今日は初めから傑作とわかって観にいった3本です。(注:この後夜にもう一本見にいきま)
Ahir Shah: Work in Progress
https://www.edfringe.com/tickets/whats-on/ahir-shah-work-in-progress
過去作品は、ほぼほぼことごとくメモってると思います。
http://www.gojohnnygogogo2.com/search/label/Ahir%20Shah
2年前にエディンバラのアワード取りました。
http://www.gojohnnygogogo2.com/2023/08/edinburgh-fringe-2023-2023-ahir-shah.html
で、その作品は、ネトフリにて視聴可能です
で、今回。WiP。
近年続々となんですが、超一級の芸人さんたちって、ほんとにWiPなの?っていうくらいのクオリティで、Ahir Shahさんは特にWiPとファイナルフォームの区別どこにあるんよ、っていう印象をいつも持つんだけど、今回もそうでした。
アワードとってから程なく、結婚して、GrownUp Manになったよ。もう若い時みたいに、ナイーブにカッカして今のご時世の理不尽をあーだこーだと捲し立て上げないよ。
GrownUp Manなので、GrownUp Manがすることの定番といえば、の
家を、買っちゃいましたー!
というのもね、若い時からコツコツお金を貯めててね。GrownUpって、その貯めたお金をそのまま銀行にほっとくんじゃなくて、’運用’するんでしょ?なんでアドバイスもらったらさ、一番いい運用って
住宅ローンを組むために突っ込んで、途方もない借金を作ること
(=借金作るために、コツコツ貯めた貯金を使い果たす)
って言われてさぁー
借金のこと考えると、不安で不安でしょうがない。自分の生まれ育った環境が、両親が借金とか抱えていたせいもあるんだけど・・・
と、スムーズに、ここ近年に彼の身に起きた話、家族の話へと流れていくのですが、自分が抱えるいたたまれない不安やメンタル不安定の根拠をきちんと探り、どうやったら、改善していけるのか、何が必要なのか、について模索していく1本のストーリーテリングとして展開していくんですね。さらには、自分だけではなく、この世で多くの人が抱える、メンタル問題、(さまざまな)不安にも通じるようになっている。
WiPなので、研磨もっとしていくんだろうな、というステージではありましたが、今の時点でも、すでに心の奥ににグッと刺さるものでありました。
Mark Silcox: The Gold Trader
https://www.edfringe.com/tickets/whats-on/mark-silcox-the-gold-trader
Ahir Shahの後にMark Silcoxってどういう並びなのよと、当日3人くらいに言われましたが、時間的にここが一番都合よかったんでいかし方もありません。
クオリティ箸休めです。始まる前から、ハコ全体に漂う雰囲気だけで、笑いがとまらない。それがMark Silcox先生のプレゼン講義なのです。
今回はゴールド投資ビジネス。ゴールド投資で成功している先生が極意を教えてくれる、ってやつです。Silcox先生に限っては、ネタバレをしないと魅力を伝えられないので、ネタバレ基本やりたくないオレとしては、黙るしかない。しかし、多分、上位5位内に入るくらい笑った。しフリーフリンジですが、15ポンド払ってます。はい。
Joe Kent-Walters is Frankie Monroe: DEAD!!! (Good Fun Time)
https://www.edfringe.com/tickets/whats-on/joe-kent-walters-is-frankie-monroe-dead-good-fun-time
昨年だったかな?新人枠でアワードを取っていて、今年は新作にも関わらず、始まる頃には全日程完全売り切れでござい。運よく時間の空いている時に追加が出たので、買っていってきました。去年も見たかったんだけど、見逃してたんですよね。
結果からいうと、よかったです。おすすめするレベル(故に投稿)
キャラクター・コメディなんですが、イギリスのコメディ界は確実にClowningに近いCrowd Workを求めている一方、クオリティ高いレベルでそれができる芸人さんが意外と少ないため、この人が超期待の新星であり、すごく短時間にライブシーンでハネちゃったのは、とてもよくわかります。Jordan Brookesさんと、Nick Helmと、ギリPhil Ellis と・・・あと誰だろう。ほんとに少ない。本当に!
このショーは社会風刺的なストーリーが、ちゃんとあり、フランキーモンローは、かなりフレンドリーにお客さんにイヂワルするので、いぢわるっぽいし、何されるかわからないんだけども、和気藹々なんですよね(この扮装で)。あの、サイコパス的な緊張感から押し寄せる笑いではなかったです。
Lorna Rose Treen: 24 Hour Diner People
https://www.edfringe.com/tickets/whats-on/lorna-rose-treen-24-hour-diner-people
一昨年この方、ハネまして、その理由の一つが、この人のジョークが一発ギャグ大賞みたいな感じの賞を取った時に、ガーディアンかなんかのスノッブなレビュワーに、「コメディはおわた」って言われ、波紋を呼んだからではあります。
そのショーは、オレは昨年に再演してくれた時に、某友人から「とにかくみろ」とチケットごと押し付けられ、見にいきました。これは、確かにイギリスにはないタイプの、笑いだなとw
その前のショーの感想はこの中にあります→ http://www.gojohnnygogogo2.com/2024/09/edinburgh-fringe20242024.html
で、今回。前回「コメディおわた」って言われちゃったから、いいじゃないの、今度は、シアター終わらせてやろうじゃないの。と、アメリカのアメリカン・ダイナーを軸に展開する、(一応)ストーリー。
結論から言うと、今年の方が好きです。なぜなら、今年の方が、いつも見慣れてるのに寄せてるから、ぶっ飛んだ手合いのも、ゲットしやすかった。
ちなみに、前述のJoe Kent Walterさんとカップルなんですよね(って先日知って、あちこちに言いふらしている)両方ともこの熱量で同じ屋根の下で仕事の準備してるのかと思うと、すごい家だな、ってちょっと思っちゃいました・・・