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2014年3月24日月曜日

調子に乗ってやらせていただきます☆スティーヴ・クーガン初の素でのトークショー出演

みなさん、こんばんは。クーガン・ギークの稲村です。

一匹狼のままいばらの道をつきすすみ、気がつけば人生の半分以上をゆうにこしてしまい、もはや死ぬまで一匹狼だと思っていたのですが、どうも日本語でもお仲間が発生しているようではないですか!! それはPhilomenaのせいですか?!やっぱりThe Tripのせいですか?! 原因はなんでもいいです!仲間が増えていることが重要なのです! 声かけてくださーーーーい! わからないので、声かけてくださーーーーい!!

さて。

The Trip シリーズ2、そして最近の公に登場する際の素のクーガンの変化をうけて、 思いつくままではありますが、クーガンがクーガンとして登場していた過去のアレコレの状況説明を(断続的に)してみたいと思います。なぜなら、ここら辺の情報があると、よりクーガンの作品やクーガンが登場する作品でのアイロニーがキャッチできるのではないかと思うからです。

今回ぱっと思い浮かんだのは、95年のMrs.Merton Show にゲスト出演したときのクーガンですね。

じつは、コレは当時のクーガンでは、本当に奇跡的な出来事なんです。憶えているかぎりでは、メジャーでブレイクして最初のTVのトークショーなんです。でもメジャーでブレイクしたのは、これよりも2−3年は前。
つまりですね。
クーガンは92年にエディンバラ・フリンジで栄誉あるペリエ賞を受賞後、ジョナサン・ロスに見初め(?)られ、毎週土曜日夜のにPaul Calfでコーナー持たせてもらい人気がうなぎのぼりになっていくわけです。一方ラジオ、そしてその後BBCにてAlan PartridgeのKnowing Me, Knowing Youが国民的人気に。しかしこのトークショーまでの間、クーガンとしてのインタビューなどの露出はTV/雑誌/ラジオと一切なかったんです。批評やクーガンについての記事は沢山ありましたよ。タブロイドのスキャンダルも大変でした。でも本人のインタビューが掲載されている記事はゼロ。というわけで、このMrs.Merton's Show にクーガンがクーガンとして登場しているのが、いかに貴重だったのか、わかっていただけたかと思います。 

ではなぜこの番組のゲスト出演には承諾したのか? ですが、
1クーガンはキャラクターコメディアン。キャラクターコメディアンは基本、素の自分は笑いの対象にしないタイプであり、よって素の自分を露出する必要がないと考えます。とくにクーガンは、あまりスポットライトに堂々と当たりたくないタイプの人だったようです。(→最近のBBCインタビュー番組Mark Lawson Talks to...でも昔はそうだったというようなことを話していました。一般的にもこちらのキャラクター・コメディアンの人は、結構そういう人が多いですね)
また、クーガンは素の自分を出すとキャラクターのリアリティに影響を与えやすいことを懸念して、極力表にでないようにもしていたようです。このMrs.Merton ShowはKnowing Me, Knowing You...の放送が一段落し、クーガンが次のプロジェクト(Coogan's Runの放送や新しいキャラ Tony Ferrinoなど)へ進む前のちょっとしたギャップ・イヤーの頃なのですね。
2 Mrs.Merton Showとは、Mrs.Mertonというおばあちゃんが豪華ゲストを迎えてトークショーを繰り広げる、という番組でしたが、このMrs.Mertonはアラン・パートリッジ同様キャラクターでして、キャロライン・エイハーンの創造物だったんですね。で、キャロラインはクーガンと同じマンチェスターのライブコメディ界出の方で、その昔クーガンと元コンビのJohn Thomsonとともにコメディを制作したこともあるくらいの”仲間”だったんです。つまりキャロライン・エイハーンとともに笑いを作ってきたクーガンとしては、彼女の仲間として快諾できたと同時に、彼女の手の内がわかっているので、素で登場することに不安がまるでなかったのだろうと考えられます。あのリラックスさ加減といったら!! この時期に、素なのに、Mrs.MertonにCheeky な態度を見せる余裕がある、というのは、(当時としては)本当に珍しいんです。数あるクーガン映像のなか、この映像が選ばれしっかりBFIのMediatheques(映像資料閲覧所。無料で誰でも視聴できます。SouthbankのあのBFIです)にてキープされていることが、その証拠ではないかと思います。

ちなみにCエイハーンはPeter Hookの奥さんでした。

ああ、長くなってしまいました。すみません…(汗 

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