イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2023年10月7日土曜日

イギリス大人気バラエティ、Taskmaster S16登場だし、オーストラリアだけじゃなくてイギリスでも見事にハネちゃって、布教の必要もなくなってしまったSam Campbellくんこと最近のカンボー情報です。

 【ここ1年のお話】

毎年通常この時期は、最近見たおすすめのTVコメディ的なご紹介をポチポチしているのですが、推して推して推しまくっているサム・キャンベルくんの進撃っぷりがすごいので、エディンバラ・コメディアワードを受賞以降を、なんとなく、忘備録的にまとめようと思いました(注:ご本人のインスタとYOUTUBEのアカウント内容は除く)。

じつは、昨年フリンジでコメディ・アワードを受賞してから、コメディ・ドラマではなく、サム・キャンベルとして、いくつかイギリスではおおおおお!というような、超メジャーの目玉番組に出てくるようになっていたのですが、anxietyがゲロわかりで、メンタルの大変さばっかり気になっちゃって。お母さん、ハラハラしちゃってみてらんないよ(涙)ってものでして。

8月のフリンジでの10分ショーのちょっと前に放送された8 out of 10 Cats の初登場回は、自分見切れちゃってる時のゾーン・アウトっぷりと、台本通りにやっておりますvibeがビンビン!に伝わってきちゃってですね。UKのメジャー進出を喜びながらも、ライブでいつもみてたあのやりたいことを楽しそうにやってる姿がないもんで、複雑な思いで見守っていたんです。


【そんななかの、その1】

Taskmaster S16。

激アツです。

Taskmasterにはカンボー・ワールドをそのまま受け入れる許容力と活かす能力があり、本人も安心しているし、本当に楽しんでいるんで、ファンもめっちゃくちゃ!楽しんで見れてます。


これは、力強く、「ねえみんなちょっとこの天才を見て!!!」って言える・・・

日本でも全部YOUTUBEで見れます。貼り付けます。

Episode 1 超おすすめ。クラシック・カンボーが見れる。


Episode 2 これも良いですが、3話目の方が激アツです。まだリンクできてないんで貼れないけど。

明記しておきたいのは、ジュリアン・クレアリーとルーシー・ボーモントも無茶苦茶面白いです。ジュリアンはオレがティーンだった頃の憧れのウツクシ芸人さん。すごい好きでした・・・。

2話目の直後に、Taskmasterのpodcast(元出演者のエド・ギャンブル氏がやっている、半分以上オフィシャルみたいなポッドキャスト)に、サムくんゲスト回が配信されまして、当時の心境とか、状況を、比較的、事実に基づいて話してるんで、合わせてお聞きください。(Apple でもSpotifyでもあります。普通にTaskmaster Podcast, Ed Gamble, Sam Campbellってググるとすぐ出てきます)

Taskmasterのおかげで、テレビ上でのカンボー・キャラがだんだん上手に作られ(認知を含む)てきていて、非常に嬉しいです。

木曜夜の9時になると、1人でボソボソ、エイカスターに恩恵もらいすぎて、そろそろ次の誰かが欲しいと思ってるテレビ業界に救世主降臨した、って言い続けてます。


【そんななかの、その2】

Taskmaster S16 放送開始のちょっと前に、Never Mind the BuzzcocksのS3が放送開始していて。

Never Mind the Buzzcocksってのは、昔BBCで放送していた音楽(ポップ・ロックカルチャーの方。クラシックではない)をテーマにしたバラエティ番組がありまして。1チーム3人構成、2チーム対抗、各チームのキャプテンとMCが基本的にレギュラーっていうやつで。そのリバイバル、ってことでMCが(Taskmasterの)グレッグ・デイヴィスで、キャプテンにデイジー・メイ・クーパーとノエル・フィールディングを迎えてやってるんですね。

そのS3で、カンボーがデビューしまして。ちょっとだけ、音楽ギークでもないし、音楽に興味の矛先はないはずなのに、なぜここに出た???という疑問があったのですが、その辺りも含めて上手にネタになっていて、

「あ、Taskmaster大丈夫だわ」って確信しました。

どっちかっていうと、グレッグ・デイヴィスのMCとしての敏腕っぷりなんだろーな、と。どんな球も拾い、面白いものをマックスに生かしてくれる。サムくんが、安心して、自分を出して、グレッグ・デイヴィスのいぢりを返すことができる。「これ言っちゃって、番組上大丈夫なんかな?」な不安がない環境を作っていたので、すごく楽しく見れたんですよ。

平場のトークが生きるのも、MC次第ですよね。マジでつくづく思います。上記はカンボーのよりぬきクリップだけど、全編見れたら見るのを一番お勧めします。


【そんななかの、その3】

なんと。奥さん。UKツアーです。

どの日程も1カ所1日なのに、エディンバラだけ5日やってくれるの。

ありがとうございます。マジでありがとうございます。

この喜びを噛み締めるために、2日分チケットはすでに取っているんだが、超平日の方に(静かな客層になりがちだから)いったほうがええのかな、とも、ちょっと悩んでいます。Monkey Barrelさんはとても日程変更は可能にしてくれることは多いのです。い、いや、3日通おうとは流石に思ってないよ…

平日の同行者、募集中!です! contactアットgeeksguidetoscotland.com にご連絡ください。

…グラスゴーの方がよければグラスゴーでもいいです。(→これはこれで気になっている)

ちなみにロンドンはHackney Empire でやります。昨年ComedyShow やった時に同じハコで全席すぐにパンパンにした実績あるから、これくらいすぐいけるだろう、って推測しやすくなってよかったよねぇ。でっかいハコです(1000近くあったと思う)


【そんななかの、その他いろいろ】

かなり真面目に、コメディキャリアについて語ってくれてる、ファンにとってはお宝インタビュー。

いくつか、へええ!と思うくだりがあって、その一つが、なんと、Daniel Simonsenのものすっごい!ファンらしい。オレも大好きだったけど(もうUKほとんどいなくなっちゃったから、全然見れない・・・最後にライブを見たのがなんと2018年だ。)、ものすごいニッシっていうか(汗)そこ??? そこなの???ってマジでいい意味での感動がありました。


あと、オーストラリアでのちょっとしたカメオ出演が拾えてきていて、レーダーにこんなのも引っ掛かってきたので、貼っときます。


こんな感じかなー? 忘備録でした。