イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2022年8月30日火曜日

2022年秋以降、ロンドンで観れるコメディ情報です: Stewart Lee スチュワート・リーの参考メモ入ってます。

はい。

毎年のことではありますが、フリンジで3−4週間上演された多くのコメディがこれから(一呼吸おいて)イングランドの首都ロンドンへ、さらに英国中を駆け巡ります。

随時アップデートとして行くつもりです。今発表されているもの&ロンドンで観れるもので、おすすめまたは気になってるもののリンクを下記に貼り付けまくっているのでどうぞご参考にしてください。

**** やっと、でました。10月28日(金)EartH (Hackney)にSam CampbellくんのComedy Show確定。ラス1と清く宣言してるぞ(インスタで)。EartHってハコでかいよねえ?っと思って調べたらちっちゃいやつでも700だぞ。でっかいやつだったら1000越え・・・! それは、でかい。

が、
Leo Reichとの2本立てらしいです。

しかしバンドル・チケットで17ポンドってどんだけ安いのよ(涙)なめすぎじゃないですか。



SOHO THEATRE


1) Stewart Lee: Basic Lee (WiP)


( The Bill Murray でも9月ちょこっとやってます)

昔は、頑張って布教のためにこちゃこちゃ描いてたけど、世の中にはもはや感想をわざわざ書く必要もない聖域というのがあります。その1人がStewart Leeです。書けば書くほど、芸術が伝わらないしクールではないので、もう過去の記事もしまっちゃいたいくらい。他にもFrankie Boyleがいます。ここの二人が互いの聖域をどうリスペクトしているのかはあまり触れたくないエリアではあります。
ちなみに、ほぼ信仰してるのに、ほとんど感想あげてない、っていう聖域は他にもあります。数は多くないですけど。

そして、Stewart Leeに関しては、まず「パーソナ」であると認識していただき、その「Stewart Lee」(というパーソナ)が繰り広げる、1シーズンごとにまるで違う話が展開するんだけども、なんとなく他のシーズンと関わりがあるっていうタイプの「Stewart Lee プレゼンツ…」シリーズ、みたいに考えてもらったらいいかも、です。例えば、アメリカン・ホラー・ストーリーとか。
なので、どのシーズンから見はじめてもさして差し障りがないのですが、シリーズ全体像を踏まえての見どころとか、この人物前のシーズンではこんな役やってて、とか、なんか細かいところで、レイヤーがあるんで、そこが拾えないと、どうとったらいいのか、判断わかりかねる、っていうことが出てきます。

Stewart Leeは、そのレイヤーのオパシティを全て計算ずくで、ショーを展開していて、客全員が同じレベルにいることを前提または希望してるわけでもないです。

その一方、シェア率として、シーズン1からずーっと観てるファンダムはめちゃくちゃでかいので、メタジョークとしてのみ成立する、っていうものもまるでないわけじゃないです。カルト的な人気を誇るTVシリーズだとよくみんなが知ってて当たり前の セリフとかシーンとかあって、よく引き合いに出されるとか、あるじゃないですか。Stewart Leeに関しては、スタンダップのセットでファンの誰もが知ってる、引用しちゃうフレーズがいくつもあるんです。ここに関しては、スルーしちゃっても大丈夫と思っています。ここ頑張ると、シーズン1からみ始める上に、Wiki FandomとRedditにらめっこみたいな、まるでオレがAlways SunnyやSouth Park見るときにたまにやっちゃうことをやらないといけなくなっちゃう…

初めて見るのがWiPの場合は、正式公演の時も観に行った方がいいかと思います。


2) Frankie Boyle: Work in Progress


聖域その2。


3) Joz Norris: Blink


ちょっとですね(汗)いろんな意味で、自分の観た日が悪かったせいで、感想はあげてないのですよ・・・。
芸人はやめてマジシャンになったよ!といってマジシャンとして進行する1時間なのだけど、すべてドン引きのエセ・マジックです。あちこちでいい星をもらっているので、ぜひ。テクニカル的表現方法はさておき(?)おバカコメディと彼らのエネルギーを楽しんでもらえたら、と思います。

このショー、かなりいろんな人たちが関わって共同制作してます。で、Jozくんと仲間たちって本当に本当に!いい人たちなんですよ。仏レベルでいい人たちなんですよ。で、Jozくんの中に、「(そーかもしれないが)オレのコレがダントツもっと面白いじゃん?だからみんなオレのいう通りにしろよ」的なゴーマンが欠如しているのが、弱い膝なのじゃないかな、と勝手に憶測してます(制作現場自体は見ちゃいないので)。


4) Josh Glanc: Vroom Vroom 

今回初めて見た芸人さんだったんですが、予想通りの当たりで。このショーの感想は


チケットはこちら。


5) Tim Key: Mulberry 

WiPを2−3回見たにも関わらず、「完成形を観なくては、観たことにはならんだろ?」と、フリンジでものこのこのこのこ行ったのは、オレ様です。はっきり言って、個人的に今年のフリンジのコメディ・ショーで一番美しかったものはコレだと断言します。美しかった。
シアタークラスタの人にも観て欲しいです。
ティムキーっていつもこーゆー感じで美しいのです!!!
頂点に立つ一握りの達人たちの1人で、誰からも賛美しか出てこない、という意味では感想なぞわざわざ書かんでもいい、聖域にいるアーティストですよね。

酷い長さで賛辞を述べているWiP時の感想は こちら 


チケットはこちら




6) Jordan Gray: Is it a Bird?




7) Randy Feltface: Alien of Extraordinary Ability 

ランディはですね、パペットのスタンダップ(?)芸人です。結構芸歴長いです。なかの人は多分40くらい。テレビ(バスデンさんも書いてたキッズコメディ番組、Me and My MonstersというオーストラリアとCBBC共作かな?の作家の一人)とかでよく観てました。で、ライブは今回初めて鑑賞。
ずるいですねw  話術長けてるし、パペットの表情?が効果てきめん。話も面白いですよ。パペットだけどミッドライフ・クライシス形のおじさんの内容だからw
子供用っぽいけど、内容全然子供用じゃないので小さいお子様とか連れてかないようにお願いします(汗)



8)  Leo Reich: Literally Who Cares? 

今年のフリンジコメディアワードの新人枠のノミネート者。
これね、めちゃくちゃ観たかったんですよ!!!なのにどうしても時間に都合がつけられなくて、観れなかった・・・(涙)今年のフリンジはなぜかおやつの時間とプライムタイムにチェックしてるものが重なりまくっていて、どうしても見なきゃいけないものとほぼ義務にも近くなったご贔屓をこなすと、無理だった・・・
なぜどうしても見たかったか、っていうと、この芸人さんの短いセットをパンデミック中のオンラインで一回見ていて(Knock2Back Comedy at Moth Clubのシリーズ*)、それがずば抜けておもしろかったんです。なので、この芸人さんを見れるチャンスがローカルであったら絶対に見にいきたいと思っているのです。



*オーストラリアからサム・キャンベルくんも出るっていうもんだから、意気込んでチケット購入して臨んだのに、数秒でてぶっつり回線が切れ、Waiting for Goddot 状態になった衝撃の回。周り中の焦りでガチかと思ったけど、今考えたらネタかもしれない・・・だって面白かったし、思いっきり「らしい」もんな・・・


9) Anna Mann: The Death of Anna Mann





10) Delightful Sausage: Nowt But Sea 




11) Kai Samra: Native 

 現在アマゾンプライムのSOHO THEATRE Liveだったっけ?のシリーズで配信中の前作が非常に秀作だったので、次作はマストだな、と思って見に行ったわけです。
申し訳ないんだけど、単純にスキル・技術的な部分で上手に仕上げれられてなくて、今回感想は書いてないですが、彼の語るお話自体は(こういう事実があって、こういう差別があって、こういう状況にある。コメディ業界腐ってる)より多くの人が知るべきだと思うし、その意味で観に行って欲しいと思います。お話を聞きに行ってください。
マジで本当に技術的な問題なだけなので、今後スキルアップするんだと思います。



*ロンドンプレミアで観れてないけど、絶対観たいやつ*

Kim Noble: Lullaby for Scavengers 


三部作の完結だそうで。

紹介含めて前作の感想↓



Leicester Square Theatre


1) Stewart Lee: Basic Lee (本番)


2) Drunk Women Solving Crime 

見てないんだけど、評判がよかったです。(無責任)


 
3) Fin Taylor: Daddy Self-Care 

これですね、ちょっと注意してください。Fin Taylorさんが作り上げた完全なるダメ男&最低親父っていうパーソナで全速力で突っ走ります。その中にあるすごいキワキワのthin lineにある「アリ」を見せていく、というものなのですが、このパーソナがキワキワすぎて、見えづらいこともある。また、そこまで達しないところの「完全なるダメ男&最低親父」をRelatableとして共感しちゃって笑う男子も多いんですよ。だから、変なダブル・スタンダードになっちゃってるの。感想がポジティヴオンリーになりずらいので、感想をあげてないんです。ただ、ギークとしては、これを見るのは興味深い。オレが見たとき、本当に客がやばくて、上手に消化できなかったので、もう一回環境の良い場所で見るつもりです。






Bloomsbury Theatre & Studio 


1) Nick Helm: What Have We Become

あとで、ちゃんと感想あげます! でもこれ、今までで一番ぬるくて、いい意味でとてもニックヘルムのビギナー向けなスイートな仕上がりなので、今までニックヘルムのライブを体験したことない人に、超オススメしたいです。




The Bill Murray Comedy Club 

1) Microscope Live

これ、Matt Ewinsと前フリンジコメディアワード受賞者のJohn Kearnsがやってるやつで、エディンバラも3回くらいだけやってたけど、見事見れなかった・・・John Kearnsはとても好きな芸人さんなので、おすすめ。







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