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2015年12月11日金曜日

大人のためのステキ★クリスマス映画!セス・ローゲン&アンソニー・マッキー・JGレヴィット他「The Night Before」観ました

劇場公開とか生温いこといってると1年遅れで見ることになっちゃうので、DVDにさっさとなって観て欲しいです。あとコレ、ソニーさん配給だからだから、日本語字幕も入ってるんじゃないかと思うんです。

50/50 フィフティ・フィフティ [DVD] を観た方には、待望のローゲン&レヴィット&レヴィン監督再結成映画として魅力溢れるのではないでしょうか? 




大人のためのステキでキュートなクリスマス映画です。もうしわけないが、色々な意味で子どもにはわからない(笑 あとキッチリ拾うには、そこそこセス・ローゲンの過去作品と設定キャラが感覚的にわかってないと、もったいないことになりそうです。

【お話は…】

2001年のクリスマスに両親を交通事故で亡くしたイーサン。独りぼっちのクリスマスにならずにすんだのは、2人の親友イサックとクリスのおかげでした。クリスマスは友だちと過ごすためのものとして、3人は毎年、若い男の子ならではのおバカなクリスマスを楽しんできました。やがてときはすぎ2015年。イサックは立派な弁護士になり、結婚し、奥さんのお腹には赤ちゃんが。クリスは遅咲きながらもアメフトの選手として活躍し大人気に。そろそろクリスマスを”家族”のクリスマスに戻そうよ、ということで今年のクリスマスで3人のおばかクリスマスに終止符を打つことに。その最後のクリスマスを迎える直前、あるプライベートのパーティ会場でバイトしていたイーサンは、伝説のパーティのエントリーチケット3枚を入手するのです(正確にいうとゲストがジャケットの懐に入れていたチケット3枚をくすねる)生涯最高のクリスマスになっちゃうぜーーー!と意気揚々とする三人ですが…。

[大人がかわいいと思い胸痛になってしまう映画】
あらすじ紹介を読んでいただければ、なんとなく察していただけるかと思いますが、はい、そうです。御期待通りのテイストです。そしてコレ、50/50 フィフティ・フィフティ [DVD]それから「ウォーム・ボディーズ [DVD] 」と確実にレヴィン監督の売りになってる気がします。この胸痛な展開と演出、上手だなーと思います。そしてジョゼフ・ゴードン・レヴィットさんは、”地味で平凡”とか”何の突出した取り柄もない”青年が、ささやかだけどとてもとても大切な幸せを逃したり、得たりするときの喜怒哀楽を演じるのが本当に上手ですよね。ハリウッドとかブイブイ言わしてるんですよね? なのに、うそくさくないもんなー(笑 

お察しのとおり、オレはアンソニー・マッキーさん作品をあまりよく吟味して観ていないので、この役者さんにあるイメージが今イチ掴めておりません。が、概ね目立った登場人物はそれぞれ自体がキャリアを通してついているイメージを反映してプロットが展開していき、観やすかったです。

*「Don Jon」観て以来、レヴィットさんへの期待値は高いんです



【ココからネタバレと思う方もいるかもしれないので要注意】

(その1)ものすっっごい豪華なキャスト陣
米コメディ的に豪華だったと思います。とくに今イキのいい女子陣、ジリアン・ベル(Workaholics 他)とイラーナ・グレイザー(Broad City)が重要な役で出ちゃってることにウキウキしました。ナレーターがトレイシー・モーガン(30 Rock他)だし、いや、ていうか、リムジンの運転手がカナダ、バンクーバーのスター・コメディアン、ネイサン・フィールダーだし! ネイサンの元彼女の友人役でミンディ・プロジェクトのミンディが出てるとか。そしてそして“ジェームズ”。「最後の男友だちだけのクリスマス、楽しんでね!」とイサックの奥さん(ジリアン・ベルが)が準備したドラッグお試しセットみたいな小箱のおかげでチャンポンしまくったイサックは、失態を繰り返したなりゆきで、サラ(ミンディ)の携帯を間違えて所持していることを知らず、彼女へ送られて来る”ジェームズ”からのち○こつきのセクシー・テキストに思わず返事を打ってしまう。

この”ジェームズ”ってのはもちろん、みなさんの期待する”ジェームズ”(フランコ)なわけですよ。伝説のパーティ会場でイサックはこの”ジェームズ”と初対面するのですが、彼はサラよりもイサックにビビビを感じてしまい、ものすごいベタベタしてくるんですね。このベタベタ感が完全に狙ってるんです。オマエら、コレがみたいんだろ?って。完全にアパトー・ファミリー・ファンを喜ばせようとしている。でも媚を売るというよりは、ファンが予想する以上にやることで、きちんと笑かしてくれるんです。

(ちなみに、このテキストメールのシーンとパーティ会場のシーンが一番笑えたかもしれない…っていうくらい笑いました。)

(その2)
 セス・ローゲンのドラッグ・ヘロヘロっぷりは、日本の劇場公開に大きな足かせとなるであろうくらい、かなりいっちゃってます。とはいえ、スモーキング・ハイ [Blu-ray] 二は勝てませんが…。

(その3)
伝説のパーティ会場にマイリー・サイラスがでてきます。日本では彼女のニュースはどんな感じで伝わっているのでしょうか? Wrecking Ballの前後あたりからの彼女のベクトルを間違えつつの突っ走り感を、上手に利用した居心地のよいシュールな笑いで、ポイント高かったです。水面下で「マイリー・サイラス」「ハナ・モンタナ」ギャグが進行していて、必ずイーサンはフルネームで「マイリー・サイラス」っていうんですよ。最後に「マイリー・サイラスって呼ばないで」「へ?じゃあ何て…?」「ハナ」ってやりとりが。

そしてこともあろうに(?)Wrecking Ballをイーサンの半生とオーバーラップさせて、デュエットを歌う(笑 。というのも、イーサンは両親を亡くして以来、今確実にある幸せを失うことに非常に臆病になっているんです。独りぼっちになった彼をずーーーっと本物の友情d支えてくれてきた友人イサックとクリスをどんな形でも失いたくない。時は流れ、状況は変わり、それぞれが新しい大切なものを見つけ、それを大事にしているのに、イーサンはそれができずにいる。じつは億病だったせいで、真剣に交際していた彼女の両親に合うことに抵抗を感じ、それがもとで破局していました。まーさーに石橋を叩きすぎて壊していた…
I came in like a wreeeeeeeckin baaaaaall!! 
and you wreeeeeeeck me.... ! 

です。

超重要な肝のところで、マイリーサイラスという非常に微妙で難しいネタを使ったところにスキルを感じました。



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