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2018年4月28日土曜日

2018年個人的親近感湧きまくり第一位映画決定。Love, Simon 観ました


予告編です



原作Simon vs Homosapien Agendaの映画化です。


数年前うちの娘に買え与えた本だったのですが、自分もどハマりした本のため、映画予告が解禁になった時から「絶対観る!」と鼻息荒くしていたわりに、なかなか行けず、4月6日英国公開だったにも関わらず月末ギリギリに駆け込みました。


あの、サイモンはゲイなんですが、カミングアウトすることができないでいます。家族も友達も彼がカミングアウトしたところでウエルカム、というような環境にいるんですが、カミングアウトできないでいます。今ある大好きで居心地のいい全てが楽しい状況がカミングアウトすることでなくなってしまったら、変わってしまったらどうしようという不安が、彼を正直でいることから遠ざけています。

そんな中、学校の生徒の誰かがブルーというアカウントネームでインスタだけでカミングアウト。学校中が誰だ誰だと騒然とする中、サイモンは同じ秘密を抱えるこのアカウントの主にメールをします。そしてメールのやり取りが続くにつれ誰ともわからない人物に特別な感情を抱き始めますが、ある時このメールを学校の図書室で行い、ログアウトするのをうっかり忘れてしまったところ、クラスメイトの一人に見つかってしまい。。。

というあらすじです。

原作を読んだ時(数年前)と現在で時間が経っちゃって当時のツボと今のツボが変わってしまったんじゃないかと思うので、下記どこまで信憑性があるのかわからないのですが

原作はもうちょっと笑いが強かった一方、映画はSimonを中心とした感情、特に、恵まれた家庭に生まれ育った、なんの屈折の必要もない、ふっつーのティーンが抱く不安や Vulnabilityに重きを置いた作りになっていたと思いました。

オレはストレートだけど、Simon観てて「これ、オレの話ですか?」って思いながら観てましたね。ここ7−8年くらい友人&恋愛関係が発展するのってメール、テキスト、チャットですよね*?オレここ9年新しいリアル友達は全員SNSです。友情や恋愛関係がどうこうなるのが全部オンライン上というのは、今まで山のように描写されているので、ちっとも珍しくないのですが、描写(多分演出と役者さんがうまいんだと思います)が非常に丁寧繊細なんです。「あ、コレ、オレじゃん!」と何度も思いました。特に序盤で、サイモンが思い切ってブルーにメールした後、返信を待つ期待と不安と緊張。返信が気になりすぎてWiFiでも3Gでも4Gでも1秒でも電波の届かないところにはとどまれない。電波中毒です。なので

おお。オレオレ。オレ。あ、それ、オレオレ。
(最後の20分くらいのぞいて。なぜなら素敵ハッピーエンドだから!)

そんなわけで本作、ゲイ映画って括られると抵抗があります。ゲイの子を取り扱っているからゲイ映画っていう観方をされると、本来のこの映画の描いていることを取りこぼしてしまうと思う。この映画で描いていることは誰もの心に潜む不安や恐れの感情なんです。サイモンはそれがたまたまゲイであることだった。本編中に「なぜゲイばっかりカミングアウトしなきゃいけないのか。ストレートであるこをカミングアウトするんでもいいんじゃないのか」みたいな下りがあるんですが、そことオレが言いたいことは繋がっていると思います。なのでぜひオレらの人生の通過点だった青春時代を描く映画として観て欲しい。かな、と思います。

日本でも早く公開して欲しいですねー

*tinder とかMatchdotcomとかOnline Dating siteってやったことないからプロセスがわからないんだけど、んじゃ会いましょか、に到るまでって電話とかスカイプとかなくて専用メッセージ機能でやり取りするって聞きました。で、あんまり何もやり取りしないで、すぐ、じゃ、会いましょか、ってなるんですって? よく喋らないで、どうやって会うか合わないかの判断基準を作るのかよくわからないんですが、よく知らないことに口を挟んでもしょうがないので、ここで黙ります。

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