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2019年8月28日水曜日
Edinburgh Fringe 2019 駆け込みセーフ鑑賞第4弾 玄人choice Award 賞受賞のJoz Norris Is Dead. Long Live Mr Fruit Salad観ました
https://tickets.edfringe.com/whats-on/joz-norris-is-dead-long-live-mr-fruit-salad
そうそう、Comedian's Choice AwardだけじゃなくてJoke Award みたいんのも受賞してたんだった。
先述の通り、ジョズ君は本当にいい人なんですよ。本当に。いい人すぎてお客さんに気を使いすぎてぶっ飛べない。彼の世界はAbsurdでBonkersなタイプでそうあればそうあるほど活きるであろうのに、いい人すぎてぬるくなっちゃう。
という、オフステージのジョズノリスくんなんか一切!知らないにもかからわずオレの読みは、ほぼほぼ当たっていたというのが、今回の新作を観た感想です。ジョズ君が自分を大事にするためショーをすっぽかしてお風呂にじっくり入ることにしたため、代わりにミスター・フルーツサラダを呼んだよ! という設定で行われるキャラクターコメディ。(ジョズ君が実はフルーツサラダだよ・・・というのは一応(笑 最後に明かされます。)出だしから、客の反応なんてファッ●オフ・レベルで爆走しており、まさにフルーツサラダになってるから乗り越えた壁、おかげでジョズくんのコメディスタイル際立ってます。
ミスターフルーツサラダは、「初の1hのショーを考えてきてるんだけど、ちょっとみんなみてくんねーか? イメージとしてはジョン・カーリンズが カーネギーホールでやったら、みたいなイメージ。んじゃー始めるよー。まずはテーマソングから!」
ってテーマソングがなり始めるとボケ・タイムスタート。特に日本のコントに慣れてる日本人は、ハマりやすいかもしれません。このテーマソングに合わせてボケるのですが、途中で「いやいやいや!こんなのテーマソングじゃダメよねーもっとノリのいいやつ、ノリのいいやつかけてー!」「いやいやいや、こんなジャジーなセクシーなやつ、テーマソングじゃダメよねー。別の音楽にして別の!」っていうパターンでガンガンに引っ張り続ける(てかショーの大半がこれ 爆)散々音楽に合わせて踊ってボケて、その後悲しくなって、最後のシメ (→またフリンジで好まれる1Hショーのパロディといいますか)。最後はかなりおセンチにじんわり響く終わりなので、スポイルしないようにします。
で、ここからは・・・
(Joz Norrisくんの頑張りと成長と実力が霞んじゃうかもしれないから、これ言っちゃって大丈夫かすごく悩んだのですが、やっぱりいうことにします。なぜなら、これを言ったらモチベーションになって観に行ってくれて、Joz Norris君は今後も注目すべきクリエイターだと認識する人が増えるのではないかと思うから!)
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Richard Gadd さんファンの人たち、これね、観ないとダメなやつですよ。
いや、実は今回のショーでオレも確信をしたのですが、このショーのプロデュースとブレインが実はBen Targetさんなのですよ。。。ショータイトルの本人が最後まで出てこないという設定、また、プロップ含めた仕込みと演出をみたら、うわ、これ、Waiting For Gaddotって実はタージェットさんなしでは生まれてこなかったらものなんだ!と、その才能とプロデュース力にはっきり言って「愛」です。 Waiting for Gaddot以来タージェットさんのソロ1Hをみたいみたいと思いつつも、なかなか時間が見つけられずに今年も見れずに終わっちゃって、本当に残念。多分この人オルタナ・コメディ界のJames Skellyです。(→わかりづらいたとえですみません。でも一番オレ的にはしっくりくるたとえなの・・・)
運よくギリギリに滑り込んだ25日がタージェットさんが出演する楽日で、めちゃくちゃラッキーだったっす。フルーツサラダは確定でSOHO THEATREに行くので(ジョズ君言ってたから確実)その時にタージェットさんもいるに違いないので、ぜひみてください。
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