去年から3人くらいの友人(全然別々のソース)に激しく布教され続けていたにもかかわらず、去年フリンジで見逃し、その後、UKツアーで巡回して回ってた時も、チケットを買っていたのに見逃し(マンチェスターに行かねばならなかった)さらには、期間限定のオンラインストリーミングも見事に見過ごし(普通に忘れた)、絶対に観る気がなかったんだろう、と責め立てられてもおかしくない状況下に置かれて迎えた2024年8月。またしてもお昼休み時間のショーで、昨年と同じ悲運の繰り返しになりそうだったのを、なんとか開演時間よりも15分前に会場に近いところで仕事が終わる!っていうタイミングを見つけていってこれました。
ついに。
もう見る気がなかったなんて、誰にも言わせない!!!
https://tickets.edfringe.com/whats-on/phil-ellis-come-on-and-take-the-rest-of-me
フィル・エリスは10年くらい前にフリンジで(親の間で)人気を博した?キッズショーでオレのなかでは記憶が強くて。このキッズショーがまるで子供フレンドリーじゃないんですよ。ものすごいキッズにいぢわるで、ものすごい面白かったの。あまりに面白くてBBC3かなんかで番組になったくらい。YOUTUBEにあるかな。あ、vimeoにちょっとだけあった
今年1日だけのリバイバルをやってたみたい
https://tickets.edfringe.com/whats-on/funz-and-gamez-returnz
一回もソロショーを観たことないし、とくに話題になった昨年のやつも見てないので、比較もできないまま、今回だけのショーの内容と感想を述べますと、ですね。42歳だったかな?で、ご離婚なさったかで、一人暮らしを再開することになり、いわゆるワンルームに住み始めたんですって。ワンルームでの生活を通したエリス的角度からのミニマリズムの謳歌ってのが一つの軸にネタが進行する一方、自分の話を展開するだけじゃない、「みんなのエンターテイメント」としてのショー、みたいなもう一つの軸があるんですね。音楽とか踊りとかDJとかラップとか唐突にインサートしてきます。まるでまとまり感がないようで、サイドキック(トムという80年代のホスピタルラジオDJみたいなノリの男の子)がサウンドボードを使ってノリなのか緻密に練られたタイミングなのかわからんけど、ちょいちょい効果音とサウンドバイトを出しまくってて、それが上手に2つの軸に統一感と一貫性をもたらしてくれてるのが、クオリティだったかと思います。これサイドキックの子のキャラも大きく貢献してる気がします。
ちなみに開園時にエリスが出てくるもんかと(当たり前のように)期待してたら、TOMが袖から堂々登場して、前フリ始めるんで、最初「あれ?!会場間違えた?!」と焦りましたが、大丈夫でした・・・
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