イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2015年1月4日日曜日

クリスティン・ウィグとビル・ヘイダーの「Skelton Twins(原題)」が素晴らしかった件について




この2人が出演するので、日本(…の米コメディファン)でも相当話題になっている映画ではないでしょうか?!
UK劇場公開を見逃し、相当落ちこんでいたのですが、飛行機の中で観れました…。

クリスティン・ウィグとビル・ヘイダー、タイトルがSkelton Twins さらに、映画館情報誌に掲載されていた場面写真が
だったので、スゴいものを期待してしまいまして…(汗)し、しかし、映画はこのビル・ヘイダーからにじみ出るものではなく、後ろのクリスティン・ウィグからにじみ出るものだったのですね。大変失礼しました。

大変素晴らしかったです。というのも、上記のようなコレでもか!というコメディ的期待値が高い中、視聴したにも関わらず、冒頭を観た瞬間に、その期待を忘れ去ってしまえるほどだったからです。2人の極めて自然体な演技に胸が痛くなることが何度も。とても繊細なドラマでした…。
スティーヴ・カレルのMiss Little Sunshineや、ラッセル・トーヴィ君のHim & Herなど、今までも全然、中の俳優さんのセクシャリティとかジェンダーをまったく意識せずに視聴した作品はいくつかあるのですが、 ビル・ヘイダーのマイロのレベルも、ホントにその意味で自然すぎました。 (あと、マイロが15歳のときにお相手だったという当時の教師役がModern Familyのお父さんだったのですが、彼もみていてModern FamilyのMの字もよぎらなかった)

やっぱり芸人さんって本当に芸が達者だな、と思いました…