イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2024年8月25日日曜日

Edinburgh Fringe 2024 エディンバラフリンジ2024 スタンダップ(クラブ)コミックとしての実力と才能のマウントが半端なかったColin Hoult: Colin大変お気に入りました

https://tickets.edfringe.com/whats-on/colin-hoult-colin

ペリエ賞と呼ばれていた頃、さらにはパンデミック前に比べ、本家のエディンバラコメディアワードの他にアワードが増えてきましたね。最近経済困難でアワード自体がなくなるかも!なんていう不安もあったことも手伝っていると思われます・・・

というわけで、ライブコメディをオンラインライブストリーミングで配信できるようにした立役者のNext Up ComedyがBiggest Comedyアワードを作ったらしく、そのアワード受賞をしてました。

リッキー・ジャーヴェイスの「アフター・ライフ」でアナ・マンやってるコリン・ホルトっぽさが出てる役で出演してますので、ネトフリで見てらっしゃる方もちらほらいらっしゃるかと思うので、どうぞよろしく思い出してください。

そんなわけで(?)コリン・ホルトといえば、女優アナ・マンのキャラで有名すぎなのですが、今回はコリン・ホルトがコリン・ホルトとしてスタンダップする、っていうあまり頻繁に見れないタイプのものであり、個人的に今まで見たことなかったので、見に行きました。

すごく、よかったです。

「コリン」って自分の家族の物語で、母親から兄弟から自分のこと、そしてさらには、自分の子供たちのお話なのですが、表現スキルありすぎて、まるでドラマとかを見てるような1時間でした。前回のアナ・マンのショーも含めて、コリン・ホルトはADHDだってことがこんなに年取って(40過ぎて)わかって、いろんな意味で人生で抱えていた数々の問題イベントが納得いくっていう話をサイドラインに置いときながら、よく思い起こしてみれば、兄弟も子供もみんなコリン・ホルトみたいだよね、と。よく考えたら、一番小難しくて理解し難かった父親が、実は唯一の「普通」の人だったんじゃねーか、って話なんですよ。久しぶりに「クラブコミック」金字塔を見た感じ。BBC2とかでシリーズになりそう。と思いました。

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