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2017年8月9日水曜日

Edinburgh Fringe 2017 この角度から移民について語る実力のある若手芸人さんは今のところ彼だけだと思います。海外在住の人は他人事じゃないよ、なLiam Withnail: The Immigration Game観ました

いくつなのかわかんないけど、ここ1−2年で地元スコットランドでものすっっっっっごく名前をきく芸人さん。多分20代終わりかじゃないかなー。


https://tickets.edfringe.com/whats-on/liam-withnail-the-immigration-game

タイトルがイミグレーションゲーム。時事問題、社会政治っぽい匂いがしますが、冒頭から本人完全否定してましてん。「こんな頻繁に状況がコロコロかわるご時世に風刺ネタなんかやってたらすべてが時間の無駄!」と絶対政治やんない、って言い張ってて。

そんな彼が話したことは、極めてパーソナルなNON-EUの角度から英国でビザとるときの話でした。いや、リアム君(で、大丈夫だと思う。多分30歳はいってないと思う。多分。)はイングランド人なんです。でもつかみの部分で、空港のイミグレでオレらの通過するNON-EUの方を驚くほどリアルにホントによくわかってて話しはじめて、超びっくり。(「共感の笑い」となっていたのは多分会場内でオレだけだったと思う)なんでこんなにNON-EUのことを体験したかのように語れるの?と思ったら…。
おおっと、今思わず細かく話してネタバレをしてしまうところでした。寸止めでやめました。えらい、オレ。

というわけで、多分オレらみたいのが、パーソナルにゲラゲラ笑ったり、涙ぐんだりできるショーです。終わったあとに思わず「もうホントにパーソナルにキタわ、コレ。もうすべてわかる!何を言っているかわかる!」って、同志みたいな気分になってしまいましたよ。リアム君も「だろー?客席でものっすごい頷いてたからおんなじ苦労してんのかなーと思った」って。
いや、オレは別にロマンスがもとでイミグレーションに苦労しているわけではないけどね。んなもんあるかっつの。(あ、ネタばらしちゃった)


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