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2016年8月9日火曜日

Edinburgh Fringe Festival 2016 実力派による意外な(笑)お父さんコメディです。Stuart Goldsmith観ました

Free Fringeです。


https://tickets.edfringe.com/whats-on/stuart-goldsmith-compared-to-what

数年前にやったバイセクシャルとして過ごした実験とも言える冒険をもとにした1時間が非常に評価高かったんですね。その後、スタンダップをやりながら、同時にComedian's Comedianというコメディアンである彼が憧れの芸人さんや興味のある芸人さんに、笑いについてかなり突っ込んで対談するポッドキャストシリーズを始め、それがかなり当たって、コメディ好きの間ではよく知られています。
日曜日に見に行ったせいか、フリーフリンジの客席満員。体育すわりの人もいっぱいました。みんな何がいいか、知ってるよね。(笑)

そんなわけで、ゴールドスミスさんが「女性」と「結婚」して「息子」の「パパ」っていうのが、意外=笑いに。時代はそういう時代です。
今回は、その「女性」と「結婚」して「パパ」になったゴールドスミスさんのお話でした。

(Stuart Goldsmith さんは、昔書いたことあったっけ? あれ? 記憶がなきにしもあらず。)

「うちの子」と「父さんつらいよ」系は、マイケル・マッキンタイヤなので、ゴールドスミスさん系のお客さん層相手(ライブコメディ好きのオタク)には、基本的には危険な賭けです。芸人さんのスキルが試される。
その意味で、ゴールドスミスさんのチャレンジ(腕試し的?)とその技量をしっかり楽しませていただいた60分でした。この客層相手に「女性」と「結婚」して「息子」の「パパ」になって、「父さんは辛いよ」を60分ってすごいですよ。

ゴールドスミスさんは、スタンダップ業をやり始める前にストリートパフォーマーをかなり長いことやっていた芸人さんなので、こういうFree Fringeという場所での場の盛り上げ方がハンパないくらい他の芸人さんとレベルが違いました。特に最後の彼の「お金をバケツに入れて帰ってね」の時のスキルがすごかった! 会場爆笑&盛り上がったけど、それをきちんと反映するお金はバケツに早々入らないのですが、ゴールドスミスさんのバケツは10ポンド札で溢れかえってた。そういえば、去年Mike Wozniakさんが「スチュワート・ゴールドスミスのフリーフリンジでのお金の徴収?技法には負ける」というようなことを最後の自分が「お金をバケツに入れて帰ってね」を言う時に、言ってたな。

ゴールドスミスさんセミナー開けばいいのに。あの技術は他の芸人さんも取得すべきだよ。


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