Delightful Sausageも観たし、2年前のソロデビューも後追いで観たしで、ここ1年くらいは大好きな芸人さんです。Amy Gledhill。
https://tickets.edfringe.com/whats-on/amy-gledhill-make-me-look-fit-on-the-poster
(オレ的には今年はエイミーかナタリーが賞を取ればいいとと思っている。この二つは飛びぬけて好きだから)
ボディランゲージを含む表現が素晴らしいんです。そして他と一線を画すのは、最終的なメッセージがワンダフォーなポジティヴ・トーンなところなんですよ。レジリエンスとか、諦めとかそういうんじゃなくて。
以下、結構ネタバレになっちゃうんで、見る予定の人は絶対に読まないでください
今回は「寝る前に二つ毎日よみがえる記憶がある」って基本二部構成。(1つは、その2つの記憶から波線(漢字?)してクラスタみたいに語られていく。狙ってた体育の先生に近寄るために、彼が子供たちと一緒に行ったGo Ape(アスレチック場のアップグレードしたみたいなところ。結構ハード)について行って、スタート地点にも立てないうちにギブすることになった話、man of my lifeに出会ったと思ったのに(出会ったと思った理由が「チップスの上にバターをのせるオプションがなぜないんだ」とつぶやいたから*)あるとき、「もし自分がホニャララだったとしても、まだ私のこと好き?」ゲームで、「もしも●●(ダーツの選手の名前、うっかり忘れた)と同じ髪の毛でもまだ私のこと好き?」って聞いたら「。。。のー」って言われて、別れる以外の選択がなかった、とシングルになった・・・後の、自由の素晴らしさを謳歌しまくってて、現在家のドアを閉めた瞬間まっぱになるのが早すぎて、お隣の女の子にえらい迷惑をかけた話や、Nothern News というポッドキャストをやっているのだけど、やってるスタジオの隣にOff Menuも収録中で、エイカスターがちっちゃい子を連れてきて、「この子ちょっとだけ面倒見てて」って頼まれたんだけど、どうもアメリカから来てるイギリスをよく知らないとってもちっちゃい子だったので、イギリスにはね、大抵どこのサービスステーションにもあるToby Carveryを激推しして、その魅力を得得と語り、何と言っても魅力はビュッフェで、なんでもいくらでも食べれるところ!!!と力一杯語ったら、あとで、その子がStranger Thingsのフィンヴォルフハルトだって聞かされた・・・でこれが、二つ目の「寝る前に毎日蘇る(恐ろしい)記憶」w。
これらをすごいダイナミックに身振り手振りで話してくれるんですが、素晴らしいテンポの良さと面白さなんですよね。で、これらってのが奥の方で、「セルフ・エスティーム」「自分をどれだけ好きでいられるか」的なテーマで繋がっていて、後半マンチェスター行きの電車の中の話(通路を歩いていて、サイズの大きい容姿について揶揄われるようなセクシャルハラスメントをされる)へと伸びていくんですね。その事件があったとき、彼女は何もできない、何も言い返せずに、そのまま自分の席に戻るんですが、なんとかセルフエスティームを持ち直して、車内スタッフさんにレポートするんですよ。自分に自信がない、セルフエスティームが低いと自分への価値も低く、自分こそが自分を大事にして愛さなきゃいけないのに、自分が真っ先に自分を蔑ろにしてしまう。こういうことが起きても自分を守れずにいることがある。だけど、しっかりセルフエスティーム持とうよ。いいところを見つけよう。自分をサポートしてくれる人たちのいうことをちゃんと聞こう。
すごく頑張るエネルギーと強さをもらえるショーでした。多分それでノミネートもされた苦いないと思います。本当に素晴らしいので、ぜひ見てください。
*前のBFがニック・ヘルムさんだったということを知っているとより一層お楽しみいただけます
0 件のコメント:
コメントを投稿