その2です。
その1はこちら
http://www.gojohnnygogogo2.com/2022/08/edinburgh-fringe-2022-preview-of_3.html
下記はその2で、ローカル(注:スコットランド)では大変人気の Christopher MacArthur-Boyd です。
https://tickets.edfringe.com/whats-on/christopher-macarthur-boyd-oh-no
比較的ローカル中心で人気の芸人さんについてレポートするときは、大抵同じことを繰り返している気がして、過去記事をちょっと探ってみましたが、それほど繰り返してなかった・・・。
Larry Dean http://www.gojohnnygogogo2.com/search/label/Larry%20Dean
Chris Forbes http://www.gojohnnygogogo2.com/search/label/Chris%20Forbes
たぶんLimmyのこの記事も・・・ http://www.gojohnnygogogo2.com/2018/03/limmy-vines.html
まとめると、グラスゴーには、お笑いコミュニケーション文化が根付いている、ということです。特にバックグラウンドがワーキング・クラスの人たち。すでに基本レベルが高いので、そこから「プロ」として暮らしていくには、めちゃくちゃ高いレベルを普通に要求されます。
もちろんダブルスタンダードとして地元で「あうん」で共感できるネタであることも否めないですが、やっぱり話術あってのネタだよな、と、ローカル人気、特にグラスゴーの芸人さんを見るたびに思わざるを得ないですね。
グラスゴーの芸人さんって話術が長けすぎてる証拠として、(何しろビリー・コノリーですから)「グラスゴー」のネタって、芸人さんだけじゃなくてグラスゴー出身のハリウッド俳優さんがバラエティやトーク番組に出て話すことも含めると、鬼のようにたくさんきく。なのにまるで使いまわされすぎ感がない。(ネタが転がりすぎてるからというのもありますがw)嫌味じゃなく、奇をてらっているようなイメージも与えない。それどころか、もっとくれ、くらいな高い需要がいつもある。
うざいうんちく言っても逆に萎えるだけと思うので、ぜひこのクリストファーのライブを見に行ってわかってください!!!
今回の1hのショーも、とくに何か大きな一貫した軸やプロット展開があるわけでもなく、パンデミック中の話や生い立ちの話、家族の話に、大学時代の話(クリストファーくんはまだ27歳なので)と、ある意味、アメリカン・スタイルw。この1h、爆笑の連続のうちにあっという間です。ちなみに、小市民のバックグラウンドならだれでも腹の底から共感できるんじゃないか、と思ったのが、大学時代のネタです。セントアンドリュース大学に行ってるんですよ。セントアンドリュースといえば、ゲロ金持ちがゴロゴロ通う大学で、最近は王子や王子の奥さんのなれそめの場所で有名になっちゃったですけど、そんなところから展開する話です。涙止まらなかったですね。
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