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2018年2月23日金曜日

【ものすごい、ネタバレるよ】大好きなGreta Gerwigの映画Lady Birdレディ・バード観ました。


お久しぶりです。
今日はアカデミー賞5部門ノミネート、ゴールデングローブ賞2部門受賞と超話題の映画Lady Birdを観たので、感想を書こうと思って久々にここにやってまいりました。
日本では6月公開らしい? 予告編もはっつけます。
http://ladybird-movie.jp/



グレタ・ガーヴィグの作品です。随分前、 ノア・バームバック監督、グレタ・ガーウィッグと共同脚本(でも実際にはグレタ・ガーウィグが書いててバームバックが名前貸しだとかなんとか??)の「Frances Ha」で感動の涙を流し「そろそろウディ・アレンに頼る生活をやめようよ」キャンペーンを展開したことがあります。(注:一人で)

 このLady Birdはその「Frances Ha」くらいもしくはそれ以上に笑って号泣しました。
そしてこの映画を持ってして、「オレは!強く生きる!絶対にウディ・アレンの誘惑には負けない!」と、ここ数年例の理由からウディ・アレンをボイコットし続けてきたこと、そしてこれからもグレタ・ガーウィグがいる限り、オレはウディ・アレンをボイコットできる!の決意を固めました*。
(*「ジェシー・アイゼンバーグ」という武器を使われない限り、オレの心は折れないのです。)

というくらい最高だったです。

というわけで以下に超ネタバレで感想を書いちゃいますので、ネタバレ嫌な方は絶対に観ないでください。

(警告したよ、オレは)

【あらすじは…】

”2002年、カリフォルニア州サクラメント。 閉塞感溢れる片田舎のカトリック系高校から、 大都会ニューヨークへの大学進学を夢見るクリスティン(自称“レディ・バード)。 高校生活最後の1年、友達や彼氏や家族について、そして自分の将来について、 悩める17歳の少女の揺れ動く心情を瑞々しくユーモアたっぷりに描いた超話題作”(以上http://ladybird-movie.jp/より)

【感想(ネタバレ)】

極めて一般庶民のクリスティンを通した進学や恋や友人や家族関係のあれこれは誰もが「あるある」だと思うんです。サクラメントを出て東海岸のカレッジに行きたい。お父さん職を失って、お母さんが頑張って働いているだけの中、授業料が高く物価の高い東海岸なんて無理。それでも諦めずに東海岸のカレッジを応募する、とか。この学校にいるお金持ちで可愛い同級生の子との格差を認識しながらも、彼女の仲間にいる男の子を好きになっちゃって、頑張ってその子に見合うように取り繕う、とか。
そろそろお年頃だから惚れやすくって、すぐアラ<3 <3みたいな気持ちになったり、いい感じになっても所詮ティーンだもんだから妄想と現実は全然!違うとか。
そんなあれこれに対する感情を素晴らしいダイアローグで表現してくれるんです。歯に絹着せないストレートな表現や態度がいちいちツボにはまって爆笑の連続。ただしこれ後半からはスイッチちょっと変わって号泣スイッチボタンになります。

 かなり印象的な例を一つ話すと、クリスティンがバンドやってる男の子にときめいちゃって、まあちょっとためらいながらも覚悟を決めてお初セックスに挑むんですよ。このキュートな男の子と一緒に童貞を捨てる「記念」みたいなイベントですわな。ところがまあよくある話ですが、スムーズにいかないってか(笑 結果クリスティンは上に乗っかって、文字通り数秒で相手の男の子は終わっちゃって、「へえ?!お、おわり?!」騎乗位でロストバージンなんて「どこにそんな経験する女の子いんのよ!」と怒り爆発。おまけにこの男の子すでにこれを数人別の女の子とやってたと言われ(爆)「一緒に童貞なくす記念にと思って決心したのに、あんたバージンって言ったじゃないのよ!」とさらにブチギレ。

大人になると、何が気に入らなかったとか不満だったとか、嫌な思いしたとか、ピンポイントで分析できるんだけど、当時は不満や嫌悪感だけでよく噛み砕けてなかったかと思うんです。それをスパッとクリスティンが言ってくれるので、そうそうそう!っていうメカニズムだと思います。

あと、映画観てて、シアーシャ・ローナンを通してグレタ・ガーウィグが透けて見え来ちゃったのが、ウディアレン映画で主人公を演じる役者さんがウディアレン入ってるみたいな演技をするのと被りました。いやネガティブコメントではなく、すごく感動したんです。ほんとに、良かったです。

というわけでみなさま、ぜひ観てください。以上です。

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