イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2023年8月13日日曜日

Edinburgh Fringe 2023 エディンバラフリンジ2023 上手かったです。幅広くお勧めしたいEd Gamble の次のUKツアー(見たのがWork in Progressなので)

https://tickets.edfringe.com/whats-on/ed-gamble-work-in-progress

注目リストを挙げた時に話したことですが、見た経緯を説明します。

エド・ギャンブルさんといえば、エイカスターくんとのOff the MenuやらTaskmasterに出ちゃってるやらで、すっかりみなさんご存知かと思います。もはや大きなハコでしかやらないし。なのですが、WiPでロイヤルマイルは城下町の地下ダンジョンみたいな建物、ゲロの香りがするHiveでちまちまやるんですよ。で、「ちっちゃいハコでやるなら、一回見て見ようかと思う! 多分面白いと思う!」 ってoff the Menuをよく聞く同行者がいうもので、じゃあ、試してみようかなぁと。

というのも、今まで一回もギャンブル氏を見たことないんです。通常はね、この手の芸人さんって、20代半ばの時に、かわい子ちゃん枠で、とりあえず見とく?って事が多い(*1)のですが、あんまり顔が整いすぎてたせいかなぁー?? で、なんか、こーモチベ―ションがわかないうちに、ビッグにだけはなってっちゃった。(→ 絶対にgoogle translate して読まないでください。このニュアンスは絶対失礼な翻訳になる気がする…)


というわけで感想は、「やっぱりターゲット層がデカくて成功してて、ツアーとかきちんとこなしている芸人さんって上手いんだなー」です。フリンジの時代もちゃんと経過した上での、自信とカリスマとでっかいハコでの高い経験値の賜物ですかね。ポッドキャストでも話しているような内容を「ネタ」として、チケットエージェンシーの手数料含めたら40ポンド行きそうな金額を払って見にくるお客さんが「面白かったね」と言って帰るようなクラフト芸にするっと仕上げていました。

もともと笑いって、多くの人にとって、腕組んで、眉毛コイル巻きにしていろんなこと考えてみるものじゃなくて、むしろ逆じゃないですか。単純に笑いたい、楽しみたい。いわゆる小難しさがないからと言って、いいものを見た、と思う質の高さ自体は、おもいっきり要求されます。むしろ値段が高い分、もっと厳しいと思う。しかもターゲット層広いから。
エド・ギャンプルってそんな中でも誰にでも彼を見たい人は、40ポンドを要求できる芸人さんだ、と思いました。

UKツアーを秋からだったかな? 始めるか、チケットを売り出すからしいので、とても楽しい時間が過ごせると思うので、ぜひ。


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