イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2017年8月28日月曜日

Edinburgh Fringe 2017 祝14禁!クオリティ★ナマ体験をお子様にご検討中のオタク親御さんへおすすめその① Rhys James 君


というわけで、前からちらちら年齡に合わせて見せていたのですが、年齡制限には引っかからずとも、コンテンツの理解にひっかかるというケースは否めない。やはりほんとに理解が始まるのは、14歳、14歳でございます。
ええ、ついにうちの娘も14歳半になりまして、中身と年齡が14禁オーケーになったのです。とはいえ母がみたいものが16禁に溢れるなか、

1 お金を払う価値のある14禁
2 本人が1時間面白いと思う14禁 

選びはかなり難しく選択肢が少ないんですね、意外と! とくに最初は心して絶対に当てないと、「おもしろくねー。Netflixのほうがいい」「おもしろくねー。You tubeのほうがよっぽど面白い」になりかねないのです。いや、はっきりいってかなり簡単にそうなってしまうのですよ。
シャレんなんないんです。一本一本が生死をかけた真剣勝負なんです。

多大なるプレッシャーを背負ったオレ様が、未来のフットライツメンバーが(→オックスブリッジにはほぼ入れない)(→娘は頑なに拒否)清く正しく美しいコメディの道を進むべくと、その責任を丸投げした芸人さんは、リース・ジェイムズ君です。



https://www.pleasance.co.uk/event/rhys-james-wiseboy/performances
(まだチケットは残っていそう?)

あら、去年行かなかっただけで、ソロは結局全部行ってたんだ、オレ? 
過去の感想はこちら→ http://www.gojohnnygogogo2.com/search/label/Rhys%20James
でも、きっとこの過去の鑑賞経験から、頭の後頭部で「14禁デビューはリース君アリだな」と思っていたんだと思いました。というくらい、さあ、何をみよう、と思ったときにまっさきに浮かんだのはリース君でした。

今回は、さすがに26歳だし、Mock the Weekとかしょっちゅうでるようになっちゃうし、TV番組でもコーナー持ったり、スケッチもやったりしてたから、過去2−3回観たときのような若さとかわいさでなめられてはいかん、という気負いや気張りがなくなってて、良かったです。コメディを職とするコメディアンの、花のいのちはみぢかくて、苦しきことのみ多かりき的なはかなさを語るアイロニー60分でした。

表現するメインのネタが1−2年前に日本でお正月に放送され、世界中のSNSでシェアされて話題になったとあるクリップだったことと、最後のオチに日本語ガッツリテロップ入ってたこと、おまけにガキの使いの七変化クリップ(多分、塚地さん回、字幕なし)まで使ったこと、というなんだか日本づくしだったので、伏線で色々興味が湧いちゃって(例:リース君、ガキの使い観てるんだ!とか 汗)、視聴の仕方と感想が脱線しちゃいました。ガキの使いのクリップが本当に気になっちゃって、塚地さん回か確認したくて質問ツイートしたけどスルーされちゃいました(汗)
そりゃそうよね。まさかそんなもん(別にネタとしてではなくてイメージ的に使ってただけと思うので)質問する人がいるとか思わないもんね(汗)

日本関連の余談を抜かしても14歳以上のティーンのお子様を連れて行って面白いと思うので、ぜひロンドンで捕まえてみてください。通年だと秋にはSOHO THEATREでやると思うので!


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