イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2014年8月13日水曜日

エディンバラ フリンジ Edinburgh Fringe 2014 行けばかならず笑いと元気と感動をもらえます Bridget Christie 姉さん最高です


去年しょっぱなから瞬く間にチケットが売り切れてしまい、見損ねたリベンジとして6月の時点で購入していました。午前11時10分というお昼前なのに、オルタナモード満々なThe Stand Comedy です。

Bridget Christie An Ungrateful Woman


2−3年前と比べ、姉さんのHow to deliver jokes(→話の運び方?ネタの見せ方?話術?)が明らかに違う。きっと見逃した去年の夏までの間に、今のやり方に目覚めたんだと思います。それがバッチリ合うものだった。いや、ホントに「アワードとったせいで、今までパートでフェミニズムやってたのに、今や24時間休みなしでフェミニズムよ!家庭崩壊よ!」と1時間この世の黙認されている男女不公平問題のアレコレに怒りまくっている(笑 
ホントに、オレら女性が元気とスッキリ感でいっぱいになる1時間だと思います。オレら、変えたくてもどうにも変わってくれない男女不平等なことを黙認して生きているじゃないですか。そんなアレコレにどんどん突進し対決していきます。そして結構破れ討たれる。それでもひるまず起き上がってはうぉぉぉぉっと猛突進する。豪快で、こちらがぼんやり考えることすら逃げている不平不満の原因に対して言いたいことを言ってくれるのです。
すごくストレス解消になります!

それにしても、なぜこんなにブリジット姉さんの笑いの消化がいきなりよくなったのか。姉さんのアクトを観るうちに、すぐにピンときました。それはオレのようなコメディの趣味を持つイギリスのコメディファンが、長年育ってきたダンナさんやダンナさんのご友人たちの話術たちによって作り上げられていたからです。
いえ、批判しているのではありません。なぜならブリジット姉さんは、自分のネタを最高の形で表現するツールとして話術たちを完全にすべて体得し消化しきっていたから。しかも、ネタをパクったのでないので、パクったということにはまったくなりません。
私はお財布の都合上、どうしても女性芸人さんをナマで観る機会が圧倒的に少なくなってしまうため、確信を持っていえませんが、ブリジット姉さんほど、姉さんのダンナさんと近隣の仲間たちの話術を自分のモノにしてしまっている次世代芸人さんをみたことがありません。ましてや女性ではみたことありません。すごいと思います。

というわけで、おすすめです!
(ええっと念のため、ダンナさんが誰かご存知ない方は、過去の記事を読んでいただければと思います。

2 件のコメント:

  1. へー!これ見たいなー!

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    1. whiteanklesocks2014年8月13日 17:34

      そうなんすよ!コレchiekoさん好きだろうな、と思って観てました

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