イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。
2019年1月21日月曜日
Netflix TV シリーズ Sex Education/セックス・エデュケーションが素晴らしすぎる件について
英国制作のドラマになります。別放送局で初回放送をネトフリオリジナルと使いまわしているのではなく、ガチでネトフリオリジナルです。
どこまで日本でフィーチャーされてくれてるのかわからないですが、下にクリップを貼り付けます。
完全にハマりました。これはあの、Skins Series 1-2以来の傑作です、と言っても過言ではない!S1−2です。それくらいすごいのです。好奇心とホルモンで爆発のティーンの目線とそのティーンを持つ親の目線が2重構造にもなって展開するという意味でも、このシリーズはSkins系統ですんばらしいのです。
16歳女子情報によると、エイサ・バタフィールドAsa Butterfield君がすごく人気なんですってね? ドラマにハマってからどんな役者君なのかとググったらBoys in the striped Pajyama の子。。。ものっっっっっっっすごい!おばあさんになった気分です。しかもこのシリーズで顔と名前が初めて認知したのですが(*)、実はもっとヒーローっぽい役をやってる???らしい???というわけで16歳女子のエイサバタフィールド君のファンでもなんでもないくせに「ヤング・ロキとかなれそうと思うんだけど」という思考回路が全く理解できず「エイサ・バタフィールド君ってさー、スパイディじゃないただのピーター・パーカーみたいだよねー」と言ってものすごい怒られました。
脱線はいい加減に終わりにして、このシリーズが、なぜこんなに素晴らしいことになっているかについて話したいと思います。
【お話は・・・】
きっと日本のネトフリに行くと説明とかあらすじとかしっかり書いてあって、あと日本語字幕のついているトレイラーとかもあると思うので、割愛。
【制作陣がすごい。。。】
制作陣が意外と!すごいんです。クリエイターでかつ自身でエピソード4本くらい?執筆してるローリー・ナンLaurie Nunnさんが、まだ超若くてほぼ無名(2017年に劇作家としてBruntwoodにノミネートされてる)。ずば抜けてすごい才能がさっさと見出されて世に出るっていつの世もあるんだなーと思う一方、脇固めと指揮とってる人たちが、傑作になって納得!の経歴をもつ人たちで構成されてるんですよ。
まずはシリーズの半分を担当してるベン・テイラー監督。Channel4の大ヒットシリーズCatastorophe、S1はGreg DavisとAndy Samburg出てたことでも超話題となった(現在はAndy Samburgじゃなくなったけど今もシリーズは続行中の)Cockoo、それからパン・ヨーロピアン・テイストのスケッチで評価高かったCarninal Burns、S2で打ち切りになっちゃってものすごい残念だったけどものすごい面白かった(ダレン・ボイドさんの)Spy。。。もう4本のDさんはBBC3でや短編映画をよくとっておられたけども、今回発揮できる機会をもらってよかったなーと思っているケイト・ヘロン監督。
制作会社がEleven Filmさんなんですが、自分の印象では傑作シリーズばっかり作る敏腕ドラマ制作会社です。GlueとかEnfield Hauntingとか。じ、実はバスデンさんも過去にこの制作会社経由でRick and Peterというタイトルのパイロットを一本執筆してるのです。このパイロット自体はChannel 4のサイトで昔観れたのですが。。。アレ?なくなってる?み、見つからない。。。興味のある方はさがしてみてください。昔のブログサイトで感想を書いていたかもしれない。。。**追記!すいません、パイロットどころかGap Year の制作Eleven Filmだった!!
作家陣が全員女性ってのがまずこのご時世とはいえ、ブラボーです。特にローラ・ハンターさんとローラ・ニールさんは、My Mad Fat Diaryや、というかSkins(!)を書いていた作家陣の1人であったのです。そりゃー、ツボにハマるわけだよなーと、しみじみ。痒いところへの手の届き加減が素晴らしいです。S1のラストの作り方もうまかった!爽やかに上がってるんだけど、クリフハンガー的役割の歯がゆさを残しております。
というわけで、S2絶対に作ってください。てかみなさんS1みてください。絶対見ましょう!
(*)それまではたまに名前を聞くとこっちのButterfield が頭に思い浮かぶのみでした。
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