが・・・
  • (忘れちゃならない)このホテルのマネージャー、アーモンド(ゲイ)もと中毒者で現在はクリーンなのですが、客対応のストレスがたまる中シェーンのクレームとホテルオーナーやトラベルエージェントのプレッシャー、さらには偶然届けられた「落し物袋」をきっかけに、壊れ出して行きます・・・

まるで罪の意識も間違っているとも夢にも思わずするっと露出しちゃう本性がダダ漏れするスクリプトが秀逸すぎます。例えばですけど、マークとニコルが「ダイバーシティを優先の時代、クインみたいな白人の男性が一番差別されてしまう」って、シレっと、スルっと、家族のなんでもない会話に紛れ込んでるんですよ。その自然体の演出とかが逐一、マイク・ホワイトだーーーー!(感涙)(もちろん役者さんもすごいのはわかっているのですが)

1シーズンたったの6話なんですけど、本当に素晴らしいので、ぜひ!見れるようなら見てください!!


SEX EDUCATION S3 

S1の感想はこちら

S2の感想はこちら

S1&S2でもハイスクールドラマとかコメディが英国で少ない中、このシリーズはSkinsシリーズレベルの傑作シリーズだ!とギャーギャー騒いでますが、そのレベルはS3もキープされているかと思います。まだまだ引き続き見る価値はある。エピソード3は特に秀逸でボロ泣きエピソード!バイナリー問題を含めてジェンダーをここまできちんと汲み取ってくれているシリーズはまだまだ少ないので、本当に続いて欲しいです。

ただ、前シーズンでハイスクールのイメージがガタ落ちし、その結果スポンサーの危機に陥っているので、汚名挽回せねばならないと、アダムのお父さんではなく、新しい校長先生が起用され、スクール改革を行う辺りのプロットがちょっとディズニーのハイスクール・ミュージカルのレベル・・・かなぁ。手厳しいこと言っちゃってすいません(汗)

ゴシップ的な感想を言うと、オーティスがうざいです。オレはアイザックとメイヴに幸せになってもらいたいし、アイザックの方がうんといいのに、オーティス(あいつ自己中だし)がうだうだ出たり入ったりして@#$$%^&VDRT^%$EDFNJU&(ネタバレしないよ!)

まじでどっかいってください!!!

と1分1秒願ってます。

あのな、一時の感情とかビビッと感なんかどーでもいいんだよ。そんなもんでいろんなdecision makingするクセつけると後で後悔するぞ。ビビッと感でやるときは、自分の人生に影響ない事柄だけにした方がいいし、それが恋愛なら恋愛自体がメンタル含めて人生に影響ないようにした方がええ。メイヴ、アメリカいけ!

と、メイヴに向かって叫んでます。

以上です。

2021年9月13日月曜日

(多分)2021年8月くらいから観ているイギリス中心のオススメの海外コメディ番組です Ladhood S2, Code 404, The Cleaner, Bloods とか。

 

こんにちは。いつも、これがオススメだぜ!日本でもNetflixとかHuluとか配信されてると思うので絶対観てね!と確認もせずテキトーなことを言っているせいで、まるで日本では配信されていないものばかりを羅列している、全く役に立たないエントリーをしつこく、続けます。


 Ladhood Series 2 (BBC3)


シリーズ1の感想

TVシリーズになる前のラジオシリーズの時の感想 (なんと6年前…滝汗)

ここまできちんと追っているのは、オレ様がこのクリエイターであるリアムくんのピン芸(=執筆とスタンダップ)にズッポリハマった経緯があるからです。気がつけばもう「くん」と呼んでられない、三十路半ばに近い人ではないか… 時間というものは、ちょっとお茶休憩をしている間に10年近く過ぎてしまいます…いつまでたっても活動が再開しない作家さん(→大ファン)の時間軸をこっそり疑い、インタステラー現象呼ばわりしている場合ではなく、地球の時間自体がおかしいのかもしれません・・・

このシリーズは、現代のリアムくんが、セカンダリースクール時代を振り返るモノローグ基盤のコメディドラマで、シリーズ2はGCSE後のリアム君とその仲間たちを描いておりますが、シリーズ1に比べ、プロット展開に洗練さがものすごい目立ちます。はっきり言って、S2の第1話は本当に秀逸で、プルプル震えました。現代のシーンと回想シーンがパラレル進行し、上手にオーバーラップするんです。言葉とか光景とか細部に渡ってリンクをつけている。そうすることで、回想シーンにより臨場感が湧く。今年は個人的な理由でEnglish literatureという専攻科目について考えさせられる経験をしましたが、こういう作品を輩出できる技量と才能を育むことにもつながるのなら、オックスブリッジのEnglish Literatureはいろんな意味で守られていかなければならないのではないか、とすら思ってしまいました。

ここに出てくるリアムくんとその仲間たちは、今後ドラマや映画で大活躍して行くと思います。その意味でも注目しておいたほうがいいのではないでしょうか・・・


CODE 404  Series 2 (SKY TV)


シリーズ1の感想

英国エンタメ好きには、出演するドラマをどれも素晴らしいものにする魔法を使える超人気俳優、スティーヴン・グレアムとダニエル・メイズの2人がでちゃってるコメディシリーズ。かつ、(リチャード)ガッド・ファンは必見のシリーズですね。シリーズ1がオススメなので、シリーズ2も当然おススメさせてもらいます。

シリーズ1の最後でロイがひた隠しにしていた秘密がジョンにバレてしまい、(まさか生き返るとも思わなかったので、というのはいいわけになるのかわからないですが、というか言い訳する必要があるのか、という話ですが)ジョンがロイをディッチ、別の人とパートナーを組みます。またシリーズ1ではヤク中でやさぐれてた囚人ガッドさんが実はもっと大きな組織の重要な手先であり、今まで未解決だった事件の情報を流す代わりに自由にしてくれ、みたいなやりとりも同時進行。

シーズン2も引き続いて、実験的な試みであるジョンがどこまで保つのか? であり、不具合が起きるところにコメディ要素が多いです。1エピソードでは可愛いライバルくんも登場。

シリーズ3も制作決定してます。


Bloods (SKY TV)


パラメディックが舞台となってて、Samson Kayo とJane Horrocksを中心に展開するコメディで、日本の英国コメディファン層では絶大な人気を誇っているJulian Barrattが渋カッコオヤジで出てる点と、Jane Horrocksが好きなら、全然楽しく見てられるシリーズです。

が、すみません。オレは、Sam Campbellくん目的一点絞りです。出てるんですよ。レギュラーで。正直あんまりプロットとかシリーズのクオリティとか面白いとか笑えるとかどーでもいい。ただのキャンベル出没案件なだけです。まるで感想がありませんが、そんなことがたまにはあってもいいんじゃないかと思ってます。


The Cleaner (BBC) 


Greg Davies (TaskmasterシリーズやらThe Inbetweenersの校長先生やらMan Downやら、CuckooやらスタンダップのスペシャルもNetflixで見れるよ)の新作ということで、ものすごい!話題です。ワクワクを止められず、餓えたゾンビのように配信と同時に食らいついた大勢の英国在住民のうちの一人です。

清掃員の話なのですが、清掃員でも犯罪現場専門の清掃員です。誰かに清掃員と適当にあしらわれそうになると、誰でもなれるのではない(資格試験を通った)と、グレッグ扮するポールが訂正するところは、確実にレギュラーコメディ要素の一つとなっています。

毎回メインゲストに大物を呼んでいるようで、第1話は、ヘレナ・ボナム・カーター! 長年連れ添った旦那さんをめったざしにした犯人・奥さん役で登場します。Man Down系の、グレッグ・デイヴィスから期待する笑いが楽しめる冒頭30秒から一転、コメディというよりは、なぜ旦那さんに我慢できなくなったか、殺すに至る至らないの微妙な一線について、センティメンタルに描き出して行くオトナな内容になってまして。ジョークのスパイスはちょぼちょぼあるものの、過去作では見られなかった、新境地だと思います。正直、不意をつかれたというか、Man Down 系を期待してたので不覚にも拍子抜けしてしまいましたが、ハイクオリティだったと客観的には印象を受けています。

体勢を立て直してもう一回みなければいけない…。ちなみに第2話のゲストはデヴィッド・ミッチェルです。


その他

こちゃこちゃ観てるんだけど、今パッと思い浮かぶものが上記4本でした…(汗)あ、あとは、ニュージーランドの Wellington Paranormal (→Jamaine Clementが制作に入ってるとかで観たかったの)とか、ガンでお亡くなりになっちゃった Sean Lockのカルトコメディシリーズ15 Storeys Highのリピート配信とか(→DVDを持っていても手軽なので配信で観ちゃう)かな・・・? また思い出したら、追記して行きたいと思います。