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2015年8月31日月曜日

エディンバラ フリンジ Edinburgh Fringe 2015 ナマでキャッチがしづらくなるのも秒読みな気配、のSheeps Skewer the News観ました

どーしよー、どーしよーってうだうだうだうだしていた矢先に、ガーディアン紙のいい記事がRTで回ってきまして。


(もう終ってます)
https://tickets.edfringe.com/whats-on/sheeps-skewer-the-news

前にSheepsをみたときは、The Invisible Dot(→いわゆるプロモーター)が目ぇつけはじめたばっかりで、かなり前だったので(4年前?)なんか焦点がぼやけてて。そのぼやけの理由も焦点も当時つかめず…(汗)だったのですが、今回どうも方向転換or焦点をしぼったようで、記事からイメージするところThe Now Showっぽい香りが。
今やメンバーの1人は売れっ子だし、もう1人はSiblingsとゆーBBC3の姉弟シットコムで1話担当したりしてるし(すいません、感想を書いてないですが、観てました)、3人ともBBC3のパイロットでスケッチ作ったりしてるし。現実的に、いつまでこの下克上のエディンバラ・フリンジにやってくるのか、わからない…。

イイモノになっているのにチェックせずに、気がついたら年に3回くらいしかやらないFreeze!(*注)みたいになったらキツイ。(→しかもドタキャンとかしやがる)そんなことになった暁に、いちいちロンドン計画はできんのでここで観とかないと。と思ったので、観に行きました。

ずばり。観やすかったです。
いつも言ってるけど、”観やすい”って大事だと思ってます。その数年前にSheepsみたときになかった大事なものが確立してました。多分ちょこちょこ断続的に部分部分で観てるうちに各キャラクターの立ち位置もベースに入っていたせい、ということも充分あり得るかと思います。

んで、今この手の、時事問題をネタにポップカルチャーとか交えながらやるおバカスケッチ(=Sillyness とかNonsense) ってのが、随分昔に爆発的に人気になって以降、一握りのデキル人たちでまかなわれてしまっていて、新鮮味のある新しい供給がない。ラッセル君のGood Newsはあるけど、ガチンコスケッチではないし、それよりGood Newsってシーズン二桁行ってないか?っていうくらいロングランです。
というか、ここかなり長いこと、スケッチって門が狭い。最後にBBCで新作放送したスケッチって…す、すみませんBBC ScotlandのScot Squadしか思い出せません。あのLimmy だって番組の続投ができないでいるという酷い状況。そういうことを考慮すると、現役学生さんたちが兄貴分みたいなノリで憧れ、この手の新鮮かつ一定のクオリティとメジャー性をキープするスケッチコメディがないんじゃないかと思うんです。

現在work in progressの状態で、BBC Radio 4あたりでイケるんじゃないかくらいなクオリティだったのですが、その計画はまだないそうで、今後ライブ活動を中心にポッドキャストがあるかも?っつー緩さ。なんだろーなんか上手に繋がって欲しいなと思いました。

(*注)Tim KeyとBasdenさんがタッグを組むスペシャルイベント(になってしまった)です


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