スコットランドのジェダイになるための地獄の特訓のせいで、ほとんど観れていませんが、いくつかご紹介します。
Stewart Lee's Comedy Vehicle Series 4
http://www.bbc.co.uk/programmes/b0112b65
(Stewart Lee御大については さんざん書き散らしているので、今さら紹介せんでもよいかと思っています。ご興味ありましたら、ラベルをクリックしてください。)
今シリーズは、今まで水面下に潜んでいた「Stewart Leeの規則的かつ典型的パターン」をくっきり見せ、オルタナがメインストリームへととってかわる「転換」シリーズでした。もしくは、観客をそこまで育てたことが見えるシリーズでした。しかし、これはある意味、S.Leeの危機です。メインストリーム=手詰まりになるやも、だからです。そしてまさに、その対策案かのように、クリス・モリスせんせいとの対談インタビュー(インサート)にて、容赦のない激辛スパイスを投入し、オルタナであり続ける基盤を仕込んでいました。本来ならでは、なComedy Vehicleの醍醐味を生み出していたのはクリス・モリスせんせいじゃないかと思います。
もう一つは、Stewart Leeとは少なからずも“パーソナリティ”であることをかなりカミングアウトしている点ですかね。一見一種独特なスタンダップに見えながらも、じつはスタンダップというフォーマットを模したシアター・プレイだときちんと見せていたと思います。それは、Stewart Leeのスタイルが変化したのではなく、我々観る側がStewart Leeの見方を学んできた結果といわれればそうともいえます。すくなとも6−7年前には、ステージ上のハプニング的言動を、リアルにハプニングと信じていましたから。
こうした客の成長と変化に対して、ご本人は意外と流動的なんですよね。色々、タブロイドが喜びそうなことをウダウダ言ってるポッドキャストがここにあるので、(Brendon Burns師匠のポッドキャストですよ!)ぜひきいてください。
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