イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2013年9月28日土曜日

The Wrong Mansのあの最高にカッコいい映像はどうやって撮っているのか?!監督が教えてくれました!

The Wrong Mansの第1話、何がスゴイかっこいいかって、あの笑い的にかなりわかりやすい脚本を、超絶スタイリッシュに、めちゃくちゃかっこよく映像化している点、そしてセリフに表現されていない笑いのポテンシャルを見事にすべて拾って魅せているところだったんですね。
(The Wrong MansについてのGo Johnnyの雄叫びはこちらをどうそ。)

トレイラーが公開されたときから、本作のメガホンをとるJim Field Smith監督をフォローし、本日何げに最近何つぶやいているんだろう、と思って監督のアカウントをのぞいて見たら、この映像を(技術的な面で)どうやって作り出したのか、という目からウロコのすごいやりとりが同業者の方となされていまして!(この映像感覚にしびれてる同業者はワテクシ以外にも当然のことながらいるわけですよ!!)
まったくもって覗き見だったので(汗)、「覗き見横入りすいません(汗)このやり取り翻訳してブログにアップしてもよいですか?」とお願いしました。そしたらすぐに「もちろん、いいよ」と快諾してくださいまして!晴れて正々堂々とご紹介させていただきたいと思います!
(注:もちろん映像カメラ、ド素人ですが、とても気になるのです!オタクでホントにすいません!でも超超超!気になるので、素人なりの角度で紹介しています)

使用したのはデジタルシネマカメラ Arri Alexa ProResというデジタルなのにフィルムのような質感を高画質で出すことができると超ひっぱりだこのカメラだとか!(日本ですとアレクサはナックイメージテクノロジーが2010年より取り扱いをなさっているようです。)。ウィキさん情報によると、アメコミ映画のほぼ総ナメ、SKYFALLをはじめ、人気映画の制作に重宝されまくり。撮影/記録はProRes 444で、(撮影監督はRob Kitzmann氏)その後Baselightにてカラーグレイディングを行っているそうです。(色づけしてるのはカラリストのAndrew Daniel氏)
記録形式は、ARRIRAWやDaVinciだと撮影後の作業が遅くなるらしいですね(あとお金もかかる!)。作業をスムーズにするためにもProResがよかったとか。

最大のポイントはレンズ!らしく、使用したレンズは滑らか&シャープさを共存させ、賞をいくつも受賞しておるCooke primesまたは 暗所でも美しく撮影できるという(らしい)Zeiss Super Speedsカールツァイスレンズだとおっさっております!両方ともとってもお値段がお高い!(プロ仕様でもさらにお高い!と質問なさった方が!をつけております)

しかし、このコメディ、わかっちゃいたけど、やっぱりとってもお金がかかってるんだと、あらためて規模のでかさにブルブルしています。BBCがものすごい気合い入れてるのが、映像から溢れ出てます。(ベイントンたち、ハリウッド映画みたいんな派手で本格的なコメディドラマ作りたいと作った、って言ってましたもんね!)
ああホントに続きがとっても楽しみです!
 実際の監督さんたちのツイートは以下のとおり





2013年9月25日水曜日

ぎゃあああ!BBC2発、秋の超目玉コメディ、The Wrong Mans 第1話観ました!

[追記】すみません。HULUでは11月放送でした!同時放送だとばっかり思ってました!すみません!!

ぎゃああああ!!! ついに見ました!


The Wrong Mans
BBC2で放送中!
10歳以上の英語がある程度わかる人だったら、絶対に最高に楽しめる、超久しぶりなハイクオリティのファミリー一大エンタテイメントの誕生です!! どうしよう!これはホントにすごいです! とくに今回驚いたのは、監督さんの演出です。ここまで脚本の笑いの醍醐味を最大限に映像化できる監督さんだとは思ってもみませんでした!個人的にコメディの場合、作品を面白いと思うかどうかって、脚本に責任を押し付けてる傾向にあります。The Wrong Mansはセリフには現れない、笑いの魅力を汲み取る演出効果が素晴らしかったです。 ……と思ったら!この監督さんJim Field Smithさんてば、元Dutch Elm Conservatoireのメンバーじゃないですかっ!!!
Dutch Elm Conservatoireとは、スケッチグループで、過去にエディンバラのフリンジフェスティバルでもブイブイ言わしておった人たちです。メンバーの1人にDan Renton SkinnerってAngelos Epithemiou.(Vic and BobのShooting Starの後期にsidekickで出てました)の中の人が入ってたグループなんです。才能のあるスケッチグループだったんdねす。ちなみにジムFスミスさんは、ジェイ・バルチェル主演のShe is Out of My Leagueの監督してたようですがダッチ・エルム〜のキャリアを知ったら、そんなことどうでもいいくらいですね!だからこの人脚本に出ない魅力を汲み取れるんだ!

【バスデンさんのキャラがめちゃめちゃ大活躍】
すごいです! なんとバスデンさん扮するNoelのツイッターアカウント、およびブログが登場しています! アップは本人にまかせているとThe Wrong Mansの放送が全部終って半年後とかに、ボチボチアップしちゃいそうなので、自動管理か制作のどなたかが管理をしていると勝手に推測してますが、ブログを読んでいる限り、コレ、バスデンさんが自分で書いてる感じです。最高のご褒美です!! BBC様、こんなにフィーチャーしてくださって、本当に本当にありがとうございます!(感涙)だってコレ、ノエルのビデオダイヤリーまであるんですよ!

自分で撮影してるんで、ほぼ全部アップなんですけど!どうしよう!ファンには刺激が強すぎます!(髪型がいつにも増して変だけど、これもネタだからな。。。)
これから毎週火曜日夜9時は正座です!
絶対に絶対にDVDを買わないと!
もう予約受付中です!!!

2013年9月23日月曜日

Holes By Tom Basden絶賛Kindle 発売中の件と謎過ぎてツッコミを入れるのも恐縮してしまう出演作について

HOLES by Tom Basden が、kindle 購入できます!
日本アマゾンでポッチリ!
 
UKアマゾンでポッチリ!
  
USアマゾンでポッチリ!


独断と偏見に満ちあふれたおしばいの感想はこちらです。

そんなことはさておきですね、別件でリサーチしていて、とんでもないモノにバスデンさんのクレジットを発見してしまい激しく動揺しています。

デモンクエスト (え?)

やだもう!日本版でてるのっ?!いやだっ!販売元、相当お世話になってるアメイジングD.Cさんじゃないですかっ!(号泣)

げ、 原題「Dark Relic」でして…。なんかSyFyTVのTV映画らしいんです。
IMDBで脅威の3.7星腐ったトマトちゃんで誰一人からもレビューすらされず、オーディエンス評価が21%、標準が3.5星のLove Filmでは当然の1.5星のSFホラー? (恐)

なんかTom Basdenってクレジット載ってるんですよ…

はじめ何かの間違いかと思って別のデータ情報(トマトちゃんとか、ウィキさんとか)みたんですが、全部クレジット載ってるんです。同姓同名の違う人かと思ったんですけど、リンク先がワテクシの知ってる元Cambridge Footlightsで若手天才コメディ作家でBAFTAとかもとっちゃってる33歳のTom Basdenにリンクされるんです…。

これ、やっぱりバスデンさんですかね…。

さ、さんばんめに名前かいてあるって、相当メインキャストなんでしょうか…(汗)

こわいものみたさせ、YOU TUBEでトレイラーをクリックしてみました

と、トレイラーなのに、4分近くもあるんです…
そして前代未聞に長いわりに、今イチ話がわからない…

コメント欄で「こんなもん、トレイラーじゃねえよ!」って怒られてます。

そして4分近くもあるのに、肝心のバスデンさんの姿らしきものが見えないんですが、これは変装とかしているからなんでしょうか…。3番目に書いてあるってことは、トレイラーででてきてもいいくらいかと思っているのですが、それで、遺体確認だけしちゃって、さくっと逃げちゃおうかと思っていたのですが、確認ができないってことは、もしかして借りて来て確認しなさいよってことなのかしら。。。
たしかに3年も前ですけど、一体バスデンさんはなぜこの作品に出ることになったのでしょう。
前々から、ぶちぶち小言を言って来たのですが、バスデンさんのなんとなく流れのままにホイホイ〜みたいなこの部分、たまに度がすぎて笑えないレベルなんですけど…(汗)どうせ誰も観てないだろうから、ってノリなのかなぁ。ファンは観てますから!(→気づくの3年もたってからだけど)

いや、もしかしたらすべてが誤情報で、本編観たらバスデンさんの身の潔白が証明できるかも! 

み、観ましょうか…(汗)うむ…。

あ、すいません、まだまったく話の内容がわかってないです(汗)


2013年9月22日日曜日

タムシン・グレイグxダレン・ボイドの可哀想なシリアスドラマみました☆The Guilty starring Tamsin Greig & Darren Boyd


イギリス秋の大注目ミステリーとして大々的にスタートし、第1話オンエア時には4百万近い視聴者を集めたというITVドラマ「The Guilty

 (The Guardianからお借りしました…
タムシン・グレイグとダレン・ボイドという英コメディドラマで長いことブイブイ言わしてきた実力派を2人並べた、「コメディ?なんですかそれ宇宙語?」といわんばかりのシリアスドラマです。3話で3週連続。お2人とも非常に人気の高い(コメディ)俳優さんなので、気になります。とくにダレンさんはツイッターでその気の良さそうなお方っぷりをいつも最大限に発揮しておりまして、「始まるよ〜」なんてツイートをみてしまいますと、「見る見る〜〜」となってしまいます。
というわけで、拝見させていただきました。

あ、アレ?(汗)
YOU TUBEでトレイラーの検索をしたところ、トレイラーが一切でてこず、かわりに、どなたかの本編アップクリップがごそごそ…(汗)
お試ししたい方、消えないうちに観た方がよろしいかもしれません…(汗)ワラワラしちゃいます。
恐縮しちゃうので、アマゾンのDVDのリンクをはろうと思ったのに…ない…DVDになる予定ないの、コレ?(汗)しょうがないので、スーパーかわいこちゃん(=トム・ローゼンタール君)とサイモン鳥のお母さん役になっていらっしゃるFriday Night Dinnerをはりつけます(絶対違)

あら、ベストプライスが5ポンド切ってる!お買い得ですよ!みなさん、お買い得!
制作/キャストインタビュー、コメンタリー、ドキュメンタリー、メイキングがついてるんだ! (→騒ぐだけ騒いでおいて、買ってないのがバレます)

脱線も甚だしいので、本線に戻ります…

【あらすじ】平和な町の閑静な住宅街で、建築家のダニエルとその奥さんクレアの愛息子カラム君が突然失踪してしまいます。小さいけれどとてもいたずらっ子だったカラム君はよく朝早く起きてはドアのかぎを勝手にあけて、キッズ用のスクーターで近所を周り、カラム君が心配で探しにくる家族に見つからないように隠れたりしていました。見つかるとは両親は「決してこんなことやっちゃだめよ!心配したのよ!」と怒るのですが、カラム君にとってはすべてお遊び・ゲームです。そんな経緯から、カラム君の失踪に対して、夫婦はカラム君が誰かに誘拐されたのでは、と思っていました。数年の月日がたち、ダニエル夫妻のもう一人の息子ルークも11歳に。カラム君のいない日々に心を苦しめながらもなんとかやりすごしてきた家族の前に、決定的なニュースが舞い込んできます。そう、カラム君の死体が発見されたのです。犯人は一体だれか? カラム君の行方不明時に事件の担当だったマギーが再び担当になり、真相究明に挑みますが、誰もが公にしたくない不都合な事情を抱えている…

 ええ。はい。

これってBroadchurchなの?(汗) 
ねえ、Broadchurchなんでしょう?

というお話でした(違)じつはBroadchurchと同時期にMaydayってエイダン・ギレンさん出演で(一部)話題になっていたミステリードラマがあったんですが、コレもBroadchurchと比較されるに相応しいだけの、似たようなストーリー展開でしてね。この3本全部オンエアが2013年なんですよね。
全部、我が子の失踪ミステリーとそれをきっかけに平和な町のコミュニティーライフに危機が訪れる系です。
しかも、タムシン・グレイグという英コメディ畑でその名声を欲しいままにしてきた女優さんを 超シリアスなミステリードラマに起用するって、オリヴィア・コールマンとかぶっちゃうじゃないですか。まるで我が子の失踪ミステリーとコメディ畑で有名な(才能ある)女優をシリアスドラマに起用し意外性を見せつけて一気に視聴率稼ぐ、みたいなトレンド作ろうとしてるみたいで、腑に落ちない感が。。。(汗)

ダレンさんもタムシンも本当にすばらしい俳優さんですので、The Guilty はBroadchurchがなかったら楽しめたんじゃないかというクオリティはキープしていたことを保証します。個人的には、オチは、なんじゃそれ…みたいだったんですが、それもBroadchurchの記憶が結構薄れたころにオンエアされていたら、そんな気持ちにもならなかったんではないかと思うと悔やまれます。
はい、なんだかとっても可哀想でした…。

2013年9月21日土曜日

Dave チャンネルでDave Gorman のModern Life is Goodishが絶好調スタートです!

【はじめに】
Dave Gormanについてはこちらが一番まとめて書いてあるとおもいます。

Dave Gormanって本当にファンに真摯です。30万近くフォロワーがいるのに、お礼のお返事一人一人にするんです…でもよく考えたら、そんな芸人さんは多くはないけど、珍しくはない。(Bo 君なんて80万人相手に一人一人お返事する子だから!)
情報処理能力がX-MENみたいな芸人さんて、じつは欧米の芸人さんにとってはかなり当たり前な能力なのかしら…。

なんて前置きはよいとして、Dave Gormanを存分に楽しめる番組がDaveチャンネルより放送開始になりました!
Dave Gorman: Modern Life is Goodish

毎週火曜日夜10時よりDave Channel (偶然です) より絶賛放送中!

これはまさに2年前のツアーPower Point PresentationをTV番組にしたもので、ゴーマンファンならスキップしてよろこぶ内容です。
パワポと耳でめちゃめちゃ笑わせます。オーディエンスをみていると非常に国際色豊になっていて、この人、ホントに国境を超えてウケる笑いを作っているんだな、と実感できます。

それにしても、ここまでツアーどおりのフォーマットにさせてもらうには、リベラルなケーブルTVじゃないとダメだったのでしょうか…。日増しにコンサバ、で20年前の某民放が放送していたようなコメディを放送しているBBC1&2を眺めながら、しんみりしてしまいました。。




2013年9月12日木曜日

でたあああ!9月24日放送決定!英国秋の破壊力ナンバーワン・コメディ The Wrong Mans

☆☆☆☆☆でました!☆☆☆☆☆

んでもってこれが同時に発見したタンブラー

http://thewrongmans.tumblr.com/

ものすごい作りがオフィシャルっぽいのに(YOU TUBE クリップとかこのタンブラあてに2人がしゃべってますよね)なんとBBCが作り主ではないということでビックリ!!

そして、ベイントンの衣装になってるめちゃかわ☆ダッフルコート、ポール・スミスのものだそうで!


http://www.farfetch.com/shopping/men/designer-ps-paul-smith-duffle-coat-item-10229030.aspx
多分みんな買っちゃって、在庫切れです!(泣→ちょっと欲しかった人)

 というわけで、みなさん、9月23日の週はTVコメディ地獄ですよ。27日にIT Crowdの新エピソードがあることもお忘れなきよう。。。そしてMoone BoyやVeepがはじまることもお忘れなきよう…あれ、Alternative Comedy Experience(Comedy Central)もはじまるんだったけ…?(汗)


 



2013年9月9日月曜日

(コメディドラマのカテゴリーですが)2013 年ボロ泣き映画ベスト1位!☆スティーヴ・カレル、サム・ロックウェル、トニー・コレット他The Way Way Back

なんじゃこりゃ?!アメリカでは限定公開だったんですか?!(驚愕)信じられません!今年の感動映画ベスト3に入るかもしれない映画なのに!!!
Rotten Tomatoes で85%ヒットしたうえに一般客も90%という脅威の打率をたたき出しているというのに!!(2013年9月現在)

The Way Way Back
(信じられません。タイトルで検索してもこのオフィシャルサイトがトップに出てこないとは!)
FOX Searchlightさんの専売特許くらいなノリの感動作です。喜劇と悲劇とは紙一重といいますからね。FOX さん! コレ絶対日本で公開するべきですよ〜〜〜!!
 こほん。
【あらすじ】14歳のイケてない男の子ダンカンを中心に繰り広げられる一夏の思い出物語です。スティーヴ・カレルはダンカンの母親パム(トニー・コレット)のボーイフレンド、トレント。ダンカンを10段階評価で”3”といいのけた男です。映画はダンカン、パム、トレント、そしてトレントの娘と一緒にホリデーに行くところから始まります。ホリデーで大人も子どもそれぞれ羽を伸ばして…のはずですが、もともと社交的ではないダンカンは大人にも子どもにもなじめず、楽しめず。そんなある日、ウォーター・パークのマネージャー、オーウェン(サム・ロックウェル)と出会い、そのウォーター・パークでバイトをすることに。自分に自信がなく不満や不安を抱える一方、解決法もわからず人生が不透明だった14歳の夏に大きな転機が訪れます…

と、書きながら映画を思い出しているだけで、すでに目頭が熱くなる、そんな名作なんですよ、これは!!

【人生はパックマンなんです!】ダンカンとオーウェンの出会うシーンで、オーウェンがパックマンで苦戦しているんです。ダンカンがそれをみて「それってもう必勝マニュアルがあるんだよ」みたいなことを言うんです。するとオーウェンが「あるかもしれないが、そんなもんで勝っても勝ったことにはならないよ。嬉しくない。自分のやり方見つけなきゃ」みたいなことを言うんです。(すいません。きちんとしたセリフを忘れてしまいましたが、こんなニュアンスです)このオーウェンの”You've gotta find your own way”というくだりが、この映画が全編に渡って訴えるメッセージでした。

自由な人生なんて嘘ばかり。どこ向いても行き止まりななか、なんとかモンスターから逃れ、進める道を探していきている。けどそれじゃあ、しょうがないでしょう? 自分でこれを思った道を進みたいでしょう? 行き止まりがあったり、モンスターがうようよしていたとしても、なんとかくぐりぬけていけるかもしれない。自分らしく生きようよ、って。

なんてココロに元気をもらえるメッセージなんでしょうか!! (→後半ずっと泣きっぱなしだった人)
 【全編にわたりサム・ロックウエルがかっこよすぎる映画】
サム・ロックウエルは上記のような生き方を信条としているオーウェンを演じているわけですから、かっこよく見えないわけがないのですが…。しかしそれにしてもハマリ役すぎました。
ちょっとIMDBをみてみましたところ、過去作(とくに良作)ほとんど全部観てるのに、全然その役をやっている人は誰なのかと気にする気がゼロのタイプの役者さんだったもようです。過去作品リストを眺めれば眺めるほど、一体どうやってこの俳優さんを認知しないでコレたのか、自分ですらもミステリーです。ここまでくると、自分がコワいです。(ちなみにサム・ロックウェルってかっこいい!っておもいはじめたのはセブン・サイコパス/Seven Psychopathsからになります。)

【スティーブ・カレルにとってはとてもチャレンジな映画】イヤなヤツの役なんです。見事にイヤなヤツになっていました。今まで(40歳の童貞男はのぞいて)スティーブ・カレルをずっとずっとイケメンだと言い張って来たワテクシの目でも、です。
「Crazy, Stupid, Love」ですらも、あのライアン・ゴズリングを「イケメンすぎ!スティーヴ・カレルがかっこ良くみえなくなってしまうジャマモノ!」と呼んだワテクシの目でも、でございます。
マジです。映画鑑賞中「うざい、スティーブ・カレル(苛)」と思うことを保証します。

 【ちなみに、女優さんのラインアップがすばらしいなか…】びっくりしたのが、アナソフィア・ロブちゃんが出演していたことです。「テラビシアにかける橋」のときに日本PRにきたときには、とても細くてちっちゃくてかわいくて…というイメージだったのが、すっかり出るところは出たお姉さんになってる!!(驚愕)女の子って6−7年で激変するんですね…(→オマエが言うなよ…)いや、本作でもとてもかわいかったのですが、とってもお姉さんになっていてびっくりしたです…

というわけで、激しく日本公開を求めます。

2013年9月6日金曜日

Edinburgh Fringe 2013番外編:絶対に何か見逃すんです☆大後悔!コレこそ観るべきだったよ、のワテクシ的ベスト・フリンジ・ショーx2


【はじめに】小言ばばあになって申し訳ないんですが。
昔はですね、フリンジのプログラムって今の半分くらいしか分厚くなくてですね。プログラムのはじからはじまできちんと把握することって結構簡単だったんですよ。
エンタメ事務所のマーケティング/ビジネス下克上が深刻化してきてからですかね。チェックしなきゃいけない冊子が1冊だけじゃなくなって。猫も杓子も紹介・レビュー誌/紙を刊行するようになって。おまけにFree Fringeができてからは、Free Fringeだけで事細かに書いている冊子が出回り出して。
フリンジのプログラムって、ショーのタイトルとポスター画像の入稿締め切りが3月なんですよ。年々入稿日が早まってるんです。だから、フリンジのプログラムってすべて反映されてないんです。だって今どき、このプログラムに載ってなくても、どうとでもなるじゃないですか。だから間に合わなくてもいいや〜〜って芸人さん、結構多いんです。とにかく来ていただければわかっていただけるかと思うのですがギリギリになってから3日間やろうとか、1日コレやっちゃおうとか。芸人さんたちがこんだけ小さい街に集まるってマジあり得ないんで、フリンジ期間中に寄り集まってなんかやっちゃおう!とか、ものすごいあるんです。
情報が無法地帯なんです。

【そんななか、2本後悔しているイベントがあります】
1本はWresling II。これは去年ベスト中のベストと(Steve Bennet氏に)ハンコ押されたスペクタクルなイベントで、普段知性とウィットとシャベリでブイブイ言わしてる芸人さんたちが、本気印で身体を張って戦うレスリングのトーナメントなんです。去年見逃して相当苦い思いをしたのですが、今年は帰国のスケジュールの関係上、Bo Burnham君をとるかWrestlingをとるか、という人生究極の選択を強いられたため、迷わずボー君をとってしまったわけです。

なんですが…まず
The Wrestling II @ Edfringe13: Andrew Maxwell

鬼かわかっこいいアンドリュー兄さんと
The Wrestling II @ Edfringe13: Maxwell & Burns
大好きな元破天荒オージー芸人、ブレンドン・バーンズの司会で進行

The Wrestling II @ Edfringe13: Nick Helm Hosts
ニック・ヘルムも当然おりますがな(笑)
The Wrestling II @ Edfringe13: Nick's Back!
当然おりますがな!!
The Wrestling II @ Edfringe13: Tuck Vs Cook
トム・タックはこういうアホな特別イベントの大好きなACUMの設立チームメンバーの一人(注:オルタナコメディを守る会みたいなやつです)
The Wrestling II @ Edfringe13: Bringing on The Bulk

この写真あたりを見て、雄叫びしたくなります。なぜなら左にアンジェロ(中の人はダニエルRスキナー)とか出て来ちゃってるからです。彼は今年フリンジには遊びにキタだけなんです!! ナニコレこの豪華な競演は!!!

The Wrestling II @ Edfringe13: Joe Lycett Takes Over As Host

若手のジョー・ラセットJoe Lycett。こういうところではじけてるのを観ると、「一回観に行ってみようかな」という気になるものです。
The Wrestling II @ Edfringe13: See ya!
この右はじにナヨナヨしてるのがMatthew Crosbyなんですが、The Wrestling II @ Edfringe13:
なんとマシューってば、このレスリングで(汗)
 つう、大負傷してましてん(汗)かわいそうに!!

んでもってコレは今年スーパーかわいこちゃんに昇格したトム・ローゼンタール君が、Russellうんちゃらのうちの一人(→というジョークが2年くらい前に流行りました)に コテンパンにのされているよ、のクリップ。



マシューみたいにケガしなくてよかった〜〜〜!! かわいこちゃん、かわいくなくなったらもう何が残…(強制終了)

【もう一つは…】
グラスゴー出身の地元の人気者The Wee Manの企画! Comedian Rap Battleなんです。
これは…(涙)見つけられませんです。The Wee Man自体がこの企画の映像をアップした際にツイッターはじめた感ひとしおで、イベントはすべて口コミとその日の看板やらなんやらだけの様子です。ちなみにThe Wee Manというのは ホントの名前はNeil Bratchpieceさんで、 ラップバトルをよくやっている人なんです。パブで歌っているのでヒットしたのがあるんですが、上手に見つけられません。以下もすごく(地元では)有名で、ヒット数が驚きかと思います。。。

この芸人さんラップバトルをより抜きで貼付けます。 とにかくすごいです。昔ならではのフリンジならではのキワドさ、危険さ、爆裂さがてんこ盛り!
これだけの芸人さんたちがこぞって参加するのも、ものすごくわかる!!(この目で見たかったです…)

2013年9月3日火曜日

COMEDY CENTRAL”も”ヤバイ!The Roast of James Franco (UKでは)9月8日10時より放送開始! 


【追記】すみません(汗)これ、レギュラー番組でフランコがローストされるのかと勝手に勘違いしてました(汗)特番だったんですね。夜の10時から11時40分くらいまで延々と放送されてました。& 早くもお目あてのジョナ・ヒルの当番が終った段階でスイッチを切って寝てしまったので、全部観てません。。。すいません。というわけで、気が向いたらこの感想は書くと思います。。。


……え?(汗)

The Roast of James Franco


ナニコレ?

Freaks & Geeks以来の仲間たちがふたたび寄り集まって、何をすると? (→読め、ちゃんと)This is The End だけでは飽き足らなかったんですね。いや、嬉しいですよ、嬉しいんですけど。秋はすでにイッパイイッパイな感じなんですよ!Comedy Centralさん、あなたが最近ものすごい頑張ってくれちゃってるおかげで、なんか、大変なんですよ。頑張る時期を別時期にしてもらえませんでしょうか。あのクリスマス後とか結構寂しいんで、その辺がいいんじゃないでしょうか?

と小声で嬉しい悲鳴を残し、9月8日にのぞみたいと思います。

2013年9月1日日曜日

ぎゃああああ!ついに秒読み開始っ!BBCコメディ今秋の超目玉コメディThe Wrong Mans始まるよっ!☆Tom Basden & James Corden& Matthew Baynton = The Wrong Mans


Horrible Histories / Spy (=パパはスパイ)でおなじみの超かわいいベジタリアン俳優Matthew Baynton/マシュー・ベイントンと、今さら紹介無用のJames Cordenコードン君と、(オレの!)Tom Basden /バスデンさんが共同執筆&出演という、発表時からず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……っと待っていた、2013年脅威の爆弾コメディドラマThe Wrong Mansがついにオンエア秒読み開始となりました!!

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BBCでトレイラー流れ始めてます!そしてHULU(UK)でも放送されます。(こないだから、日本のHULUのツイッターアカウントに向かってハラスメントのようにしつこくしつこくお願いしてます。)


予算デカイです!

2時間前に解禁になった新トレイラーです!



なんですかこの面白さは!!


なんですかこのかわいさは!!  おまけにHim and Her のSarah Solemaniサラ・ソールマーニがでていて (Him and Her についてはこちらをどうぞ)

バスデンさんを見てください!Co-Writerって書いてあるでしょう?!
(クリックすると大きくなります)




もはやプロットなんかどーでもいい。ワテクシはこれが死ぬほどみたい!
TVの前で正座してみます。