Stuart Laws: Is That Guy Still Going
https://tickets.edfringe.com/whats-on/stuart-laws-is-that-guy-still-going
今年見るぞリストを書いたときに、スチュアートさんについてはちゃんと紹介入れてます。
【今年の新作の感想】
テーマは「正直になる」という「ホラ」なんですよ。真実として話を作る(ウソをつく)ことの美しさというか素晴らしさをデモンストレーションし続ける1時間でした。偶然にも(?)先日見たNick Pupoと真逆。
結婚したとか、奥さんといかにラブラブか、という話をした後に「いい話でしょーでも一つ言えるのはホントは結婚してないし奥さんもいない」。「結婚してないし奥さんもいないけどVasectomyはやったんだ。同年代の子持ちの友人がとんでもない苦労をしているのを見て、あれはしなくていい、って思ったから。全てを投げうって子育てし、この子のこの笑顔がご褒美、っていうけど、自分は全てを投げ打たなくてもその子の笑顔いま見ちゃってるし」的な話の繋ぎから、実はこのショーは先日亡くなった父親のことについてちゃんと向き合おうと思って・・・と父との関係について語り始める。(注:このネタはもちろん60分ショーのうちの30分ー40分くらいのところ)でホロっとしたところで「父親が死んだってのは作ったんだけど」となる。
ロンドンのM&Mワールドで秘密のカクテルバーがあると都市伝説があるのをご存じかと思います。これこの芸人さんが作った話がヴァイラルになってしまった末の都市伝説なんです。(これはオレがスチュワートさんの活動を概ね追ってるので、この秘密のカクテルバーのSN Sでの騒動の一件を目の当たりで見てたから、ウソではない)どうも、ここが今回のショーの着想になってるっぽいです。最後にこの経験談を出して、どんどん勝手に歩き出してっちゃうことの面白さについて話をしていたので。
元々素の自分をステージ上で出すのがNGなスチュアートさん。ウソっていいじゃん? ってオレも思いっきり思うタイプなので、いいショーだなーと思いましたし、終わった後も、じゃあどれが一体本当なのか、上手にはぐらかしているのが賢いな、と思いました。
スチュアートさん、確か結婚してるはずと思ったんだけど・・・今となってはどっちかわかりませんw
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