イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/でございます。。。

2013年8月30日金曜日

お待たせしましたAlan Partrige: ALPHA PAPAの感想はこちらです☆Alan Partrige movie : ALPHA PAPA



【はじめに】じつはですね、ワテクシ当たり前のことながらこの作品、公開当日初回に観に行っているんです。しかしながら、一回記憶がぶっ飛ぶ(=ね落ちる)というあり得ない事態が発生しており、もう一回絶対に見なければいけないとココロに誓っていました。本日再度鑑賞しまして、最初から最後まで笑いすぎて号泣しておりました。
よく考えたら、初日(1回目鑑賞時)は例のゲリゲロ事件の日。。。
やっぱり体調が猛烈におかしかったんだ、と納得した次第です。笑いを拾うには、体調管理が充分に必要であることを学びました(=アドレナリンはコワい)。

ALPHA PAPAのトレイラーはこちら

Steve Cooganでまとめちゃっててすみません。Go Johnny Part 1でのAlan 関連過去記事はこちら 
http://komeddy.blog130.fc2.com/blog-category-12.html

【あらすじ】舞台はもちろんノーリッチのノーフォーク・デジタル。のほほんとした穏やかなDJ生活を送っていたはずのノーフォーク・デジタルの面々に不吉なニュースが舞い込みます。それはラジオ局が多分野に渡り事業を展開する巨大企業に売却されてしまった、ということ。改革の一つとして、番組編成およびDJの見直しが検討されます。アランとアランと古くからのDJ仲間パットは高年齢のベテランであり、窓際族的存在。「クビを切られるとしたらオレかも」と不安をかかえるパットにアランは「そんなのは噂だよ、大丈夫。なんなら私の力でパットがクビにならないようにお偉いさんたちにアピールしてきてあげるよ」。
会議中のなかにちょっとちょっと、と割って入り、いきなりプレゼンをはじめるアラン。ところがその真っ最中で、解雇の候補者が自分かパットのどちらかであることを知ってしまいます。もちろん、我らがアラン・パートリッジは、自分の身を守り、解雇するならパットとUターン・プレゼン。お偉いさんたちはその言葉を鵜呑みにし、即効でパットは解雇されてしまいます。
めでたく生き残ったアランは、ノーフォーク・デジタルからShapeに改名された記念パーティに出席。飲めや歌えやの宴が行われるなか(注:イギリスのオフィスパーティなので、その辺どんだけ地味かご了承ください)アランのもとに、以前一夜だけアバンチュールを繰り広げた女性が現れます。マネージャー、リンの後押しのもとアランはなんとか彼女と穏便に永久にさようならするため、いったん放送局の外へ。ところがその間に怨念パットが銃を持って押し入り、人質を抱えて局内に立てこもってしまいます。アランを信じるパットは、アランに警察と自分との間の交渉人となるように指名。かくしてアランは、防弾チョッキを来て、ノーフォーク・デジタルShape放送局へ勇ましく入っていくのですが…

【プロットがすでに自虐でございます 爆】 えーっと(汗)スティーヴ・クーガンはですねLeverson Enquiryでもヒュー・グラントと並んでセレブの代表のように「報道の権利を悪用し、プライバシーの侵害を正当化するR.マードック帝国(The News of the World)を相手に戦ってきた戦士なんですね。一方ですね、Alan Partridgeは、Rマードック帝国に札束パシパシやられて(→脚色はいってます)BBCからSKY TVに引っ越ししたんです。コレ結構沢山のオタクがネガティブに反応して相当話題になっていたのですが、イアヌーチせんせいもダンマリで(汗)真意のほどがわからない状態でした。しかし、Alan Partridgeは多分野に渡り事業を展開する巨大企業に売却されたという事実と、映画のプロットがリンクすることは確か。そしてここから、SKY TVからオファーを受けた彼らが「Alan ならBBCを捨ててSKY TVに行くだろう」と考え、承諾したのではないか、と考えられるようになりました。今までアランを都合のいいときだけ復活させあとは干し続けてきた(?)BBCと、今次々に人気のコメディアンやクリエイターたちを引っこ抜き、めきめきと「コメディの強いSKYTV」として認知度をあげる、予算のあるSKYTV。クーガンでもイアヌーチせんせいでもなく、アランならどっちをとるかと考えたら、一目瞭然な答えではないでしょうか? 

【ネタバレ注意☆一瞬一瞬のすべてが知る人ぞ知るのアラン・ワールド】 冒頭でのMidmorning Matters エア中のシーンで、「世界戦争でアメリカと中国が新手の兵器で匂いをとってしまった。恋しいと思う匂いは?」というお題からはじまり、通勤中にAndrew Roachfordの曲に合わせてクチパクする様、(というかサントラはすべてツボ)空気を読みまちがえて(というか気がつくと空気を読むことを忘れている)トンデモナイところへ爆走していくさま、意外と女性にブイブイ言わしているところ(→この女性たちの表と中身がツボ)なんてえのは、序の口です。
国民と一緒に20年きちんと年をとって生きてきた、前代未聞の生身のキャラクターです。その国宝級の価値とすごさは、例えばアランが”55”と自分の年齢を発するだけで、涙流して笑えるほどのジョークになってしまう事実に集約されている気がします。
 【やっぱりリンとマイケルのパワーはすごい】この2人も国民とともに年をとってきて10年以上たっているので、やはり強烈なパワーです。とくにマイケルは出番が少ないのですが、出るたびに観た者の生涯、尾を引いてしまうような強烈な笑いを繰り広げてくれました。ネタばれなんですが、一つだけ。アランがマイケルを「ジョーディ版アンヌ・フランク」って呼ぶとあるシーンがあるんです。ワテクシ残りの人生、コレを思いだすと必ず笑っていられると思います。
【Tim Key大活躍! 最高でした】 Tim Key ことSidekick Simonは本当にこの映画に多大なる貢献をしてくれました。サイモンは確実にアランワールドに相応しい、あのアランにすらツッコまれるKYさぶいキャラを確立しており、Tim Keyファンとしてのひいき目ではなく、今後必要不可欠になってくれると思います。Tim Keyのキャリアは本当にみんなの憧れではないでしょうか。少々遅咲きと本人語っていますが、最高のキャリアじゃないでしょうか。
【警官の一人にダレンさんが!】Darren Boyd/ダレンさんの超シリアスでボケるという得意技がピカ一で光っており、とくにクライマックスでの小技に号泣です。
【じつはThe InbetweenersのJayことジェイムズ・バックリーがオーディションを受けて落ちていた!】んだそうです。ジェイムズは自称クーガンオタクで、オーディション当日、緊張しすぎて思うように演技できなかったとか。(the Digital Spyより)なんか彼とイメージかぶる感じの人(若手スター的存在のDJ)がたしかに出演してます。ジェイムズが一番キャリア不安定なんで、ココで出てちゃんと才能見せておけばよかったのに…と、思いました。。。

とにかく、最初から最後まで椅子から転がり落ちそうに笑い、笑いすぎて、涙がボロボロ出てしまいました。公開から1ヶ月近くたった平日の昼間の回だというのに、お客さんが結構入っていて、ゲラゲラガタガタ大にぎわい。本当に最高の映画だと思います。まだあと4ヶ月ありますが、個人的にはこの映画を抜くコメディ映画は今年登場しないだろうと思っています。

【追記】Roachford氏がクリスマスにアランと組んで何かしたいとか??
前述のアランのノリノリの口パクシーンがYOU TUBEにアップされてます!


【追記その2】公開から約1ヶ月たった9月初旬でもまだ多くの映画館は1日3−4回この映画を上映しています。 普通だったら1ヶ月もすれば人気のある映画でもレイトショー2回。。。など窓際族においやられていくのではないでしょうか。さすがアランなのです。アラン・パートリッジは最高なのです!

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