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2018年8月26日日曜日

Edinburgh Fringe 2018 今年のFringe Awardノミネート、ユダヤ人がナチのミーティングに行っちゃった、というキャッチに誘われました Alex Edelman: Just for Us



https://tickets.edfringe.com/whats-on/alex-edelman-just-for-us

前にも観てます。でも全く中身の記憶がないので、読み返してびっくりしました(滝汗)2015年だって。そんな前に観たんだっけ(汗)? 

どうも3年前はロンドンにしばらくベースを移してたみたいなんだけど、今はNYに戻ってたみたい?(しょっちゅうロンドンには来るみたいだけど)んでNYのクラブでは「人間よりうまの方が4本足で歩くから四倍早い!」ってジョークを飛ばし、後になってスーパーでお買い物中に「あ!しまった二倍だった!」って気がつくっていう程度のジョークばかりやっている、と。なんだけど、今年またロンドン滞在中に今年フリンジでやるっていう話をブリジット・クリスティにしたところ、「トランプネタやるの?」と聞かれ、「いや、政治はちょっと・・・」とたじろいだところ「あんた何言ってるのよ、コメディアンたるもの政治に特攻隊員のように突っ込んで観客に色々と目醒めてもらう機会を作るものよ」ととうとうと語られ。。。でもな、うーーーん。政治まじで何やってるかわっかんねーよ!と。(→注:もちろんパーソナです)なんだけど、トランプ政権になってから、確かに大変化には気づいている。それはツイッターなどのSNSで反ユダヤの攻撃に遭い始めたこと。ある時「お前、ほんとに誇り高い白人だと思うなら、俺ら反ユダヤのミーティングに来てみろよ」とツイートをもらい、「え、じゃあ、行ってみる?」と行っちゃったよ。。。という、この上なく素晴らしい導入口、個人体験を通して語るアメリカにおけるユダヤ人文化のポジションと受け止められ方、そして実際ミーティングはどんなものだったのか?! ものすごい上手な構成だったなぁ。テンポもよく、脱線しているかのようで元々の「ユダヤ人が反ユダヤのミーティングに行きました」の上手な伏線に、そしてしっかり本線へと繋がっていくものでした。そして何より笑えましたし!

今年のフリンジ大賞にノミネートされたのでロンドンのSOHO THEATREとかで見れると思います。ぜひ。

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