なんでなんだろー、って思うんですよ。はえあるエディンバラフリンジでアワードも取ってて(2019)ここ7−8年はレベル超えの傑作しか作ってないですよ。どのコンテンツも。SNSでもヴァイラルになるのもあるのに。なぜ・・・
https://tickets.edfringe.com/whats-on/jordan-brookes-fontanelle
昨年のWiP観てます。
http://www.gojohnnygogogo2.com/2023/08/edinburgh-fringe-2021-2023-wipjordan.html
このあと、今年の4月かな?にWiPもっかい見てます。過去作と同じヘヴィーなトーンと同じ路線だったら最初のWiPより軽くて、あまり深いこと考えなくていい仕上げにしていて、その意味では新鮮だけど、ちょっと物足りない?という印象だったんですね。ジョーダンさん曰く、絶望的にならないよう意図的に軽くした、とのことですが。
で、今回の最終形態、です。
わかいときは夢や希望にあふれ、「オレって、もしかしてオレって選ばれしもの・・・?!」って志高く生きてきましたが、気が付いたら38歳。自分は選ばれしものかと期待するうちに、選ぶの忘れちゃったよ。
ところで、サウザンプトンで観たタイタニックがあまりに酷かった。だから、自分でタイタニックのミュージカルやっちゃおうかと思う。
と、同じようなレイヤーのセットアップである一方、
最初のWiPのときのようなミュージカル上演中と(自分の出番以外はオフステージで)客とだべってる、という設定ではなく、唐突に始まるミュージカルシーンでガッツリ衣装着た演者が6人集合してジョーダンさんと一緒に歌って踊りだし、曲が終わるとサーっと袖にはけていくというw
タイタニックをネタにしたメタフォーがミレニアムの世代からもっと絞られて、(この世代の)シス男性にフォーカスされていたのも、それだけ落とし込みを研ぎ澄ますことができる英断だったと思います。というのもシス男性が長いこと作り上げてきた「男」のイメージのせいで、苛まされているじゃない? そのせいで一番の快楽と言われている男性のGスポットがあるといわれているお尻の穴の奥への探訪をためらってるんじゃない?
みんななんで、探訪したことないの? (オレはしたよ!だから言うんだ!)それっておそらくそんなことしたらゲイだと思われたらどうしよう、っていう心理でしょ?ほうらね! 今こそ!(toxic masculinity から自分を救うために)お尻にディルドーを!!!
っていう展開なんですよ(→ミュージカルもエネルギッシュにそういう方向になっていく)
ディルドーがちん〇の形じゃなくてまん〇の形だったら解決するんじゃないの?!って3Dプリンターで作ったのがハイライトの1つなんですけど、ショー中にどのように使うかまるで考えず、思い付きで作ったものの、今までのWiPを全部書き換えてフィーチャーしないと話にならないくらいお金がむちゃくちゃかかっちゃった・・・ってので、いろいろ、なるほどと思いました・・・
とにかく結果的に7人くらいでミュージカルやるんで、すごい迫力です。なんじゃこりゃw
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