ノミネートの詳細はこちら
じつは彼も去年のフリンジが終ったあたりから、ご新規でチェックしていた芸人さんたちと交流している芸人さんだったので、「類は友を呼ぶ」系で気になっていたんです。ノミネートになってから今年来てるんだということを知り、滑り込みセーフで観に行きました。(→なぜ見つけらんないかを含め、フリー・フリンジについては、後日、番外編としてアップします)
もう終っちゃったけど
https://tickets.edfringe.com/whats-on/kieran-hodgson-lance
なんと!キラン君もUnited Artistの所属だった。(Richard Gaddさんと一緒!)
ハコが去年John Kearnsさんがやった例の注目ハコVoodoo Roomのせまい場所だったのと、ノミネートされてから駆け込んだので、50分並んで、ギリギリ最後の1人で入れました。いやーーーー!(汗)コワかった!!!
ケラン君が、ロードレーシングサイクリスト(競輪選手?)のランス・アームストロングに憧れた少年時代からの自伝的な話をもとに紡ぐマルチキャラクターコメディでした。1人何役と演じる1人芝居構成で、完全にパッケージ化しちゃってる。器用に演じ分けができていて、芸達者ぶりを発揮してました。間の取り方とか抜群で、パターン化すると生じる笑いを作るのが特にうまかった。
決して何か新しいコメディスタイルだったわけではないけど、60分尺の1本の1人芝居を、完全に1人ですべてこなしあそこまで持って行ったのはクオリティだったです。顔がかなりお上品なかわいこちゃんで、ピチピチ24歳くらいと思っていたので、「演出家つけてるんですか?」ってきいたときに「いや、全部自分でやってるよ」って返事がきて、思わず過去のジョニー・スイート君やトム・ローゼンタール君らはみな、24歳で成功と呼べるショーを作ったときに、みな演出家をつけていたので、思わず「ひゃー!それはすごいね!!」と喜んでサムズ・アップポーズをしてしまったんですが、友人の話によるとどうももっと年齢が上らしい。
だったら、あのくらいのことができる人は多いので、そんなにビックリするほどのことではなかったのか(汗)しかし、クオリティはホント高かったです。
そんなわけで、今後は作家としてキャリアをすすめていってくれるんではないか?!と期待しています。Royal Court Theatreとか。楽しみです。
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