イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2021年3月28日日曜日

2021年2-3月に観たオススメ海外コメディ(的なもの)です: Wayne, Stand-up & Deliver, Art of Self-Defence(恐怖のセンセイ?), Taskmaster S11とか

 

どうもこんにちは。

止まらぬコロナと止まらぬニューノーマル。ワクチンできたの勢いでこぞって発表されたライブツアー(音楽)からの延期のお知らせで埋もれている昨今、みなさまいかがお過ごしでしょうか。たまる「ライブ行きたい」欲求が募り、Fontaines D.Cだけで4箇所分のライブチケットを保持してしまっているオレ様です。全く別の某トピックで同人誌作ればいいのに・・・って言われたんだけど、そのトピックは全くモチベーションが湧かないので、FontainesD.Cのライブ日記だけで同人誌作れるのかなぁ…って思っちゃいました。需要あるのかなぁ?

では、以下、最近観たコメディ的なもの、です。


Wayne  (YouTube Premium/Amazon Prime) 

(1話無料視聴なのでどぞ)あらすじなどは省略


YouTubeプレミアムに一切!興味がなかったので、2020年終わりにアマゾンプライムに入ってくるまで全く知らなかったですが、こんな傑作アメリカン・ティーン・ドラメディ(ティーン、と括ることに抵抗がありますが、とりあえず)は軽く15-20年ぶりではないでしょうか、というくらいドンハマりしました。シーズン1の後半は号泣しながら観てました。

ウィキ情報をたぐってくと、制作者チームが デッドプールの人たちとのこと。正直デッドプールよりも個人的には作品クオリティが断然上だと思います。英大ヒットシリーズ「The End of Fxxxing the World」の対抗馬と呼ばれていたのも、すごい!わかる。で、個人的に一歩引いた知的冷静さのあるThe End of ...よりもティーンならではのエネルギー、躍動感&勢いでゴリ押しちゃうリアルとの一線越え、そしてリアルの境界線を超えても地に足ついたリアル感をキープ、さらには、ピュアさを表現するための超バイオレンスの扱い方が神レベルです。

YOUTUBEプレミアムで、S1でキャンセルになったらしいけど、アマプラにシリーズが移動したのは、アマプラが続き作るんじゃねーか、っていうもっぱらの噂なので、マジで本当に続きできてほしいです。


Stand-Up & Deliver (英Channel 4)

チャリティーイベントの企画で行われた、セレブ&文化人4人にそれぞれプロの芸人さんがコーチとしてついて数分のセットを披露し、1位を競うというもの。ドキュドラマ仕立て、本来滅多に観ない手合いの番組だったのですが、あのニック・ヘルムが保守党のサイード・ヴァーシを担当する、ということを知り、観ちゃいました。プロの話のテクニックや素材をどのように料理してネタを作っていくかというのがわかる仕組みになってて、すごく面白かったです(笑えるというよりは勉強になる)別にお笑いだけの話じゃなくて、コミュニケーション術ですよね。


なので、普段から公衆や大勢の人の前で「喋ること」が仕事の一環になってる人はうまいですよね。政治家とか牧師さんとか。


Art of Self-Defence  (Netflix) 

これ「恐怖のセンセイ」って邦題で公開済みなのですね? ひどいタイトルだなぁ・・・(萎)ネトフリで観れるようになり、ジェシー・アイゼンバーグ愛好会には長年ゆるく入っており、ジェシー・アイゼンバーグの名前を見ると、ほぼほぼなんでも観てしまうため、観ました。公開時になぜ観てなかったのかは、ちょっとよくわからないです。


日本ですでに公開済みということで、あらすじなどは、https://filmarks.com/movies/84478 などでどうぞ。

で、基本的には以前書いているジェシー記事と同じ醍醐味です。ジェシーファンはジェシーがジェシーであることを期待してジェシーであることで堪能できるので、ジェシーが相変わらずジェシーであることに疑問を持つ一般人とは生きる世界が違うんです。この映画もしょっぱなから「ジェシーはこのまま死ぬまでジェシーなのだろうか」とわくわくで胸いっぱいになる、そんな映画です。ただ評価したいのは、それだけじゃなくて、展開がかなりアクが強いというかWeird(死語?)だったことです。海外の東洋文化(武術とか宗教とか)受け取られ方のダブルスタンダードをsubtleに利用したいい作品でした・・・


Taskmaster Series 11 (Channel 4) 

もはやこのブログでは紹介しまくってるシリーズですが・・・

今までのお気に入りシリーズほどではないですが、全然面白いです。今回なぜ率先してみているかといえば、大好きなマイク・ウォズニヤックさんが出ているからです。超!かっこよくないですか?この人。マジでめっちゃイケメンだと思う。

(あ、それだけです)

オレ、 グレッグ・ディヴィスもむちゃくちゃイケメンだと思ってるんで、これもそうだけど、Man Down(特にシリーズ1。リックがお父さん役で出演してたので)ってイケメンの祭典みたいなシリーズだったんですよね。

(あ、それだけです)

とりあえず、以上です。

あと、今更ですがBates Hotelにどんハマりしてビンジってます。もうすぐ完走! いやーフレディ・ハイモアくんってとんでもない俳優さんだったんですね。(→チャーリーしかしらな買った)




2021年3月22日月曜日

番外編:英The Times紙に掲載されていたオーランド・ブルームの1日の過ごし方がすごすぎる件について

たまにブログを更新する気になったのがストレートなコメディではなく、すみません。

最近週に2−3日超早朝起床を強いられる生活が続いているせいで、起きたくもないのに朝7時くらいに目がさめてしまい、先進国社会に属する人間の目覚めた瞬間の生態的行動であるツイッターチェックをオレももれなくやったところ


と、英タイムズ紙のMy Weekシリーズでおなじみのヒューゴ・リフキンドさんのツイートが目に入って来ました。キャプチャーされているその文章に一瞬にして虜にされてしまうオレ。日曜の早朝から、リフキンドさんのお友達のブルーティックのついている人たちによる絶賛の嵐です。「ワンダフォー」「パークライフ!」などの言葉が次々とスレッドにぶら下がります。こうなっては一刻も早く読まなければならない。文化人たちの真似をしてオレもコーヒーを作り読んだところ、その辺のコメディよりよっぽど破壊力があって、ネタかと疑いたくなるほど素晴らしい内容だったので、一刻も早く紹介したく思います。皆様それぞれツッコミ役となりお楽しみください。


原文はこちら (英タイムズ紙は無料登録で週3記事まで読めます)

オーランド・ブルーム、だいたい午前6時30分起床

”起床後まず最初にすることは、スマート・スリープ・トラッカーで、快眠できていたか、その日を過ごす準備ができているかをチェックすることだね”

アプリのチェック後、娘さんのチェック。父親になったことの喜びを再び噛みしめる

”娘(デイジー・ダヴ)はだいたいすでに目を覚ましていて、 バブバブしている。僕のフィアンセ(注:ケイティ・ペリー)はまだ眠っているので、そっとしておくよ。とてもハッピー・ベイビーな娘にキスをして、コネクトするんだ。娘と目を合わせコミュニケーションをとったり、歌を歌ったりしてね。ダディーはデイジーを愛している❤️って歌うから、娘は父親が誰なのかわかっているさ。息子が最初に発した言葉はママだったけど、デイジーはダダって言ったんだ”

セレブ仏教徒は毎朝20分のお経を欠かさない

”僕は16歳の時から仏教を信仰しているんだが、自分の全てに染み込んでいるんだ(一心同体的な)。仏教の書物をちょっと読んで、まとめてはインスタのストーリーにあげてるよ。携帯はそれ以外は見ない。ソーシャル・メディアのブラックホールに落ちたくないんだ(ふっ)”

朝食時の食欲を削がないL.A的な栄養剤を飲んで、エクササイズ

”朝食を美味しく食べたいから、ブレインオクタンオイル、コラーゲンとプロテインを混ぜたグリーンパウダーを飲むんだ。かなりこれはL.A的なやつさ。で、エクササイズに出かける。その時はBGMはニルヴァーナかストーン・テンプル・パイロッツかな”

午前9時、90%ビーガンの朝食タイムには不老長寿のクコの実とPG Tipsティーも欠かさない

”大抵朝食で食べるのはポーリッジ、ヘーゼルナッツ・ミルク、シナモン、バニラ・ペースト、ヘーゼルナッツ、ビーガン・プロテイン・パウダー、クコの実、そしてPG Tipsティー。僕は90%植物ベースでできてるので、ものすごい良質の赤肉を月一程度で食すくらいかな。たまに牛を見て「牛こそ、この世で最高に美しい…」って思うことがあるよ。過去を振り返り、あれほど肉を食べていたのが信じられないなんてことも”

オシャレには気を抜かず、ブルーム自身のことと”女性とマイノリティー”についてよく考える

”前妻との間にできた息子がうちにいる時は、登校前に朝食を食べさせる。その後、シャワーをして着替えるよ。オシャレには気を使い、ジャージの下はNGだ。アマゾンと契約してるプロジェクトがいくつかあるので、自分の役割(役柄)や他の・・・マイノリティ女性の役柄について思いを馳せているよ。みんなの声になりたいんだ。

仏教の教えが、ブルームをブルームの人生の機関車の運転手にさせてくれる

”キャリアの序章で際立った業績を上げてしまった僕は、仏教と出会わなければ、簡単にレールを踏み外していただろう。(仏教のおかげで)頭に浮かぶ人生の行く道筋を変え、今は走る機関車の運転手になれるという気分。炎上しても消防隊を呼んで火消しもできるさ”

(↑ ってこと? 最後、誰か解読を求ム!!)


・・・今日は「オーランド・ブルーム」でツイッタートレンドしてたので、ここで記述があるように、携帯は見ないで正解だと思いました・・・