【はじめに】小言ばばあになって申し訳ないんですが。
昔はですね、フリンジのプログラムって今の半分くらいしか分厚くなくてですね。プログラムのはじからはじまできちんと把握することって結構簡単だったんですよ。
エンタメ事務所のマーケティング/ビジネス下克上が深刻化してきてからですかね。チェックしなきゃいけない冊子が1冊だけじゃなくなって。猫も杓子も紹介・レビュー誌/紙を刊行するようになって。おまけにFree Fringeができてからは、Free Fringeだけで事細かに書いている冊子が出回り出して。
フリンジのプログラムって、ショーのタイトルとポスター画像の入稿締め切りが3月なんですよ。年々入稿日が早まってるんです。だから、フリンジのプログラムってすべて反映されてないんです。だって今どき、このプログラムに載ってなくても、どうとでもなるじゃないですか。だから間に合わなくてもいいや〜〜って芸人さん、結構多いんです。とにかく来ていただければわかっていただけるかと思うのですがギリギリになってから3日間やろうとか、1日コレやっちゃおうとか。芸人さんたちがこんだけ小さい街に集まるってマジあり得ないんで、フリンジ期間中に寄り集まってなんかやっちゃおう!とか、ものすごいあるんです。
情報が無法地帯なんです。
【そんななか、2本後悔しているイベントがあります】
1本はWresling II。これは去年ベスト中のベストと(Steve Bennet氏に)ハンコ押されたスペクタクルなイベントで、普段知性とウィットとシャベリでブイブイ言わしてる芸人さんたちが、本気印で身体を張って戦うレスリングのトーナメントなんです。去年見逃して相当苦い思いをしたのですが、今年は帰国のスケジュールの関係上、Bo Burnham君をとるかWrestlingをとるか、という人生究極の選択を強いられたため、迷わずボー君をとってしまったわけです。
なんですが…まず

鬼かわかっこいいアンドリュー兄さんと

大好きな元破天荒オージー芸人、ブレンドン・バーンズの司会で進行

ニック・ヘルムも当然おりますがな(笑)

当然おりますがな!!

トム・タックはこういうアホな特別イベントの大好きなACUMの設立チームメンバーの一人(注:オルタナコメディを守る会みたいなやつです)

この写真あたりを見て、雄叫びしたくなります。なぜなら左にアンジェロ(中の人はダニエルRスキナー)とか出て来ちゃってるからです。彼は今年フリンジには遊びにキタだけなんです!! ナニコレこの豪華な競演は!!!

若手のジョー・ラセットJoe Lycett。こういうところではじけてるのを観ると、「一回観に行ってみようかな」という気になるものです。

この右はじにナヨナヨしてるのがMatthew Crosbyなんですが、

なんとマシューってば、このレスリングで(汗)
Had such a blast at #theWrestlingII. Slightly worried about my ankle. Nothing a good sleep can't cure! http://t.co/hdFucsNKFBつう、大負傷してましてん(汗)かわいそうに!!
— Matthew Crosby (@matthewcrosby) August 14, 2013
んでもってコレは今年スーパーかわいこちゃんに昇格したトム・ローゼンタール君が、Russellうんちゃらのうちの一人(→というジョークが2年くらい前に流行りました)に コテンパンにのされているよ、のクリップ。
マシューみたいにケガしなくてよかった〜〜〜!! かわいこちゃん、かわいくなくなったらもう何が残…(強制終了)
【もう一つは…】
グラスゴー出身の地元の人気者The Wee Manの企画! Comedian Rap Battleなんです。
これは…(涙)見つけられませんです。The Wee Man自体がこの企画の映像をアップした際にツイッターはじめた感ひとしおで、イベントはすべて口コミとその日の看板やらなんやらだけの様子です。ちなみにThe Wee Manというのは ホントの名前はNeil Bratchpieceさんで、 ラップバトルをよくやっている人なんです。パブで歌っているのでヒットしたのがあるんですが、上手に見つけられません。以下もすごく(地元では)有名で、ヒット数が驚きかと思います。。。
この芸人さんラップバトルをより抜きで貼付けます。 とにかくすごいです。昔ならではのフリンジならではのキワドさ、危険さ、爆裂さがてんこ盛り!
これだけの芸人さんたちがこぞって参加するのも、ものすごくわかる!!(この目で見たかったです…)
0 件のコメント:
コメントを投稿