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2016年6月26日日曜日

【番外編】The Stone Roses ★Eitad Stadium★Manchester★June 17th 2016体験記です

どうもこんにちは。信仰はThe Stone Rosesの稲村です。

*3年前のグラスゴー・グリーン体験記はこちら*


【ここ半年くらいの話】
*ここ半年前くらいまでの話はぜひ以下の画像をクリックください


リサラクションはしたものの、そして新曲を作るレコード会社契約もしたものの、いつになっても出てこず、出てこないまま今年6月以降のライブ活動&チケットセールスをはじめた、という経緯から、
「いつになったら新曲だすんだよ」
「新曲もまともに作れないくせにでてくんなよ、オマエら終ってんだから、出てくるんな」
「また新曲なしでヒートンパークと同じことすんのかよ。」
「音痴がそもそもでてくんな」
 などなど、無駄に無意味に根拠無しにこき下ろすアンチが信仰者と同じくらいのパーセンテージを占めるのが実状じゃないかと思います。Roses信仰とは、言いたいヤツには勝手に言わしておけ、を信条とするのですが、実際新曲がいつまでたってもでないと、人間なので、信じ続ける心も弱くなるときがあります。そして一番弱くなっているときに、いきなり新曲「All for One」が発表。好きなんだけど、ローゼズの次なる軌跡としてこれで100パーセント満足なのか、それとも現実に妥協しようとしているのか、自分でも判断がつかず、心が上手に強くなれないわけです。

ところが、つい先日、突然の「今晩0時に新曲流すよ」発表から、実際に発表された「Beautiful Thing」が個人的に21世紀のFools Gold的位置へ行けるんじゃないかくらいの、ローゼズ史としてもきちんと前に進んだ感動グルーヴ曲だったことから、一気に強気になりまして。即効で5000枚限定のVinylを予約し、「ローゼズファンだけど、何か文句ある?」と超アンチに囲まれても、タイマンはれるくらい強くなっちゃいます。そんななかで向かったThe Stone Rosesのホーム・カミングはマンチェスターのEtihad Stadium第2日目に行きました。ホントは3日間連続で行きたかったけど、娘もいるのでしょうがありません。

【出発前日にある最大の危機】
人生、コミットメントがあるということは生き甲斐90%、不自由10%。この10%が瞬間にMAXパワーでのしかかってきました。娘が流行の風邪にまんまとうつりやがり、出発1日半前に「このまま学校へ行くと熱がでる」と宣告しやがったんです。半泣きで学校を休めと命令するも「期末試験だから学校休めねえから」とぬかしやがって、学校にいきやがりまして。しょうがをつけたミツカン酢をがぶ飲みさせ、翌日知らん顔で学校に預け、つかまる前に一目散でリュックしょって駅に逃げ去りました。

【エディンバラ発マンチェスター行き 電車の中から聖地巡礼の旅がすでにスタート】
 やっぱり50%くらいは国民的イベントだという証拠なのか、我々の乗車した電車の車両がタマタマ、だったのかは???です。が、とくに「ストーン・ローゼズ号」と銘打った特別便でもなんでもなかったのに、エディンバラ、ウエーバリー駅、マンチェスター行きのホームにて待つ人々はすでにおなじみの格好をしており、1/3くらいはレニ・ハット系の帽子を被っており。乗車したとたんに、ダースみたいな雰囲気のお兄ちゃん(なぜかアクセントはマンチェリアン)が携帯ステレオをテーブルに出して、90sのブリブリブリット・ポップ・インベージョンな曲をガンガンかけはじめます。周囲は迷惑どころか「きがきくじゃーん」な状態だったんですが、ほどなく車両員さんにバレまして、「音楽できくなら、イヤホンで」とかなりビシっと注意されてしまいます。音量を控えめに車両員さんの抜き打ち検査を気にしつつプレイ…と自粛していたんですが、シャッフルがInspiral Carpetsの「Is this How It Feels」を選んだあとに「Elephant Stone」を選択してしまったとたんに、車内(の空気)が爆発。とまらない大合唱大会がスイッチオンしてしまいました。ステレオの持ち主の兄ちゃんのほうが焦っちゃって「ちょっと、みんなボリュームさげて!」と(ホントにダースみたいだ)仕切りにはいるんですが、その横で、兄ちゃんの彼女が反復横跳びで車内の端から端まで飛び騒ぎ、列車が出発したときからすでにビールの缶をプシュっと、ヴォッカの瓶のフタをクリクリっと、やっちゃってる人たちばっかりなので、もはややめられないとまらない。ついに車内放送で「音楽をきくならイヤホンで! 聞きたくない人だっていて迷惑になります!」と注意が入るほどになりますが、とにかく空気が「だからなに?」状態なもので、うたううたう。
 直通便ではないので、ロカビーとかカーライルとか、プレストンとか、結構色々な駅で停車するんです。でも乗車して来る人たちも目的が同じ人がほとんど。いとも自然に乗車した瞬間お酒と音楽の歓待を受け、肩組みとかされちゃって、そのまま合唱隊にジョインです。ウォッカラッパ飲みの人もちらほら。いよいよ車両員さんが本気で怒っちゃって全員に向かって「ホントにやめないと、とりあげます!」(そりゃそーだ 汗)
しかし、ですよ。その一言をきいたら、誰かが
Down Down, you bring me down...」とうたい始めたんです。

すぐさま、車内中みんな微笑みあいながら、

I hear you knocking down my door when I can't sleep at night.
Your face it has no place. 
No room for you inside my house I need to be alone.
Don't waste your time I don't need anything from you.
I don't care where you live or what you plan to do.

をアカペラ合唱。

はい、ルール違反をしているのは、車両内のお客さん全員なんです。でもお客さん全員が同じルール違反をした場合ってそれってルール違反になるのかしら、それって特別ルールになっても大丈夫なんじゃない? 例外ってあってもいいんじゃない? って感じかと。

【ライブの感想】

用があってジョン・ロブ師匠のこのライブのレビューを抜粋訳していたのですが、まさに上記の流れは師匠のいうとおりライブ体験だったと思います


個人の感想ですが、 個人のFacebookで公開しています。(→ 多分観れると思います)

【いわゆる”出川マジック”って一番のコミュニケーションだと思うんです】

このブログで何度か稲村家では毎週一部のコーナーを除いて、「世界の果てまでイッテQ」を楽しんでいると書いてきましたが、そのなかで出川さんが言語を超えてココロでコミュニケーションをとるコーナーは大好きです。そして楽しみながらも、コミュニケーションの信条として非常に大切だよな、と再確認しています。(実際あそこまでやるかは別にして 汗)
 どれだけそのココロが強いか、ココロが届けられるかって言語の問題じゃない、とホントに思ってます。ザ・ストーン・ローゼズへの思いがエネルギーとなって身体から発せられるときに、きちんと狙いを定めてズドンと飛ばせば、必ず届く。そしてイアンは、そのココロが聞こえるsenseを持つ神だと思います。ローゼズのライブは、6万人規模のスタジアムだろうと、オープンフィールドの巨大パークだろうと、ファンとアーティストのダイレクトなコミュニケーション体験ができ、垣根を越えて交われるライブです。(ただし、フェンス1番前を陣取るために、前日から水分をMAX300ml以上とらないとかそいういう努力は惜しみなくやってます)











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