イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2020年3月1日日曜日

辛すぎるので自分の気分を持ち上げる企画(1)最近お気に入りの英国コメディです(紹介取りこぼしのSNSクリップ編)


スコットランドはまだ感染者は0人で、相変わらず人口も少なく、移民フレンドリーなのでのほほーんとした環境ではありますが、仕事のキャンセルが次々ドミノ・ダンシングで、”the passage to 路頭に迷う” まっしぐらな稲村です。みなさんお元気・・・じゃないですよね(号泣)辛い日々を乗り越えるための心の支えにしていたイベントやライブがキャンセルになったりとか、何を生きがいにしていったら・・・ですよね。それに加え、発表されるはずのバンドのツアー日程も沈黙のまま…落ち込む先の底辺はあるのだろうか・・・。この上スコットランドはBrexit道連れの刑が待っているんですよ。引き回しのうえ磔獄門ですよ。(スコットランド独立問題の話をすると最低3時間は語ることになるので、ここでは控えます)

現状唯一のSilverliningニュースは喧嘩稼業の最新刊が4月発売ということ。まじでこれを心の支えに今月乗り越えよー、講談社&印刷屋さんがシャットダウンしたらどうしようだけど・・・と書いてるそばから進行が怪ぶまれるニュースが(号泣)

そんなわけで、今回(主に自分を励ますため)メンタル逃避企画。辛いことを一瞬忘れてブハッと笑ったり、ぎゃああ!っと叫ぶほどの情報やらコンテンツやらを羅列します。
今回は

実のところ、大人のコメディ界でも現在やばいのは、SNS発信コメディかもしれない


です。

ある意味、この不幸な時期には英国コメディ好きには朗報ということで・・・(涙)
ライブ・コメディをやっていた芸人さんが、instagramやTwitterで1−2分のクリップをあげているのが、爆発的なヒットになる傾向が多くなってます。フォーマットは、Vineが生きてた時にLimmyがやっていたみたいなもの。(コンテンツは違うけど、role modelだと信じて疑わない)ちなみにいわゆるYOUTUBERたちのやってることとは違います。
昨年だけで2人目玉スターが誕生しました。

1人はAlistair Greenさん。以前「ハイクオリティの鬱ジョークがツボすぎる」「ライブは意外とほんわか」と紹介したことがあり、なぜだかわからないのだけどアクセス数が高かった芸人さん。(あくまで当社比で。もともと3桁行けばいい方のアクセス数です)ちょうど1年くらい前じゃなかったかな? 「YOUTUBEとかに飛ばせようとすると(めんどくさがって)みんなクリックしないからSNS上であげようかと思うんだけどテクニカル的に・・・ブツブツ」とフォロワーさんたちとほぼ相談しながらあげ始めたクリップがあっという間に、大ヒットしましてん。1000人もいればよかったフォロワーさんが40倍くらいに膨れ上がり、いつの間にかブルー・ティックついてます!

その肝心のクリップはどんなのかといえば、様々な人物たちをリアルすぎるリアルさで生み出し演じていく、スケッチ&キャラクターコメディ。LimmyのVine seriesと同じ、無地(大抵黒)Tシャツと白い壁で、無地無機質に統一。演出効果とったらたまーにSE入れるくらいで、あるある!な人物の会話を展開していきます。イングランドの人間模様だけど、こういう人たちは世界中にいるから、この醍醐味は誰もがゲットできると思う。

例1)これは例の(よくある)、女性がホテルの部屋で男性と二人きりになってたらね、それはそう勘違いされても仕方ないでしょう的なことをいう、男の人の会話。あるある的にはツボ押しマシーンです。
例2)これは、心の底ではダイバーシティを受け入れられないおばちゃんが、こっそり(でも当たり前に)その色を出しちゃうの。お茶飲みながらお友達にゴシップしちゃうのが、ものすっごいリアルです。
例3)うんちゃらさんが言ってから、本当よ!って、すんごいこと信じちゃってる、絶対こういうおばちゃんいるってやつ。
前に何かのインタビューでアリスターさんが「ライブコメディをやっても上手にやろうとしていることを具現化できなかった。このやり方でやってみたら、うまくいった」と話していました。同意しちゃ失礼とは思いつつ、激しく同意した次第です。


さて2人目。Michael Spicerさんです。
マイケルさんは昨年春ー初夏くらいから始まった、報道インタビューなどで政治家たちの影で色々指示を出すPolitical Adviserのキャラ、The Room Next Door Guyシリーズの人です。TVのスクリプトエディターとかコメディショートとかちょこちょこいたと思うのですが、ここまで売れちゃったのはThe Room Next Door Guyのせい。オレもこのキャラの爆笑クリップがTLに流れてくるまで全く!知りませんでした・・・(汗)
繰り返し書いちゃってますけど、The Thick of ItやVeepはある意味、リアルの政治家たちに
潰されたようなもんです。政治的圧力じゃないですよ。冷蔵庫に隠れる首相とか、レポーターの携帯隠しちゃう首相とか(例をあげたらキリがない)リアルの方が、フィクションよりなんぼすごい破壊力を持ってるからです。そんななか、マイケルさんはこうした政治家たちのリアルインタビュークリップを使い「裏で色々指示を出しているにも関わらず失言とアホを晒しまくる政治家にフラストレーションを起こすアドバイザー」クリップを作っています。以下はオレのお気に入り。なんどみても涙流して笑えます。

**追記** マイケルさん、この3月でついにオフィスワークを離れ100%コメディで収入賄える事になったそうです!(祝)6月下旬の超有名なボリスの「心をリラックスさせるためにバスの模型作る」インタビューのおかげ(?)でまさかこんな事になるとは、的なツイートで皆さんにお礼をいっておりました。よかったよね!(涙)ほんとによかったです。

例1)現Home Office のトップ、Priti Patel のテロ攻撃対策



例2)Trade SecretaryのLiz Trussのブレクジット対策


例3)昨年12月、EU離脱を止められるかもしれない最後のチャンスだった総選挙直前の首相インタビュー(各党のリーダーは全員別のアンドリューと対面したのにコイツだけ逃げてもう1人のやりやすいアンドリューとインタビューしやがった、という背景があります)


マイケルさん、このシリーズ以前やこのシリーズの合間にも色々面白いものを作ってはアップしています。RADAの人だから、ショート作るのめっちゃ上手で、ジェームズボンドのオフィスライフとかCM広告撮影ショートとか全部めちゃくちゃ笑えます。

以下は、新旧含めて一例です。(すいません。ダイバーシティを一切気にしない紹介の仕方で大変恐縮です(汗)。自分のマーキングしているお気に入り女子芸人さんがこういうことをやっていないのですよ・・・)

Tongue in Cheekにしてはクオリティが高すぎ・・・なBob MortimerのTrain Guy

おなじみ(説明は不要Vic and BobのBob Mortimer が、かるーいノリでインスタ通してやってるですが、もともと天才なので、このカジュアルさで、このクオリティですか(汗)と、頑張って努力してる芸人さんたちがかわいそうになってしまうくらいの才能を見せつけちゃってくれているのが、このTrain Guyシリーズです。(携帯電話で商談決まった様子でも中身あるミーティングでもなさそーさけど、膨らまして話してるビジネスおっちゃんいるよねーって感じの)。

Vic and Bobはアーミーがいるので、YOUTUBEにまとめてあげてくれてる人がいるから、楽ちんに追っかけられます。




Alistair Beckett-Kingさんの古典&歴史、民話おちょくり系コメディが地味にヒットしてます。

現役弁護士さんらしく、すみません、オレ、ライブではみたことないです(汗)この人もTLに流れてきて発見しました。ポッドキャストをやってらっしゃるのですが、ポッドキャストで別記事作った時に。
今年の夏エディンバラにいらっしゃったらみにいきたいなーとは思ってます。


下のはシェイクスピアずきの人にはツボなのでは?

今回、最後に。Olafさんは打率結構高いのでお忘れなきよう(笑)
Olaf Falafel さんは エディンバラフリンジで絶賛しているはずなので(あった!ここだ)彼のプロフィールとかショーに興味のある方はぜひリンクを踏んでください。オラフさんのツイッターはちょうど彼のコメディを表現するのにぴったりの場所なのだなと思わずにいられないですね。ちょっとだけご紹介しておきます。あとこれは英語よりはビジュアルとか音の笑いなので、本当に誰もがぶはっとなると思います。








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