https://tickets.edfringe.com/whats-on/paul-williams-mamiya-7
1年おきぶり。
Paul Williamsは本当に、毒性のあるコメディとかものすごいクサクサなクセのある笑いとか、鬱になるような重さのあるコメディとか、ってのが全般的に苦手だけどクオリティの高いコメディが好きという方にもおすすめできる。ほんとに、ほんとに、ほんとに観た後にわんだふぉーな気持ちになります。笑いがレベル越えのチャームなんですよ。
昔からフィクションとリアルの境界線がよく見えない、知らないうちにフィクションがふんだんに盛り込まれている物語に引き込まれるようなタイプのショーが大好きで、Paul Williamsはまさにそのタイプです。今回は、オンラインでMamiya7の中古を買った、っていうところから始まる物語なんですね。そのMamiya7の中にフィルムが入っていた、と。で、フィルムを焼いたら、飛行機の車輪をフォーカスした着陸近いときの写真と 持ち主が自分の影を被写体にしているショットがでてきて、このフィルムを通して元の持ち主に対してファンタジーを膨らませていくんですよ。んで、その写真をプロファイリングして場所を確定させ、現場に旅に出ちゃうんです。その旅日記を音楽をかませながら繰り広げていきます。後半から最後のクライマックスにかけてのたたみかける文字遊びがくだらなすぎるオチになっていて、壮大にふくれあがったロマンティックファンタジーのバルーンがシューっとしぼむまで、本当に堪能できます。
(注:リアルライフでは素晴らしい奥さんがいらっしゃいます)
歌声も透明感があって素晴らしいんです。エイカスター氏が大絶賛で押しまくった7年くらい前から音楽(この界隈限定)で知名度が上がってると思います。
観れる機会がありましたら、ぜひ!
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