イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2013年9月28日土曜日

The Wrong Mansのあの最高にカッコいい映像はどうやって撮っているのか?!監督が教えてくれました!

The Wrong Mansの第1話、何がスゴイかっこいいかって、あの笑い的にかなりわかりやすい脚本を、超絶スタイリッシュに、めちゃくちゃかっこよく映像化している点、そしてセリフに表現されていない笑いのポテンシャルを見事にすべて拾って魅せているところだったんですね。
(The Wrong MansについてのGo Johnnyの雄叫びはこちらをどうそ。)

トレイラーが公開されたときから、本作のメガホンをとるJim Field Smith監督をフォローし、本日何げに最近何つぶやいているんだろう、と思って監督のアカウントをのぞいて見たら、この映像を(技術的な面で)どうやって作り出したのか、という目からウロコのすごいやりとりが同業者の方となされていまして!(この映像感覚にしびれてる同業者はワテクシ以外にも当然のことながらいるわけですよ!!)
まったくもって覗き見だったので(汗)、「覗き見横入りすいません(汗)このやり取り翻訳してブログにアップしてもよいですか?」とお願いしました。そしたらすぐに「もちろん、いいよ」と快諾してくださいまして!晴れて正々堂々とご紹介させていただきたいと思います!
(注:もちろん映像カメラ、ド素人ですが、とても気になるのです!オタクでホントにすいません!でも超超超!気になるので、素人なりの角度で紹介しています)

使用したのはデジタルシネマカメラ Arri Alexa ProResというデジタルなのにフィルムのような質感を高画質で出すことができると超ひっぱりだこのカメラだとか!(日本ですとアレクサはナックイメージテクノロジーが2010年より取り扱いをなさっているようです。)。ウィキさん情報によると、アメコミ映画のほぼ総ナメ、SKYFALLをはじめ、人気映画の制作に重宝されまくり。撮影/記録はProRes 444で、(撮影監督はRob Kitzmann氏)その後Baselightにてカラーグレイディングを行っているそうです。(色づけしてるのはカラリストのAndrew Daniel氏)
記録形式は、ARRIRAWやDaVinciだと撮影後の作業が遅くなるらしいですね(あとお金もかかる!)。作業をスムーズにするためにもProResがよかったとか。

最大のポイントはレンズ!らしく、使用したレンズは滑らか&シャープさを共存させ、賞をいくつも受賞しておるCooke primesまたは 暗所でも美しく撮影できるという(らしい)Zeiss Super Speedsカールツァイスレンズだとおっさっております!両方ともとってもお値段がお高い!(プロ仕様でもさらにお高い!と質問なさった方が!をつけております)

しかし、このコメディ、わかっちゃいたけど、やっぱりとってもお金がかかってるんだと、あらためて規模のでかさにブルブルしています。BBCがものすごい気合い入れてるのが、映像から溢れ出てます。(ベイントンたち、ハリウッド映画みたいんな派手で本格的なコメディドラマ作りたいと作った、って言ってましたもんね!)
ああホントに続きがとっても楽しみです!
 実際の監督さんたちのツイートは以下のとおり





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