イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2018年8月7日火曜日

Edinburgh Fringe 2018 これは旨い。ライブコメディのビジネスモデルとして鑑賞をおすすめしたい John Robertson: The Dark Room観ました


2016年に以下リンクの経緯からジョン・ロバートソンさんを観まして。
http://www.gojohnnygogogo2.com/2016/08/edinburgh-fringe-2016-amused-moose.html
同時にこのDark Roomというゲームショーをやっていて、すごく気になっていたのですが、インタラクティブ・ゲームショーっていう設定と上記スタンダップでのジョンさんのパーソナからソロで行くのがどうも怖くて行かなかったんですよね。今回オレよりも同行者がノリノリだったため、行ってきました。



https://tickets.edfringe.com/whats-on/john-robertson-the-dark-room

内容は、
「ダークルームに入りました(会場が真っ暗)。ジョンロバートソンさんがホスト。プレイヤーはお客さん。ロバートソンさんによって選ばれた者が
2−4つの選択肢から1つずつ選び見事脱出に成功したら1000ポンドの賞金ゲットできなかったら。。。DIE! DIE! DIE! DIE! 」
です。

80年代の申し子で、90年代以降生まれは激しくディスり、ビバ、80年代の金字塔telletextスクリーンにスライドで上記のような選択肢を与えられたお客さんが選んで行きます。ホストは超オペラティックにあっちこっちの客席(前列だけではないのでご注意を。。。)に行き「プレイヤー」を選んで行きます。また、死んでしまったプレイヤーにも一応参加賞が授与。この参加賞は定期的に変わるんじゃないかな、と思っています。ずっと同じだと飽きるもんねぇ。

四択を繰り返すのでパターンがいくつもでき、かつお客さんによってどの選択をするか異なる、さらには1時間にこのゲームができて5−6回なので、同じネタ仕込みで延々リサイクルが可能なのですよ。加えて、このコメディのすごいところは、やればやるほどジョン・ロバートソンさんの実践パターンの対応が増え、リサイクル率がめっちゃくちゃ高くなる。
あとは、選ばれしものの名前は誰がやっても全員ダレンなのがお約束ジョークになってるのもうまいな、と思いました。(リピーターのお客さんがダレンについては教えてくれた)


そんな(?)わけで毎年ここんところ、同じショーを行っておるわけですが、口コミが口コミを呼び、ソールドアウト状態みたいです。2015年のものかな?同行者がリンクを見つけてショーをみたにも関わらずまたみてました(笑 ご興味のある方はちょっとみてみてください。全編をご本人自らあげることに抵抗がないくらい、同じものが体験しづらい、素晴らしいフォーマットだと思います。(あ、そういえば絶対に脱出はできないので1000ポンドをもらえることは絶対にありません。。。)



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