イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2017年8月9日水曜日

Edinburgh Fringe 2017 Work in Progress状態とは大違い。世界一コワイ笑いの神様というかタイトル納得の Frankie Boyle: Prometheus Volume I観ました。


チケット残ってるかわからないけど↓
https://tickets.edfringe.com/whats-on/frankie-boyle-prometheus-volume-i


えええっと。。。(汗)

フランキー・ボイルせんせいは、もし触るときは気をつけてください。フランキーせんせいのやり方は、「壊れている」という現在進行状態の我々の世界が、じつは我々の錯覚、または希望的観測であるだけであること、現実は致命的レベルで破壊されすでにこの世は完全に終わっていること、そして、人間すらもすでにゾンビであるっていうような現実をみせていく手のものです。その現実の見せ方も、核爆弾で破壊された、「完全に終わった」ように見せていきます。誰にも、ぐうの音も出させない。出せない。よくフランキー・ボイル氏は「超絶な鬱病からくる思想なのか。死を望んでいるかのような…」という人がいますが、彼本人も言ってますが、鬱でもネガティブ思考でもないですよ。人間じゃないんで、この終わりきったで生きていくことを恐れてもいないし逃げたいとも変えたいとも思ってない。本人も言ってますが「I do not want to die. I want YOU to die ひゃははははははは」なんです。それを「面白い」と思う神なんです。

私はフランキー・ボイルのことを何かしらの神だと思ってます。笑っていいのか笑っちゃいけないのかなんていう区別の域を超えたものだと思います。
そして今回のタイトルで、ああそうかプロメテウスか。と妙に納得してます。じつは本は全部読んでて、自伝も読んでて、TV番組も観てて、ではあるのですが、ライブはWork In Progessを何回か観ただけ。そしてそのときのリラックスした空気に「暖かい神様ー」という印象だったのですが、いやもー、それ、撤回。Work in Progressのノリで「フランキーせんせい観に行くんだヒャッホイ!」と話し「フランキーは50・50かなー」と言われると「で、ナマでみたことある?ナマフランキーはTVフランキーと違うよー。もう暖かい感じで、神様ーって感じ!」ってさんざんあちこちに豪語しててごめんなさい。って本気で思ってます。(汗)フランキーせんせいをナメてたわけではなく、コワさなめててすみません。ホントすみません。

参考までに私が今まで読んだ本
一番バイオグラフィーである本。この笑いの元になっていることが部分でもわかって非常に参考になりました
https://www.amazon.co.uk/My-Shit-Life-So-Far/dp/0007324510/ref=asap_bc?ie=UTF8

おおむねこんな感じの60分ライブです。(フィクション?の部分は除く)
https://www.amazon.co.uk/Work-Consume-Die-Frankie-Boyle-ebook/dp/B005IH02ZI/ref=asap_bc?ie=UTF8

これも。
https://www.amazon.co.uk/Scotlands-Jesus-Officially-Non-racist-Comedian/dp/0007426844/ref=asap_bc?ie=UTF8

定番ですが、フランキーせんせいのガーディアン記事は新聖書?新経本みたいな感じです。
https://www.theguardian.com/profile/frankie-boyle





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