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2018年8月6日月曜日

Edinburgh Fringe 2018 ラッキーに観れちゃったものが当たりました。Jay Lafferty: Wheesht! 観ました


珍しくない話ですが、1本目と2本目の間に時間がそこそこできていて、へろっとしてたら「友達がこれなくなったから観る?」とチケットもらいました。「へ、でも次に観るものが。。。」「今から5分後に始まるから7時半には終わるよ。もったいないのはいやだから観に行って」と、へえええ???(汗)と流されるように会場へ入りまして。観たのがこちらです。


https://tickets.edfringe.com/whats-on/jay-lafferty-wheesht
お名前は聞いたことがすでにあるものの、5分ですら観たことがない。。。でもグラスゴーの芸人さんだったので期待が高まりました。えこひいきではなく、色眼鏡ではなく、グラスゴーの人たちは子供の時から人前で面白い話をするという生活習慣や文化が根付いているので、標準が高いと思います。フォーマットはシンプルでマイク一本でいわゆる観客とインタラクションをするやり取りからはじまり、軽いところから重いところに持っていき、上手に締めてました。ジェンダーやフェミニズムとか大きな言葉は使わないけど、そうした問題についてジェイさん独自の角度で一本筋通して語っていた(笑い盛りだくさん)。
本題の最初はSNSから始まるんですよ。誰もが発言力を持っているせいでみんな喋ってばっかりで聞いてないよね?みんな聞く耳が必要なんじゃないの?じゃないと、みんな持った発言力がなくなっちゃうよ。。
90年代の米シットコム、「フレンズ」がネトフリで観れるようになって今の若い子たちに露出されるようになり、その結果若い子世代から相当なバッシングを受けている件ところから始まって、昔のものは放っておいてよ、時代が違うんだし、このシットコムを現役で楽しんでいた人たちの話を聞こうよ、というところからせっかく #MeToo とか起きても、誰も聞いてくれないよ、聞いてもらいたいなら聞こうよ、と綺麗に落とし込んでいて、正直「タダで見て超得しちゃった!」と思いました。とても上手なスタンダップ芸人さんでした。ぜひマイク一本でストレートなスタンダップ60分を見たい方は`Jay Laffertyさんをトライしてください。

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