イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。


2015年11月1日日曜日

緊急レポート:バスデンさんからCDが送られて来ました… ありがとうございます


世界中の日本語のわかるトム・バスデンファンのみなさま、そしてこの6年間ずっとGo Johnnyのブログを読んでくださっている忍耐強いみなさま、世界一のバスデンファンの1人イナムラは、めでたくCDを送付してもらいました…

あまりにも面白かったので、いきさつをご紹介したく思います。

【そもそもいいだしっぺはバスデンさんだった…】

先日お伝えしたように、私がバスデンさん大好きになったのが、今から6−7年前。その当時はバスデンさんも若く、希望のほうが、実際にある仕事量よりも大きかった20代後半だったので、本人サイト頁(っつっても今のblogger.comです)のほか、Facebookに芸人さん頁を作っていました。フリンジで超いけてるショーを観たオレは、i-tunes DL形式で作品を販売しているクリエーターさんやアーチストさんみたいに、あの面白キャッチーソングを売ってないのかしら?と思ってFacebook芸人頁のメッセージ欄を通してきいたところ、「イヤー売ってないんだよね」との返答。そこで「CD送ってあげるよ、住所教えて」と言ってくれたのです。東京の住所を伝えてウキウキしていました。その後、Facebookの芸人頁はバスデン実兄さんに頁上で冷やかされ、消滅します。

CDは届きません。

【CDは送らないけど、記憶力はやっぱり天才】

それから2年する間に短編映画祭をミスり、例のこの事件が起こります。 
そしてさらには放送されてる番組も取りこぼすとかいう手のつけられない自体に。そこでこの事件になるわけです。リンクをふんでいただけると、おわかりかと思うのですが、遠い昔の約束を憶えていてくれて、CDについて「届かなかったら催促してね」…。時がたてば人は引っ越しをするので、オレは新しいスコットランドの住所をお伝えしたわけです。

もちろんCDはきません。

【1人にも送れないCDをなぜか公開(販売)受付】

それからゆうに3年が経ちました。相変わらずバスデンさんの活動を事前に知ることはできない状況なので、質問メッセージを送ったことが2回あります。たしか1回教えてもらってて、2回目は返答ナシでした。そこでバスデンさんが一緒に仕事をしているクリエイターさんたちにききまくる、という失礼甚だしい事態になります。Tom Rosenthal 君には随分お世話になりました(汗)。ピークがThe Wrong Mansです。

一方この4年間の終わりに、バスデンさんは結婚をし、心を入れ替えようと本人サイトを一番バスデン情報が豊富なサイトにする!と新装開店。
おまけに、こんな頁を作りまして。

http://tombasden.blogspot.co.uk/p/tv.html

正直、コレみたときに「コレはオレあてなんじゃないだろうか? 汗」と願望とも錯覚ともいえる気持ちになってしまいまして。あらためて、知らんふりして「CD欲しいんですが…」とメールしました。これが2014年の9月終わりか10月頃。バスデンさんは「今イギリスにいないんだけど、戻ったら送るよ。住所を教えて」と比較的すぐに返答してくrました。んで以前と同じ住所を送ると、またすぐに「イギリスには12月の○○頃に帰るからそしたら絶対に送るね。届かなかったら連絡してね」

CD届くわけがありません。

さすがに今回はちょっと催促メールをやってみようかな、と2015年1月「あの〜…」とトライ。返答はありません。

CD届くわけがありません。

【…というあまりにも長過ぎる経緯を経て、2015年10月】

毎年9月あたりがオレのなかで、断続バスデン祭りにあたる時期で(理由は割愛します)、今年はどうしても長年待っている小説の行方と、今年の夏見逃す形になった新作クロコダイルのロンドン公演の可能性を知りたくてしょうがなくなっていました。10月2日、またCDの一件はなかったことにして、質問メールをします。返答もらえるかなーと期待していたのですが、完全スルー(汗)あーあー、さすがにここまでくると、名前を憶えられ、ウザガラレてしまったかーと、ちっこし落ち込んでしまってました。

ところが3週間後、元隣人(*オレは今年3月に引っ越しをしてます)から「3習慣くらい前に届いた差出人のないパッケージを預かっている。中身触るとDVDっぽい」と連絡が。一体だれが?!と思いきや、まさか、まさかの。


【どこをきりとっても、イメージキャラ通り】

このオレのメール送信からCD送付までの時間的スパンを考えると、オレのメールをスルーしたのではなくて、CDのことを思い出してくれ、過去メールから住所をわざわざひっぱり出してくれ、わざわざ、郵便局に行ってくれた。ということになるんです。本当なら感動と心臓バクバクになって当然なんですが…もうですね、今までの経緯と、パッケージがすでに、爆笑せずにはいられないんです。なぜかといば、このCDを送付してくれた”素”のはずのバスデンさんがあまりにもオレらファンの知る”キャラクター”まんまだから。どこまで完璧主義なんでしょうか(多分)。
ではレッツ・検証しましょう。

①CDを守るプチプチ封筒に入れてくれている→封をしてから、宛先を書いてもらっている→書きづらい→封筒にボコボコ穴が空いている。


② 中身のCDケースが割れまくっている




プチプチ封筒に入れてもらってるわりに、鬼の勢いで割れまくっているにもほどがある状態です。郵便局側に問題がある可能性を考えたのですが、今までネット購入したCD/DVDが同じプチプチ封筒な状況でこんな状態になって届いた試しがありません。ここから
A: 封筒に入れる前からこの状態だった
B: このプチプチ封筒、じつは今年はじめにオレが催促メールをだしたときに、発送完了になっていたんだけど、郵便局に辿り着けることなく、バスデンさんのカバンの奥底かなんかに半永久的に押し粒されていた。
という2つの可能性がでてくるわけです。どっちにしても、あまりにもあり得すぎる展開です。

③遅れていることに非常に罪悪感を抱いてくれている


備考ですが
②のBパターンだった場合でも、上記のようなやりとりから考慮して、多分バスデンさんは、オレにCDを送ると約束して軽く4−5年経ってることをわかっているんじゃないかと思うんです。そうだとしたらコレを2015年の1月に書いてくれたものだとしても、充分ありえる文面だと思うんです。

④ 定規使ったのか素手なのかわかんないノートの切れ端感に注目


* ③の全体像写真と合わせてお楽しみください。

⑤ 横書き用ラインを丸無視しての縦ライン&横書き。


⑥ もちろん、CDのどこにも”サイン”とかない。あの、ファンが「サインください♡」って「○○ちゃんへ サイン」っていう”サイン”がない。
サインがどこにもない

【まとめ】
これで、このしつこいファンは二度と質問メールしてこないだろうと思ってたら、大間違いです、バスデンさん。オレ、1年に1回か2回はメールすると思います。なぜなら、CDが目的じゃないからです。どうやったらオレからのメールを止めることができるかといえば、大きな何かがあったときのtombasden.comの情報更新です。よろしくお願いします。

2015年10月29日木曜日

2015年10月にUKで観れたコメディの感想です。> The Kennedys, Together, Asian Provocateur

Go Johnnyの月間シリーズ、UKで観れるTV(を中心)コメディのなかから、好きなものをご紹介しています。毎年秋は翌年春の賞レースに参戦するために、各局が本気で戦い出すので、毎日毎日ぜいぜいしながら、追いかけてます。なので、相当グイグイ面白くないと(またはえこひいきしてる芸人さん/作家さんの番組じゃないと)積ん観になってしまいます。そして先月末より始まり、面白いよ、と紹介したもののうちいくつかがそんな目にあっていることもお伝えしておきます。そして以下に紹介するものも、数日後には、怒濤の爆弾番組(例:JOSH, THE DETECTORIST S2, PEEP SHOW S9)を前にどこまで頑張れるのか!! (いえ、面白いです。みんな面白いです。ここで紹介するものはみんな面白いです)


The Kennedys



IT Crowd(こちらIT課)のキャサリン・パーキンソンと、(リーヴス&モーティマー番組経由)超カルト人気キャラ、アンジェロの中の人、ダン・スキナーの夫婦とその娘エマちゃんを中心に、ジェスロップ・スクエアに住む人々を描くシットコム。時代設定は70年代。
Emma Kennedyさんの自伝をもとに、王道BBC1が送る、ひさびさの王道だけどめちゃくちゃツボなコメディが登場した、という気分です。かなり大声出して涙流してわらってます。
というか先月から、Top Coppers, Cradle To Grave と次々70年代がテーマのコメディが次々ヒットを出しており、思わずBBCは70年代旋風でも巻き起こす戦略でもあるのだろうか?と勘ぐってしまうくらい…(汗) しかもこの3作品、どれもクオリティが高いのもまたすごい…

Together


もはや(このブログを読んで下さる方にとって)枕詞は要らないジョニー・スイート君 (念のため過去記事は→Go Johnny Part 1Go Johnny Part II )が、2009年より書いてはこね、書いてはこねくりまわしてできたシットコムです。ラジオシリーズで「Hard to Tell」というシットコムをジョニー君が書いているんですが、そのテレビ版、というのが一般的な紹介の仕方のようです。しかし、Hard To Tellを聴いてるし、中身も憶えている(→理由があります。バスデン&キーがカメオ(声の)出演という理由があるのです。)ワテクシ的には、エピソードが進めば進むほど、違う!ラジオ版と違う!と思わずにはいられません。そして最近富に目立って来ている(The Thick of Itでジュリアス・ニコルソンだった)Alex McQueenせんせいの何をやってもAlex McQueenせんせいクオリティっていう、それはもうマーク・ヒープレベルの強烈さがピカル一方。全部おいしいところをさらってしまって、ジョニー君扮する主人公のトムが…(強制終了)

そしてジョニー・スイート君作品をずっと追っているコア・ファン的には、このシットコムに登場人物ほぼ全員ジョニー・スイート君のキャラクターショーケースみたいになっています。なんですが、ジョニー君以外の人がどこまで、消化してくれてるかが、カギな気がします。つうのも、役者さんだけじゃなくて、新鋭芸人さんが多数登場してるんですよね。コレを端緒に感じたのが、第2話。リアム君(→リアム・ウイリアムズ君です)がやっていたキャラが、あまりにもジョニー・スイート君の定番キャラの1人だったためと、リアム君自身が今までの彼の作品のなかで、この手のキャラを一回も作ったことがないもんだから、どうにも違和感が…(汗)→ コレは批判ではないです!! 批判ではありません!!!
つまり、ジョニー・スイート君の過去作品(ライブも含め)を根こそぎチェックし、リアム君の過去作品を洗いざらい、手にはいらんもんまで、無理矢理チェックしているから、こういう違和感が発生するわけで、この番組を観る99%の人にはそんなことは起こらないのです。つまり、とても面白い作品なんだ、といいたいわけです。

Romesh Ranganathan's Asian Provocateur


この番組は「お母さん」が「(お腹周りがぶよってる)ロメッシュさん」に「足を踏み入れたことのない未開の故郷」への訪問を「命じ」、ロメッシュさんが何人もの叔父さんや親戚、甥っ子などに案内してもらいながら、初めての故郷体験をする、というものです。

おーまいがー…

今まで何度か話してきましたが、こういうタイプの、リアリティショー&情報バラエティ、において、ワタクシ「世界の果てまでイッテQ」を超えるものはないんではないかと思っておったわけです。なぜなら「世界の果てまでイッテQ」の、”視聴者が知らない”ものを、面白い、笑えるものとして紹介するときの技術とスキルが高過ぎるからです。あの番組は決して【知らないもの】を「ヘン→笑える」という図式で描かない。ヘンと描くことはとても危険なんです。差別の境界線をいとも簡単に超えてしまえる。それをわかっていてかどうかはわかりませんが、あの番組は、紹介するものをその国の立ち位置、視線を踏まえて描く。笑いどころはあくまでも芸人さんたちの言動から。芸人さんたちというフィルターがあることで、視点が①「視聴者」②「番組が紹介する情報」③「芸人さんたちの言動」の3つになるんですね。視聴者は②と③の両方から距離を置くことができ、それができるから自身の観点も持ちやすい。もちろん②または③のどちらかと同視点になることもできる。そうすることで、差別的笑いを見事に回避しているのです。

前置きが長くなりましたが、このロメッシュさんの本番組もまーさーに前述の視点で描かれているのです。ロメッシュさんは、いわゆるSecond Generation(この話をすると長くなので黙ります)。スリランカの血100%だけど、スリランカに足を踏み入れたことがない。ブリブリのブリティッシュなのです。でもお父さんもお母さんもスリランカ人で生まれ育ち、スリランカに山のように家族親戚がいる。ロメッシュさんが②にも③にもなれるのです。①の視聴者はロメッシュさんと心身ともにし、ロメッシュさんが体験して得た喜怒哀楽を何の危険(ここでは差別的/適切でない笑い)もなく共有できるのです。
毎週涙を流して大爆笑なのです。
これは、はっきりいって、シリーズをさらに続投し、ランガネイサン一家の親戚全員1人一人登場していただき、ロメッシュさんにあちこち案内していただきたく思います。もうすぐ終っちゃいそうなのが、非常にツライ! 今最高に笑える1本です。

2015年10月19日月曜日

再びのLive at the Union Chapel 3年ぶりにバスデンさんをナマで拝んだ他、人気の芸人さんたちアッセンブルな一夜レポート

【これまでのお話】

バスデンさん(Tom Basdenさんです)。ファンとして断続祭りを続けてはや7年。初めて叫んだころには20代だったバスデンさんもはや…さ、さんじゅうろく…?(卒倒)

そして、さらに驚いたことに、コレだけ断続祭りを開催し続けているにも関わらず、(Go Johnny パート1よりGo Johnny パート2より) わざわざロンドンくんだりまで(飛行機往復+宿泊代)バスデンさんの焼き直しネタ披露のために行ってられねーと全然見ないでいるうちに(*)、気がついたら3年…(卒倒) 

そんなわけ?で、いつもよりはちょっと「いいの見つけたら、観に行ったほうがいいんじゃねー?」レベルが高くなっていました夏休み(→クロコダイル全部予約しておいて全部キャンセルになったのが一番の原因かも)。エディンバラフリンジ最終日、The Invisible Dotの人が配ってた秋以降のパンフをつい勢いでもらってしまったところ、こんなの見つけまして。

お昼に大好きなSam Craneさんの出てる(でもやっぱりMark Ryance がすげーよかった)Farinelli and the Kingのマチネを見る計画を立て、わざわざロンドンくんだりまで行ってしまったです…。

【Live at the Union Chapelとは!】
じつはその3年くらい前に、バスデンさんを観に行ったときのレポートがあります。
やっぱり3年以上前だった(汗)
そんなわけで、mixed bill なんですね。
今回のLive At the Union Chapelのラインアップは以下のとおり
Pappy's が MC
Cardinal Burns
Doc Brown
Sara Pascoe
Freeze! →しつこいようですが、Tim Keyとバスデンさんが一緒にやってるユニットです。前は一緒が多かったけど、ここ数年はずっと年に3回あればいいほうのスペシャルイベントになってます。参考Vをはりつけます。
Tim Key and Tom Basden - Freeze! from Tom George on Vimeo.

です。

Pappy'sとSara Pascoeさんは昨年12月に観ちゃったし、とくにPappy's とクロスビーさんはエディンバラフリンジでも頻繁に遭遇しちゃったし… なんですが、何回ナマで観ても笑える&ナマでしか見れないネタを確立しちゃってる人たちなので、見れてよかったーと思ってます。

Cardinal Burnsは、じつは! Channel 4のCardinal Burnsがパン・ヨーロピアンな笑いだったもので、その存在価値は理解しつつも(→イギリスにもこういう笑いは必要という意味で)自分の趣味ではないから、1話しかみたことない、っつー、見ることにモチベーションの低い2人組だったんです。が、ナマでみたネタ自体は結構オルタナコメディで、芝居の世界とか、俳優とか、某ジャンル映画のスタイルとかに対する皮肉を笑いにかえる、っていうことをやってました。おかげでかなり笑いました。意外と年季の入った2人組だったんですね。

Doc Brownも、じつは、普通のスタンダップをはじめてみました。Zadie Smith(小説家の)の弟?お兄さん?なんですよね、この人。エディンバラにもきたことがあったけど、どっちかというと役者としてコメディに出ることのほうが多い印象が…。そうそう、Doc Brownはバスデンさんとコミックリリーフで共演していたわ
あーでも、あらためてDoc Brownの経歴を見て、なぜ今イチピンとこなかったのか納得。場数踏んでないんだ、この人。言葉選びも、違う。

Freeze! は、じつは、むかしむかし、2人がちゃんとエディンバラにきていた(まだ賞とか取っちゃう前)に一回観ただけなんです。その後、バスデンさんのソロショーとかバスデンさんの書いたお芝居とか見るようになって、世間のTim Key愛がどんどん広く深まって行くなか、1人でバスデンさんへ突進していった、という経緯があります。もちろんTim Keyも好きなんですが、2人並んじゃうと完全にバスデンさんなのです。
そんなディフォルト設定を抱えた上に、3年ナマで拝んでないもんだから、(基本バスデンさんはオレ的に超アイドルでもあるので)ナマ拝んじゃったとたんに舞い上がっちゃって…(→アホです。はい、アホなんです)本来Freeze!が織りなす醍醐味が楽しめなかった不覚の観賞となりました… 

その醍醐味ってなによ、って話ですが、Freeze!ってTim KeyとBasdenさんと2人合わせて3つの笑いを同時進行させることにあるんです。観客は①Tim Key単体のパフォーマンスと②Basdenさん単体のパフォーマンス(この2つは共存してはいるが融合してはいない)③ ①と②が一つの空間で同時進行していることから生まれる笑い
の3つです。
でも昨夜のオレは①があんまり上手に耳に入ってこなくて、②ばっかり。結果①と③を落としたことになります。各ネタが今まで彼らがネット経由でとっちらかしてきたネタが多かったのが不幸中の幸いかしら。しかもバスデンさんのネタ・ハンターのオレは、ほぼ全部サイバー上の保管場所も言い当てられる。たとえば、このRaybotシリーズからのゴードン・ラムジーとか。

それにしても、こんなにステージ上のバスデンさんが、Five Dialsのインタビューで見せていたキャラに進化しちゃってるとは思いませんでした、っていうくらい、昔よりも加速して社会的順応性が限りなく底辺に近くなっていました。もうアラフォーだし、結婚もしちゃったし、もともと天才だし、頑張らなくてもよって来て欲しい人たちがよってくるし…でカミングアウトしちゃったんでしょうか。神経質な病んでるアーティストキャラ マジでペットボトルをならすお客さんへのツッコミは、どこまで本気かネタかわかんねー(汗)そういうキャラの変化としては、新ネタと呼ぶべきだったかもしれません。

もう一つ、とにかくバスデンさんと絡むときのTim Kyがいつにも増して一触即発な勢いだったんですが、そういうバスデンさんになっていたからこそ、TIm は一層エスカレートしてバスデンさんをどつかなければいけなくなってたかもしれない、と思いました。そして、Five Dialsでのバスデンさんの独走は、Tim Keyという自分をとめてくれる相手がいなかっただから、と。聞き手の人じゃとてもじゃないけど、Tim Keyのように止められない。だからああいう結果になったのか、と。。。いや、妙に納得がいきました。


*お芝居The Holesは観てるんですが、何しろご本人は書いてるだけで、中国とか行っちゃってるんで(→せめて初日くらい来てよ、バスデンさん… 汗)


2015年10月10日土曜日

今のUKレジェンド芸人さんたちが(今やなくなった)ケーブルTV局の番組にでていたころのYOU TUBEクリップをみつけて叫んだところ…

とくに英国は日本と違い、制作チームと芸人さんの役割のオーバーラップ率が高い傾向があるため、カメラの前も後ろも同じくらい興味を持つタイプです。(*日本の制作チームの人々には別の意味で興味がわくわけですが)
そんなわけで、昨夜「そういえば世間はWorld Poetry Dayで賑わってたな」というふとしたきっかけから、Kevin EldonのPaul Hamiltonの広島原爆ポエムを世間にツイートしたいとYOU TUBEをあさるなか、自分がみたことがなかった、ケーブルTVでの、まだBig Train前のKevinの超貴重クリップを発見し、「なんで誰もこんなすごい番組のこと教えてくれなかったんだよ!」と騒いでおったわけです。


そしたら、The Inbetweeners等でおなじみの作家イアン・モリス先生に「その番組で制作コーディネーターとして働いてたよ。」と。当時のコメディシーンの様子を細かく教えてくれましてん。
(だって会計士の妹さんがサクラでCluub Z のパイロット収録時の観客に入ってたとか!!)
上手に全部でてこないので、下記のツイートのリンクをぜひクリックしてください。
https://twitter.com/whiteanklesocks/status/652617473565556736

超コーフンしてあんまりねれなかった翌朝、このやりとりを発見なさったスペンサー・ミルマンPが「オレ、Cluub ZでRunner(日本だと一番下のADさん?)やってた!」と。

すごく、懐かしいよい思い出のようで色々みなさん教えてくださってありがとうございます!
(→とお礼を言いました)


2015年10月3日土曜日

2015年9月に観たUKで視聴可能のTVコメディの感想です

秋も深まる2015年、すっかりレギュラー企画になってしまいました。結構頑張ってみてます。相変わらず気に入ったものだけご紹介します。

TOP COPPERS 

奥さん、これは大当たりです。カラフルで、不思議ちゃん系テイストの笑いで、絵作りが新鮮。王道ではない、コレからの注目株を押し出そうという本来の目的から作られた本来のBBC 3がようやく久しぶりに本来の目標通りの目標を達成した、そんな感じの大傑作です。
70sの欧米のコップドラマや映画(とくにある特定の作品ではなく)がベースなんですが、ある特定の作品ではないため(じつはフタをあけると具体的にどの作品にインスパイアをより強くされたのかはわかるようにはなっているますが)、パロディとかオマージュとかではないんですね。ココがおミソです。
最初はとっつきやすく…という妥協をほぼすることがなく、オマージュやパロディで客を引っ張る小細工はなし。ジョークもベタだし、コレといって笑い的に刺さるところはないんです。本能が「コレはイケル」と感じる潜在的な何かがあり、自分の本能と期待のままに、続きを観ます。すると…3話目くらいから、ジワジワきいてくるんです。各キャラ設定が肌で理解できるようになってくる。5話目には大爆笑の連続。ずーっと笑ってしまう。6話目には「コレで終わりなのかよ?!さっさとS2作れよ!」とちゃぶ台をひっくり返す勢いです。S3まで作った上に映画版も作って欲しいくらいです。

正直Top Coppersをなぜ観たいと思ったかといえば、John Kearnsのせいです。でも実際に観たら、登場人物全員の中の人々、みんなジョンみたいに自作自演をやってらっしゃるかなりの個性派ばっかりでした。マホガニー役の人がオーストラリア人とか、あと米加発のベテランが毎回ゲストに登場し、彼らがみな自国のアクセントで喋るもんだから、Top Coppersの舞台設定が上手に特定できないというのも、めっちゃくちゃよかったです。
最後にこのクリエイターx2さんと作家さんたち、ブラボーです。そして意外ながら知ると超納得!の、本シリーズのインスピレーションとなったグレアム・リネハン作品に多大なる敬意を表したいと思います。

Cradle to Grave


こちらも超BBC2クオリティですわ。大御所ダニー・ベイカーさんの私小説?自伝?がベースとなっているコメディ(?)ドラマで、監督さんが泣く子も黙るサンディ・ジョンソンせんせい。Comic Strip Presentsとかでもメガホンとってる、間違いねーだろ、この監督さんならば!みたいな監督さん。
ストーリーを語らせたら一級品の大御所さんの本が面白くないわけはなく、その本をもとにアート志向だけどキッチリエンタテイメント、という映像の大ベテランさんが監督するんだから、失敗しずらい、といっても過言ではないんではないでしょうか。というような、素晴らしく面白かわいい作品です。
特記すべきは、北イングランドのヒーロー芸人ピーター・ケイ氏がロンドン下町のおやっさんにハマリまくっちゃってるところ。この人すごい人だったんですね。

Horrible Histories チームによる映画Billが最高だったよ



観たよーーーー!
でも別に記事立てたほうが、アクセス数あがりそうなので、別記事を立てようと思います。とりあえず、最高だったということはいいたいです。

You, Me and Apocalypse


この時点で、ああ、9月って、欧米では無視できない量になっているマシュー・ベイントンのファンガールが、窒息しそうになってるんだろうな、と気がつきました…。9月のベイントン露出量がハンパないですな。この上にYonderlandのシリーズ2も放送されてたわけですから。

そんなベイントンさん話はさておき、このコメディ・ドラマ?コメディ要素のあるドラマ? 大変エンタテイニングに作られておりまして、高評価したいです。
【お話は】スラウに住む、ベイントンさん扮するエイリエルは超地味で真面目一辺倒な医師だったのですが、ハネムーン帰国した空港で奥さんが失踪した傷が癒えずにはや7年。人生の再出発に踏み出せず明らかにしっかりしてない男友達デイヴとフラットシェア。母親にちょこちょこオフィスにおしかけられ、あれこれ世話を焼かれています。お誕生日だったその日も母親がシャンパンもって、オフィスに押し掛けてきて、「もういい加減に次のお嫁さんを…」。またかよ、のため息をついていたところ、突然警察が入って来て、エイリエルを逮捕、署に連行されてしまい…
ところかわって、アメリカ。コンピューターいじりが得意すぎてハッキングした息子の罪をかぶり逮捕され刑務所に入ったロンダ。実際に何も盗んでいないので、無罪放免になると願っています。塀のなかは、平和な生活を送らせてくれない状況。ヒスパニックとナチ派とパックリわかれ、各グループからロンダにオマエはどっちだ?!と責めよられます。切羽詰まったそのときに、弁護士との面会のお知らせが。これで釈放される!と信じたロンダは、両方のグループに中指を見せて、その場をさりますが、弁護士から「5−10年刑務所にいることになりそう」と知らされ…
ところかわってバチカン。ジュード神父は真摯な信者だからこそ現在のローマ・カトリック教制度に対して反逆の心を持つ人。修道女との面談でもブイブイ言わせて、彼女に愛想をつかされ、採用に失敗してしまい…

それぞれがそんな仏滅日を迎えていたなか、突然号外放送が。米大統領が、「隕石が地球に落ちて来る。あと30日(34日?35日?忘れた 汗)で地球の最後がやってきます。どうにも止められません。みんなの命は終わりです」とアナウンス。世界中が大パニックになり、それぞれの登場人物の状況も白紙に。さてさて、彼らの運命は?

群像劇ぽいスタート構成なのですが、それは最初のティーザー要素にすぎず。この登場事物たちは同じ場面で交流し合う展開が伺えます。

【英国的観点からみた備考メモ】
制作米NBCなので、ベイントンさん担当のイギリスのキャラ設定が面白かったです。
具体的にいうと
1)住んでる場所がSlough。
ギークでないアメリカ人が過去20年でイギリスコメディを一番イメージしやすいキーワードは、The Office UK。この舞台がSloughなんですよね。この舞台設定では、ロンドンに近い郊外なのに、地味/つまらねー/退屈のイメージが、ここで非常に必要とされており、そこでわかりやすいスラウを持って来ているところが興味深かった。
2)ベイントンさんのキャラが非常にイギリス人。
1)とかぶりますが、このイギリス人のキャラは非常に浸透しているのではないかと思いました。

以上です。