イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/でございます。。。

2014年8月18日月曜日

エディンバラ フリンジ Edinburgh Fringe 2014 今、Free Fringeが完全にやばい!チェックするならFree Fringe!

【備考】ガーディアンがオレと同じセレクションで記事書いてる(汗)…きっと同じテイストの人なんだろうな… ちゃんと払うように指示も出てるし、きっと同じ考えの人なんだろう…



年を重ねるごとにクオリティが高くなっています。
素晴らしい新鋭たちがFree Fringeという猫も杓子も参加できる”面白いと思ったらイイ値を払ってくれたら嬉しいです”的な下克上で這い上がって行き、腕を磨き上げ、ある程度注目されてからもまだ戦争のフロントラインみたいなところで歩兵となって戦っているせいか、とんでもないことになっています。
今日はLiam Williams君をもう一度観に行こうと開始時間の一時間前に現地に到着したにも関わらず、目も当てられない長蛇の列がすでにできていて、断念。(追記:平日だったら大丈夫かもと、3日後仕事の合間に並ぶこと1時間。入れませんでした!さらにさきほど、(私の盲目的なお勧めっぷりに騙されて影響を受けて)Rob Auton君を観ようと現場へ向かった友達が、同じような目に遭っているのをきいて、マジで愕然としています。

この盛り上がりっぷり。口コミでいいよと言われたものはどれをみてもウソでしょ?レベルなクオリティの高さっぷり。申し訳ありませんが、よほど観たいもの(=ヒーロー的存在の芸人さんたち)以外、プリペイドで12ポンドだして行く気がしません。だってもともと、フリンジの醍醐味は、知名度の極めて低い、才能ある新鋭さんの一本釣りにあるわけです。昔はPleasanceやUnderbelly、 Gilded Balloonで行われていましたがが、今やここは、完全にマネージメント事務所によって腐敗された場所といっても過言ではありません。事務所が押したい芸人さんをガンガンPRする。若手の芸人さんが自分でやらない。

(注1:昔は今Free Fringeで芸人さんがツイッターでやっているみたいなことを路上でやっていたんです。)
(注2:事務所イチオシの芸人さんでない場合は、別の話になります。チケットが売れなきゃ借金を抱えることになります。そんなせいか、フリー・フリンジを選ぶ芸人さんも多いわけです)

つまり、今やFree FringeこそがEdinburgh Fringeなのではないか、と。

この事態をふまえ何を言いたいかというと、観客は”Free Fringe=無料もしくは小銭で観れる” という概念をバサッと捨てなければならないところまで来ている、ということです。つまり”Free Fringe=好きなだけお金を払わないと行けない”もうちょっと具体的にいうと、「プリペイドのショーに10ポンドや12ポンド払ってるんだから、面白かったら最低5ポンドは払えよ」と。(→というのも席は保証されてないし、最悪超居心地悪い環境で観ることになるわけですから、プリペイドと同額でなくてもいいかと思ってます)
ちなみに、私はロブ君に10ポンドはらっちゃったし、Liam 君には7ポンド払っちゃった。(注:Rob君は本くれるっていうから払いたい値段が高くなっただけです)その他の芸人さんにも最低5ポンドだしてますね。(すいません!ズドンとキタ芸人さんだけです、5ポンド以上払ってるのは…汗)

というわけで、以下は Liam 君とRob君以外に、観て来てうおー!ってなったお勧めの芸人さんです。(超ベテランさんは抜いてますよ!)

Tim Clare : Be Kind to Yourself


https://tickets.edfringe.com/whats-on/be-kind-to-yourself

セカンダリー・スクールのせんせいなんですって。こういうところでも、英国の教師と日本の教師の種類の違いに、もにょもにょしちゃうんですが、学校の先生が芸人さんもやっているって結構多いんですよね。だから、先生をやっているってきくと、ある程度のクオリティは保証されてるな、って考える傾向にあります。だって教師って、生徒という一番たちの悪い客を相手に商売するベテランじゃないですか。そりゃ客を楽しませる術を知っているわけですよね。
(日本だと予備校の名物先生くらいしか思い浮かばない…)
Tim Clare先生のポエムとウイット、それからグルーヴィーなラップは絶対に5ポンド以上の価値があります。ちなみに5ポンドバケツに入れたら「CD持って行って!」ってCDもらえました…。だからすごくおトクだと思います。

John Kearns Shtick



https://tickets.edfringe.com/whats-on/john-kearns-shtick

去年フリー・フリンジで戦いNew Comerを受賞したJohn Kearnsです。去年まったくもってスルーでした(汗)弁解すると、ノミネートされてる時点で検索してもちゃんとフリンジサイトに出てこなかった…というわけで、今回観に行ったわけですが!
ズバリ!Daniel Kitsonの描くお話(スタンダップよりはお芝居)に惹かれている人は、絶対にお勧めです!!!

短いセットだと、「ハゲおやじカツラと出っ歯をつけてヘンな声で叫ぶ」っていう部分しか観れず、「なんじゃんこれ?何がそんなにすごいの?全然笑えないんだけど…」って困惑してしまうかもしれないです。じつはこのすべてには胸痛な意味があり(笑いとは喜劇であり悲劇であるわけです)、フルセットの1時間観ないと伝わってこない。だからぜひこの1時間の完結ショーをみてください。

ただし平日でも最低40分前には現地で並んでいることをおすすめします。先週の平日でオレは40分待って席が一番前のはじっこしか空いておらず、ビクビクしながら前に座ってみたので。週末は、どんなことになってるかわかりません。もしかしたら、一つ前のショーへはいって、そのまま地蔵になるのがいいかもしれないです。まだFree Fringeが混沌とした世界なので、完全入れ替えでなく、許されるんじゃないかと思います。あ、もちろんその場合は多少なりとも一つ前のショーにもお金を払わなければいけないわけですが…!

John Luke Roberts Stnad-up



https://tickets.edfringe.com/whats-on/john-luke-roberts-stnad-up

Alternative Comedy Memorial Societyの設立者の1人です。そんなわけで、モロにThe League Against the Tediumの侮辱ジョークのスキルを継承していまして…。同行者の超お気に入りですが、正直私には、彼の自虐のレベルがちょっと行き過ぎに感じ…(汗)それは、私が今まで 自虐によるクオリティの高い笑いの生産→賞賛を得る→さらに自虐 を繰り返した結果(→すでに笑いの犠牲者/中毒ですな)、心と身体の病気になってしまった芸人さんを少なからずみてきて(→ハタからですよ。側近でではありません)残念な思いをしているせいだと思います。そういう意味での病的な芸風でした。なので、好みのわかれるところですが、絶対に観ていて損はないと思います。

(とりあえず… またみたら書きます)

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