イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2013年8月11日日曜日

Edinburgh Fringe 2013: ベテラン・コメディアンまとめて感想アップ☆David Baddiel & Ed Byrne

 

David Baddiel  Fame: Not the Musical 


何よりもまず説明しなければいけないことがあります。
今回David Baddielのチケットを購入するにあたり、"
買おうかな〜"と思ったときに、何の苦労もなく購入しております。しかしながら、90年代の彼を知るものにとっては、ビックリなことなんです。
David BaddielはコメディグループMary Whitehouse Experienceのリーダー格で、はっきりいってこのグループはコメディ界を変えたグループなんです。 コメディ界のザ・ストーン・ローゼズといってもいいかもしれません(。今でこそ、マイケル・マッキンタイヤやラッセル・ハワード君級なら珍しくもない話になりましたが、コメディがウエンブリー・アリーナとか彼らから始まったんです。しかも30分で完売とか人気ロックバンドなみです。
(書いているうちにどんどん前にも説明したような気がしてならなくなってきたので割愛します…汗)
やっぱりあった…
http://komeddy.blog130.fc2.com/blog-entry-62.html


そんな彼も、今やすっかりピークはすぎまして…。映画作ったり、小説書いたり、TVラジオ番組に出たりなど、こまごま色々やってきました。引き続き有名人だけれども、ピークのすぎた有名人(笑)これってすごく中途半端で、厄介なことも多々あるとか。FAME(有名)とは何だろう?という話を、自身のトホホな話や厄介な話をもとに探求していく、というものでした。

昔Mary Whitehouse ExperienceとDavid Baddielが命!みたいに盛上がっていたからでしょうか? 15年もスタンダップから離れていた芸人さんのライブにも関わらず、ちっとも疑心も不審も感じずにのぞめました。ましてや冷やかしなんてトンデモナイです。そしてDavid Baddielにとって15年のブランクなんて大したことないんですね。まるでプレッシャーを感じる様子もなく、昔ながらのシャベリでした。すごく安心して楽しく観れました。

David Baddielという芸人のキャリアをざっくりでも知らないと、正直キツイないようかもしれません。ただイギリス人にとっては彼のキャリアを知らない人はいないのです。誰もが一度はファンになっている人だから、それで良いんだと思います。


Ed Byrne: Roaring Forties  

エドは「どんな状況になっても、フリンジに来たら必ず観る」という“忠誠つらぬきます”カテゴリーを誓っている芸人さんです。これはもうしょうがないです。

笑いはナマモノです。音楽と同じでいつも変わっていく。だから今が旬的な新鮮さ矢新しい発見はないです。一時期前のトレンド的なテイストを確立した彼が、そこからテコでも動かずやっていってやるぜ、という男気を今年を見せてくれていました。(これはアンドリュー兄さんにも通じるかもしれない!)そこを応援したいのです。

一昨年などの感想リンクを貼付けておきます。
http://komeddy.blog130.fc2.com/blog-entry-241.html

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