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2021年7月5日月曜日

極めてボー・バーナム的な観点から、プロミシング・ヤング・ウーマン/Promising Young Woman観ました!(ネタバレはしていない。多分)

 どうもこんにちは。

プロミシング・ヤング・ウーマン、7月16日にTOHOシネマズ、日比谷クイント他で全国公開、7月9日先行公開!

公式HPは https://pyw-movie.com/


<見るまでの経緯>

トレイラーをチラ見した時に


ボー君(注:ボー・バーナム)を見つけまして。しつこいようですが、基本ボー・ウォッチャーなので、一刻も早くチェックするのが望ましいのですが、こうした映画・TVシリーズの「出没」は今までも数々あったので、今回もそんなレベルかな、と、たかをくくってですね、イギリスではロックダウン中の4月にSKY TVで配信開始になったにも関わらず、16.5ポンドをケチって視聴してなかったのです。

もちろん作品としての評判が高いので、ボー抜きでも観ないといけないやつなのですが、どうしても16ポンドの有料配信に腰が重くてですね、何をおいても絶対に見ないといけないJudas and the Black Messiah(*) ですら、観てなかったんです。

今回、やんごとなき理由で乗った里帰り便の(注:現在政府指定のホテルで強制隔離中)JAL機内エンタテイメントで本作を発見し、ラッキーとばかりに視聴しましたところ、ウソだろ??というくらいボー君出てまして! そりゃそーですよね、だってキャリー・マリガンの相手役なんですもんね。

<オフィシャルのあらすじは>

30歳を目前にしたキャシー(キャリー・マリガン)は、ある事件によって医大を中退し、今やカフェの店員として平凡な毎日を送っている。その一方、夜ごとバーで泥酔したフリをして、お持ち帰りオトコたちに裁きを下していた。ある日、大学時代のクラスメートで現在は小児科医となったライアン(ボー・バーナム)がカフェを訪れる。この偶然の再会こそが、キャシーに恋ごころを目覚めさせ、同時に地獄のような悪夢へと連れ戻すことになる……。(公式ウエブサイトより)

<簡単な感想>
面白かったです。決して理想的ではないですが、一応は正義が勝つので、見やすいと思います。ビジュアル的にかわいいし。同じ男女間の(社会)問題を取り扱っているナタリー・パラミーディスのネトフリ配信の「ネイト」を未見の方は、ぜひ、合わせて見ていただけたら。ただし後者はパンチが強すぎるので、見やすいとは言えないです。

ボー君って、芸人としてのボー・バーナムを知る知らないで、かなり印象変わってくると思うんで、制作者側がボー君を起用したのが、完全狙いというか、そのダブル・スタンダードを最大限に利用してプラス効果に変換してたなぁ、と。

基本的に30ボーのイメージがないというせいもあり、「おおおおおおこんなことを」「おおおおおおあんなことを」といちいち驚くわけですね。細かいところまで。正直大したことはやってないんですよ。そしてそれが、とてもスイートだったりとか、とても「真実」や「純粋」に見えたりとかする。で、こうした「おおおおお」効果を出すボー君が、この映画が導いていくジェンダーにおける社会問題の根深さや、Me Too問題の複雑さや難しさを表現するのにベストだったなーと。

<いよいよ本題>
作品的には特にどうでもいい事項ですが、やはりボーウォッチャーとしては、ビジュアル印象的にコスプレですか?のレベルでバラエティ豊かなボーが映ってておおおおお、と。これはレポートせねば、と思いました。

まず、ほぼほぼよく見る感じのディフォルト・ボーから始まって



かわいいアメリカンダイナーで、チェックのシャツに白いジャンパーというパステルカラー・ボー 


小児科医ボー。小児科医ですよ! 


幸せボー。ストレートに幸せを感じるホワイト・アメリカン青年ボー。基本、芸人ボーはこのイメージから真逆のところにおり、お前のま●こは観覧車級のデカさと歌っているのも記憶に新しいので、衝撃的です。


小児科医、別バージョン


んでもってスーツ・ボーですよ!スーツ・ボー!




以上です。(あの、字幕ですが機内で字幕出ない選択がなくて、やむなく中国語を・・・)

*大文字&太字で訴えてるのは、日本公開が未定?のようだからです。あり得ないです。なんでですか?この作品が公開未定の日本に怒りを感じます。マジで。

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