タイトルで売り文句かかないと誰も注目してくれないと思って超長いタイトルをつけちゃいました。
https://tickets.edfringe.com/whats-on/rachel-kaly-hospital-hour
今年がフリンジデビューだと思いますが、アメリカでは国中こまごますでに回っていて、ソールドアウトの新鋭芸人さんだという認識です。
ちょっと前までJoe PeraとConnor O'Malleyのツアーの前座してた&オマーリーが推している、という経緯で、オレ的には見ないといけないやつになりました。
(ここでは一度も話したことないですが、オレはJoe PeraというかConnor O'Malleyの遅ればせながらの大ファンです。(ここ3ー4年くらい?)オンラインコンテンツ案件は根こそいでるくらいファンです)
お話は、精神的に病んじゃってるっていうStory of my life (so far)。主に、いいお父さんに恵まれなかったためにけっこう壮絶なメンタル虐待にあっているんですよ。「お前のせいで」と言われ続けていて。でもその落とし込みが絶対にTragedy pornにならないようになっているのが評価高い理由かな、と思いました。例えば、初潮の日が、サダムフセインが処刑された日で、父親に処刑の生放送を観させられ、しかも椅子がテレビの前に一つだけ用意されてて、父親がそこに座り、彼女がその脇で立ったまま処刑シーンを観させられた、みたいな。壮絶なんだけど、シュールさが勝っちゃう。最初にゲイをカミングアウトしたのが産婦人科医に検査されたとき、とか。他にも、お父さんに久々に連絡あったかと思いきや「オレのCD返せ」(しかも9歳のとき)で、ものすごい悪者扱いされるとか。
最後はお客さんとみんなで、ネタで話してくれたことを入れ込みながら、お父さんへメールの返信を書き上げて終わります。ほんと、観終わったあとに、芸人さんを心配しなきゃいけないほどどんよりしなくていいのが、よかったと思っています。
ただ、今これを書いてる時点で、全期間やる予定を切り上げて8月12日で終わりにしちゃう、って知りました。比較的健康な演者さんでもメンタルやられてるのに、デビュー年でオフィシャルで病んでる人には本当に大変だと思います。また観に行きたいです。あと、Digman!タイトルに入れてるのに、観たこともなかったので、観たいと思います。この感想をアップするのに、軽く他のネタもリサーチしたけど、コンスタントに新しいネタを作れる芸人さんという印象です。
0 件のコメント:
コメントを投稿