Mark Silcox: Women Only
https://tickets.edfringe.com/whats-on/mark-silcox-women-only
ドクターに関しては去年みっちりレポートをしてます。
http://www.gojohnnygogogo2.com/2022/08/edinburgh-fringe-2022-2022-mark-silcox.html
今年はフリーフリンジだったので、15分くらい並んでギリギリ目に入れました。ジョー・ライセットさんの番組にほぼ必ず出てきちゃってるので、フリーフリンジになっちゃうと席取りの競争率は高くなっちゃう(と思います)
【今回のショーは・・・】
「去年は、みんながコロナ時にどうやって生きていたか、何をしてたか、何考えてたか、ってことをショーにしてたので、自分も同じことをして、どんよりムードをさらに重くするようなことはしたくなかったので、コロナの前にやってたのと同じショーにしてましたー
「今年は(コロナの時にやってたことを発表するのもみんな完全にやりつくしちゃって)だれもやってないので、このショーでは自分がコロナ時に考えてたり調べてたりやってたことについてやります
「今回の講演テーマは「女性」です。「女性」について様々な論争が繰り広げられてるけど、根本的な問題としてだれも、女性って何か?について探求してない。女性って何か?この問題に立ち向かうことで様々な問題が解決するとドクターは信じている。
「女性とは何かを定義するとき、差し引き法を用いるのがいい。世の中のすべてについて「これは女性か?」といちいち疑問し、違うとなったものを排除していけば、いずれ最後に残るのが女性となる・・・
と、スライドを使った講演がタンタンと進行していきます。
前回はA4の紙をラミネート加工してましたが、今回はパワポです。ちょっと進化。
そのながれで、男性とは何かについても説明が。
男性とは強い男と弱い男にわかれていて、ドクターとサム・キャンベルとジョー・ライセットの顔が例として紹介されます。いや、そうなんですけどw
続いて弱い男の好む職業の紹介。つぎに強い男について同じように説明。
いよいよ、後半戦もクライマックスになり、女性がなぜ不満なのか、この不公平を解決して前に進むには、と「男性は女性に謝らないといけない。強い男性だろうが弱い男性だろうが、男性全部を代表して、女性に謝らないといけない。受けて入れてもらえるような謝罪をして、前に進めるのだと思う」とガチでケンブリッジ大学の研究文献として存在する謝罪のプロトコールをデモンストレーション・・・
で、終わります。
【感想】
今回、お茶もチックピーもビスケットもゆで卵もなかったですがw、ドクターのつくる世界観は健在してまして。前も行ったかもですが、ドクター・シルコックスが好きな理由は、いわゆるアジアンあるあるを一切やらないんですよね。全然違うところ(次元?)から勝負してるのと、ドクター特有の言葉の選び方と態度に素晴らしさを感じています。
プレゼンが進化していて、カンボーが手伝ってあげてる感が漏れてたんだけど、オレがそうういう気がしてるだけで、絵や文字をぐるっと回転させて出したり引っ込めたりとか、ラミネート加工だったドクターが自身だけの力でできるとはとても思えない・・・
あと、テクニカル・スタッフ役の「親友」を仕込んでて、(ほんとにあるテクニカル問題とは別にw)その人にスライドの順番をごちゃごちゃにされててイライラして無碍な扱いをちびちびやっていたんですけど、それが謝罪のプロトコールの実践のときに利用される仕込みになっていたのも、カンボーっぽい気が・・・いや、オレのなかでしてるだけで、どうでもいいんですけどね。Chortleさんから4つ星もらってました。
SOHOTHEATREでやるんじゃないかと思うので、ぜひ注目してください・・・
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